居場所作りを始めたわけ
はじめまして。
男児2人を育児中のはまちといいます。
普段は教育関係の仕事をしていますが、今は育休中です。
現在、地域の中の小さな居場所、サードプレイスを作るために奔走中です。
その軌跡をnoteに記録していこうと思います。
地域の子育てひろばとの出会い
7年前、今住む土地に引っ越してきました。
15万人規模のベッドタウンで、我が家の近所も住宅密集地。自治会活動も盛んです。
うちの夫婦はどちらも自治会は当たり前のご近所と超密接な田舎出身なので、迷わず自治会に加入。
ご近所さんにも良くしてもらい、良い場所に引っ越せたと喜んでいました。
そして長男が誕生して数か月、自治会だよりで近くの自治会館なる場所で子育てひろばが開かれていることを知ります。
同じ自治会に住む子育て世帯との繋がりがゼロの我が家、早速子育てひろばへ出向きました。
そこで知り合ったスタッフさん(ご近所のボランティアの方々)、ママたち、子どもたち。
とても良い方ばかりで子育てひろばは毎週の楽しみに。
保育園幼稚園小学校の情報や、自治会の役員の話、近くの遊び場、、、色んなことを教えてもらい、お互いの育児の愚痴や面白かった話で盛り上がりました。
知り合いがいない土地での子育ても、おかげで楽しく過ごすことができました。
次男誕生後、子育てひろばの閉鎖
長男誕生の5年後、次男が生まれました。
その間は仕事に復帰していたので、子育てひろばにも行けませんでした。
次男が生まれて数か月、意気揚々と子育てひろばに出向いたところ、、、
全然人がいない。
コロナ禍を経たこともあり、顔馴染みだったスタッフさんも皆おらず、長男の時にひろばに参加されていたママがスタッフとしてお手伝いされていました。
ぽつぽつ参加者は来るものの、自治会外の方ばかり。居住自治会で子育てひろばを利用しているのはほぼうちだけでした。
そして1年ほど前、子育てひろば閉鎖となってしまいました。
地域の繋がりが希薄になっている気がする
子育てひろば閉鎖の数ヶ月後、長男が小学校に入学。
前年度まであった登校班は廃止になり、自由登校に。
長男のとき子育てひろばで知り合ったママたちのお子さんを含めた数人が自主的に登校班を組んでおられたので、そこに入れてもらい登校させることになりました。
また自治会の子ども会も長男入学の2年ほど前に廃止が決定。
加入者が少なくなったのが原因とのことでした。
変わりに子ども関連の部署を自治会内に作ってくれたものの、いつのまにかなくなり。
自治会は実質子育て世帯が加入するメリットが減ったように感じました。
長男が入学しても近所の小学生に誰がいるのか長男も私も全然わからず。自分が子どもの時は子どもはもちろん親の顔まで知っていたから、今の子どもたちの繋がりの薄さに疑問を持つようになりました。
下の子なんて、同級生がいるかどうかもわかりません。地域との繋がりがないまま子育てをしているご家庭もあるのでは、、、子どもがいる気配はあるけど、自治会にも入ってないようだし、急にピンポンして友達になろう!なんて言えるはずもなく。
望んでそうしてるご家庭はそれでいいんです。
ただ、引っ越してきて右も左もわからず不安に思われていたら私に何かできることはないかなと日々考えていました。
私もそういう立場からスタートだったので。
子育てひろばが復活すればな〜ついでに前のひろばは未就学児限定だったから、小学生も行けたら兄弟で連れていけるのにな〜と何度も思いました。
歩いて15分ほどの所にそうした場所があって、実際めちゃくちゃ利用しています。個人の方が一軒家で子どもの遊び場を提供してくださっていて、本当に有り難いし新しい知り合いもできました。
そういう場所が自治会内にあって、以前みたいに近所の子たちが集まって、それを見守ってくれるおばちゃん、おばあちゃんたちがいて、そこから段々顔見知りが増えていって、子どもも通学路で会ったら声をかけてもらえるような、、、。
そういう場所がほしいな〜〜〜
そしてふと自分で作ればいいのでは?
と思いつきます。自分が好きなようにできるし、子どもたちも友達と広いところで遊べていいやん!と。
これが始まりでした。