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アツい人に逢いに行く〜成影紗紀さん@東北食べる通信

こんにちは!おやさい料理研究所の所長で株式会社社員食堂のたかはしかよこです。

人生で大きめなお引越しですっかりご無沙汰しておりましたが、その最中に話を聞きたい人成影さんのトークイベントが開催され駆けつけました。

成影さんは「東北食べる通信」の編集長、毎月、畜産・農・漁業の生産者さんの現場の息遣いに迫って届けてくれています。

独自の哲学でおいしい食べものを作り続ける東北各地のスペシャリストたち。毎月1回、彼らにクローズアップした特集記事とともに、彼らが収穫した食べものをセットでお届けします。
価格:1,700円(税込・送料別)/月

私は創刊号から読者になり一時期離れましたが、成影さんが編集長に就任される直前から再購読をスタート!毎月届く記事を心待ちにしています。夏にイベントに参加したときのことも #note に書きました。

東北食べる通信がリニューアルしてからの記事の「人に迫る」のエネルギーがすごくて、わたくし毎月ほぼ泣きながら読んでます。こういう記事をつくっている成影さんお話がきけるチャンス!とあらばと駆けつけた高田馬場。

会場のロケッティーダさんの店内は、ぎゅうぎゅうのお客様でわたくしかぶりつき席をいただき、伺いました。最初はお話の内容をTweetできたらいいなと思いましたが、なんというか想像を超えたなにかでわたくし泣きながら聴くしかできませんでした。たはは。

現在、畜産・農漁業に携わる日本の人口ですが、2019年10月の総務省統計局の労働力調査によりますと林業を含めて3%!の方々によって支えられているということを知ることができます。

推移はどうなのかというと、、昭和45年=1970年は一次産業人口は20%近くあったんですね。こうして就労人口が減っていく中思いをもち取り組んでいる一次産業の方々の現実はまだまだ厳しいと言わざるを得ないのが現状です。

そして、私達の食を支えてくれる人や土地から都市はどんどん離れて見えにくくなっている。いくら知識で知っていると思っても、その人に会い、現場に立つことで伝わる情報量の差はとっても大きい!と、食べる通信に出会って何度も何度も感じていることです。まずは何より知ること・伝えてもらうこと。

成影さんのおはなしを伺って、生きること=しごとがつながっているエネルギーが誌面にあらわれているんだ!とあらためて実感しました。

農漁業に限らず、どんなものも誰かの仕事のエネルギーで支えられています。その「誰か」を伝わる・伝えるに少しでも力になりたいなと、

生産者さんたちの思いを消費者である私達がちゃんと受け止めていただける循環をつくっていくことは、私達自身にとっても宝物になっていく形になっていきたいと思いました。

この会を開いてくださったのは茨城県結城市の農家マーフィーズファームさん。当日、農家のお話もしてくださり、お野菜もお届けいただきました。

そのお野菜を会場のロケティーダさんがお料理してくださったお料理のプレートとドリンクもいただく贅沢な会!

帰りに無農薬で作られたお野菜をいただいてきました。とくに珍しかったの紫白菜!ふわふわで紫のキレイな葉っぱ!それに大根と、大根葉、キャベツ!を。

紫白菜は、りんごとサラダに!大根はスープに!大根の葉っぱは菜めしに、キャベツはもちろんアチャール!にしました。

おやさい料理研究所は、「ちょうかんたんおやさいレシピ」をとおして、料理を作るハードルをぐぐんと下げて、生産者さんとの距離を縮めるためにお役に立ちたい!と思っています。

今年のおやさいワークショップは終了ですが、来年2020年も引き続き開催予定です。↓のグループをフォローしていただければ、更新のお知らせがお届けさせていただきます。

わたしたちの「食べる」の向こうにいろんな世界がつながっています。つながっていきますように。


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