おいしさと便利さのあいだ〜炊飯現場の気づき。
こんにちは!おやさい料理研究所の所長で栄養士のたかはしかよこです。日夜「未来のふつうの食生活」について考えています。今回は、栄養のはなしではなくてシンプルに「おいしい」のおはなしです。
さて、先日たいへんに衝撃を受けたのが炊飯!!!
わたくし遡ること2017年に初めて炊飯ジャーなるものを手に入れたのです。
それまではずっと炊飯土鍋でごはんを炊いていました。
導入時のその便利さったらもうほんとびっくりしたものです。炊飯器は、内釜でお米を研いでメモリのところまで水を入れて、炊きあがりの時間を予約すればごはんが炊きあがる! ガスコンロの口も塞がないし、自分のペースで残ったごはんの管理もすればいい。
それまで使っていた炊飯土鍋かまどさんはあっさり引退してしまっていました。
そして2019年10月にたまたま土鍋を出してきました。食べてきてショーゲキ!! おなじご飯でもまったく別物!!ということでした。
これはほんとうに驚いた、水分の含み方から歯ざわりすべてにおいて炊飯ジャーのお米と違う!!そして土鍋ごはんの見事なまでのおいしさったら、、、。
たしかに炊飯土鍋はじめたときは、これこそ最高のご飯!と思って選んではいたのです。
おいしいにこだわっているつもりの自分でもここまで便利さに取り込まれていた!という事実に驚かずにはいられてません。
ちなみにこの話をしてみると高級な炊飯ジャーだとやっぱり美味しいそうです!バルミューダとか美味しいんだろうなぁとおもいます。
土鍋でなくてもおおむねガス火で炊いたご飯はおいしく、おそらく沸点までの時間の短さが勝負のようです。そういう観点で言えば、炊飯器に水ではなくお湯で入れるのは一手ではあるかと推察されます。
少なくても便利さ自体は非常に低コストで手に入ります。
便利さが買えること自体はいいことだとおもいます。一方で、その経験は何を得られているのかもう少し注意深く見てみてみたいものだとおもいました。
いやはやほんとたまげた。
みなさんはふだんの炊飯どうされていますか? よかったらコメントで教えて下さいね。
さて、そんな私は #未来のふつうの食生活 の実現に向けてそれぞれの人の「ちょうどよさ」を見つけていただくための実践栄養学のワークショップを月2回開催しています。年内のプログラムはあと3回!
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11月23日(土)19:00〜21:30 @上野 ROUTE BOOKS
12月8日(日)11:30〜14:00 @上野 ROUTE BOOKS
12月21日(土)19:00〜21:30 @上野 ROUTE BOOKS
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