パチンコ初心者

前回記した通り、
金銭感覚が変わったのは間違いないのだが
最初はまだまだパチンコ初心者だった。

初心者あるあるだと思うが、
『持っていくのは一万円だけ』だった。

毎日仕事終わりに一万円を持って
大海物語を打ちに行った。

当たらなかったら帰る。
ただ、意外と当たる日が多かった。
ビギナーズラックなのだろうか？

その頃僕は朝から打ちに行く事は
ほとんど無かった。

何故なら朝イチ台が一万円で当たる事は
少ないと感じていたからだ。

今思えば思い込みかも知れない。

『パチンコは完全確率』
これは業界の常識だ。

「〇〇回転が当たりやすい」
「激アツ外したからハマる」
「あの店は遠隔してる」
これらは全て思い込みに過ぎない。

ただ、パチンコ店の主任をしている
僕の意見としては、「わからない」だ。

何故なら、パチンコも機械だから。
『完全確率』は常識だが、
僕らにはそれを証明出来ない。
機械を作っている訳ではないから。

もしかしたら当たりやすい回転数など
あるのかも知れないが、
ホントに「わからない」のだ。

特に一昔前の大海物語だと
今と技術力も違うだろうし
今考えてもわからないな。

遠隔は全く見た事ないですが。
今の時代パチンコ店も
正式な会社で多くの従業員も抱えています。
そんな危ない橋を渡る必要が無いのです。
こちらについてはまた後日記述します。

とにかくそういった理由で
僕は仕事終わりにしか
ほとんどパチンコはやらなかった。

一万円での勝負だから
仕事が遅くに終わっても
気にせず行けたんだろうな。

大海物語を打っていた頃は
まだこのようにパチンコ初心者だった。

なんならパチンコ店に入って
玉がスタートチャッカーに入り
変動するだけで嬉しかったもんだ。

そこから日が経つにつれ
パチンコに使う金額は徐々に
増えていく事になる。

つづく