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食事と料理をごきげんにすごしたい2021
2020年はCOVID19ですっかり風景が変わってしまい、異次元の世界に突入した感でいっぱいでした。
個人的には3月から完全在宅ワークとなり食事はほぼ自炊で過ごすという貴重な体験はいまも継続しています。
2016年から始めた食育のワークショップは2020年は再開しないままに、自粛に突入してしまいあらためて自分はなにを実現したいのか?を考える一年になりました。
わたしの興味は「食と気持ちよくむかう姿勢」はどこから来るのか?ということです。
子供の頃からお菓子作りをし料理をして、調理師と栄養士の勉強もしてきていますが、料理というプロセスの膨大さには絶望感さえ感じます。たいていの料理レシピも自分にはとてもとても難しいと感じます。
おおむね
「生きて生活すること」は当たり前すぎてほとんど言語化されていない
です。
料理といえば、料理本に書いてあるじゃん!と思われるかもしれませんが、いやいやいや書いてないことのほうが多すぎるのです。料理以前のキッチンの機材を揃え整備維持管理する・食材の調達から保管管理などのマネジメントなどの運用を教えてくれるところはないんですよね。
料理教室でさえ、機材も食材も揃っているところからのスタートです。
そんななか、西友さんがこんな動画を作ってくれました。これほんとにほんとにすごい!
ここ数年、家庭料理のことをずっと研究しているんですがあらためて主婦業すごすぎ!!と思うことしばしばです。
それで、前から言ってるんですがもう主婦って存在はこれからなくなっていくがゆえにそれぞれが生活を・食事を自分でマネジメントしなくちゃいけない時代に突入です。
ここでだいじなのが、タイトルにある
食事と料理をごきげんにすごしたい
です。
これは専門的な知識や訓練がなくても、今日からはじめられることです。
どんな凝った料理より、作った人がごきげんに作れたかどうかが鍵だな〜と思う今日このごろです。そして、それぞれのご機嫌は様々で、それはほんとはお母さんにもわからない〜ので、それを見つけてもらえるといいなと思います。
ということで、2021年はお父さんもお母さんもお姉さんもお兄さんも弟も妹も「ごきげんな食生活」についてご一緒に考えて行けたら嬉しい!と思った次第です。
2021年のおやさい料理研究所からのメッセージです。
この状況であってもひとりひとりの小さな物語に実りがありますことを心からお祈りしています。感謝。
※写真は、毎年恒例のおやさい三昧のおせち盛り合わせです。たっぷりのおだしで野菜を炊くだけのものですが、お正月からもりもり野菜が食べられて幸せになります。だしで炊くこの料理は日持ちがしないのが難点なので、お正月しかつくらずですが、なによりもの楽しみです。
今年の年末はみんなで一緒におやさいおせちを作る会をオンラインでできたらいいな。