見出し画像

訴訟を防がせる監査

先日の監査で記載や書類の指摘を受ける中で、

「患者さんや家族に訴えられたときに大変ですよ、」

と何回か言われた。

役人の考えかもしれないが、これも時代だと思う。

昔は「精神科」を訴えることは難しい、受ける弁護士もいない、証拠もないと泣き寝入りすることが大半だった。

マスコミに取り上げられない限り表にでない。栃木、埼玉、長野、大阪の病院がそうだった。

人権団体が声をあげてもスルーされることが多かった。

今は人権意識や医療サービスを受けるという意識が上がり「精神科」も他科と変わらず訴訟になる。

さらにはマイクロレコーダーや隠しカメラなどのツールで「証拠」は取れる。

こんな背景から役人は「訴訟対策」としての指摘をしたのだろう。

いいなと思ったら応援しよう!