人類として生きる

7/25 昨晩は、ドミニク・チェン さんと 安田登 さんという黄金カードに魅かれて 東京堂書店 神田神保町へ。

自分は、安田さんのご著書に15年くらい前に出逢っていて、ボディーワーク経由お能という道を辿るきっかけになった存在です。お能の舞台は何回かは拝見していますが、普段のお話が聞ける稀有な機会ということで馳せ参じました。
この安田さんと チェン ドミニク (Chen Dominique) さんとのカードはもう血が騒ぐ!行くしかない。

いざ会場。安田さん、人類の言葉ができる前の時代から、言葉ができたことによってなにが起こってきたのか、その場にいる我々は人類の歴史ツアーに連れて行かれたのです。

言葉がない世界からある世界へ、そこから「時間」という概念がうまれ「心」とが生まれてくる、この体験は様々な我々の中にある「問い」の根源を呼び覚まさせてくれました。

興奮冷めやらぬところを Arina Tsukada さん 成田 真弥 (Shinya Narita) さん に付き合っていただいてひとしきり話す。そこでばったりご一緒した Norio Tera さんが「人類が向かっている流れがあることを感じた」というような話をされて怒涛のツアーの体験をぎゅっと締めてくださいました。そうか、これからは人類として生きればいいのだ!と腑に落ちたのでした。

「日常の食の言葉がない今」と向かい合っている自分、これからのたいへんに大きな示唆をいただいた夜でございました。

安田さんとの出会いは、当時はほんと言語化できなくて、でもとにかくお能をやってみよう!から始まってていてこういう日が来た!という興奮をここに記しておきます。人類に祝福を。

P.S.東京堂書店さんのイベントいつも濃いなあ、さすが私的神保町一素敵な本屋さん。ドミニクさんの御本に安田さんにサインを求めるというような暴挙はじつはここで二度目の発動だったことを思い出しました。

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