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無記名。
昨日、エイリアン:ロムルスを見てきた。年寄り(+会員)なので1200円で見られるのはありがたい。エイリアン、書き出すと止まらないので割愛。まあ、ちょっとやり過ぎではあるけど、面白かった。
そこでの事、上映前にいろいろCMが流れるのだが、ここに私の撮影したスチール映像がいくつか流れる。これは併設するショッピングセンター館内のデジタルサイネージ用だけど、これが映画のスクリーン一杯に映る。もちろん、誰も知らないので、一人ニヤニヤしていた。
と、まあ私の仕事はほぼ無記名ですが、雑誌や出版物の場合は、奥付に載ったり、該当ページに小さく名前が載ったりします。
昔、機材屋さんがカメラ機材のレンタルを始めて、まだいろいろ足りない当時、レンズやフィルムマガジンなど助かりました。これも入会審査では本当に仕事としてやっているのか確かめるのに、名前の載っているものを用意しろと言われましたっけ。CPSでも、私の頃は、こいつフリーになったので入れてやってくれ、で何とかなりましたが、今は名前の載った印刷物から、職業のわかる書類、はては推薦状から、面接まであるんですね。大変だ。
印刷物では、出来上がりを貰うことが多いのですが、ネット関連の仕事は、メールで案内が来たりします。無くても検索すればすぐ出てくるので、時々どんなふうに使われているのか、確かめたりしてます。
印刷物、思いがけない場所で出会ったときにはちょっと嬉しいものです。10数年前、父親が亡くなったとき、葬儀屋が来て葬儀の打ち合わせ。会葬御礼の品を選べとカタログを見せられたら、またまた自分の撮影した商品、数点と出くわした。じっと見ていたら、それになさいますかというので、いやこれ、俺が撮ったんだよ、って言いそうになった。少し笑ってたかもしれない。変な奴だと思われたか。
教科書の撮影では、奥付に名前が載ってます。バイク仲間の小学校の先生は、これ撮影しているの俺の友達なんだと、生徒に自慢したとか。しかし、自慢になったのかな。
なかには屋外の大きな看板などへ使わることもあり、これは作りますよ、出来ました、とは聞きますが、近くならともかく、遠いところだとなかなか見ることも叶いません。ところが今はグーグルマップのストリートビューで見ることができるんですね。探しましたよ、掲示されているところ。
一つ目は、もうずいぶん前だけど、アイテム愛媛にある看板。これは、大きさが大きさなので、データ量が足りるのか心配だった。大きなボウリング場の10レーンほど借り切っての撮影でした。
もう一つ、これはトライアルライダーなら知らない人はいない、全日本選手会会長の別の顔。「着物の紅彩」さんです。
ま、こんな風に使われていても、誰も私が撮ったとは知る由もない、というのが普通の私らの仕事です。