【カシマのアソビカタ】水郷潮来あやめまつりに行ってみた!
茨城県鹿行・カシマ(鹿嶋市・潮来市・神栖市・行方市・鉾田市)地域の観光情報や旬な情報をお届けする【カシマのアソビカタ】
みなさん、こんにちは!株式会社KXの吉田眞彩(よしだまあや)です。
【カシマのアソビカタ】では、元旅行会社社員の私が鹿行・カシマ地域の観光情報や旬な情報をお届けしていきます!
今回は、潮来市の水郷潮来あやめ園で現在開催中の「水郷潮来あやめまつり」についてご紹介します!
実は私、昨年度に水郷潮来あやめ娘をやらせていただきました!ということで、水郷潮来あやめまつりについて少し詳しくご紹介したいと思います!
水郷潮来あやめまつり
水郷潮来あやめまつりは昭和27年にはじまった潮来の歴史あるまつりのひとつで今年で第73回を迎えています。当初は、愛好家たちがビール瓶などに花菖蒲やあやめの切り花を入れて行なわれていました。現在、あやめ園の園内には、約500種100万株のあやめ・花菖蒲が植えられており、見頃を迎えると一面に咲き誇ります。
今年のあやめまつりは2024年5月17日(金)~6月16日(日)の約1ヶ月間開催されており、開催中は潮来花嫁さん(嫁入り舟)やろ舟遊覧、あやめ園ライトアップなど様々なイベントが開催されます。
水郷潮来あやめ園へ行こう!
水郷潮来あやめ園はJR潮来駅から徒歩1分ほどのところにあります。まずは、JR潮来駅までのアクセスをご案内します。
《電車》
あやめまつり開催期間中の特定日はJRの臨時列車である特急「あやめ祭り」が運行されます。
特急あやめ祭りは新宿駅始発、鹿島神宮駅終点となり、新宿・錦糸町・船橋・千葉・佐倉・成田・滑河・佐原・潮来・鹿島神宮が停車駅となる全席指定制の特急列車です。
今年の運転日は5月25日・26日、6月1日・2日・8日・9日・15日・26日の8日間のみ。いずれも土曜日・日曜日の運転となります。
始発新宿駅(8:27発)から潮来駅(10:34着)までの所要時間は2時間7分。運賃は片道3,870円(乗車券1,980円、指定席券1,890円)となり、えきねっとから購入が可能です。
終点鹿島神宮駅の1つ前の潮来駅で下車すると、すぐ目の前に水郷潮来あやめ園があります。
《高速バス》
東京駅からは関東鉄道株式会社・京成バス株式会社・JRバス関東株式会社の3社が共同運行している東京駅発着の高速バスで日本一本数の多い高速バス、鹿島~東京駅線を使うと便利です。
東京駅で乗車すると首都高速道路を通り、京葉道路、東関東自動車道を経由し、鹿行・カシマの玄関口、水郷潮来バスターミナルへ到着します。
水郷潮来バスターミナル到着後、広域路線バスを利用し、あやめ園まで移動が可能です。バスの接続は下記を参照ください。
また、あやめまつりの開催期間中は潮来市内を巡る無料周遊バスも運行されていますので、ぜひこの機会にご利用ください。
カシマへのアクセスは高速バス・電車・車と様々なアクセス方法があります。居住地やその日の状況に応じておすすめのアクセス方法が異なりますので、詳しくは【カシマのアソビカタ】鹿行・カシマへ行ってみよう!!をご覧ください!
水郷潮来あやめまつり開催イベント
潮来花嫁さん(嫁入り舟)
あやめまつりの一大イベントである、嫁入り舟で嫁ぐ潮来花嫁さん。あやめ園の横を流れる前川を津軽河岸あと広場から嫁入り舟に乗船し、あやめ園で待つ花婿の元へ下ってきます。
今では水郷潮来を代表する行事である潮来花嫁さんは潮来市が毎年公募をしており、全国からたくさんの応募がある人気行事となっています。
水・土・日曜日の週3日の運航で水曜日は昼間に1回、土・日曜日は昼間に2回、土曜日のみ夜間の運航があり、夜間に行われる嫁入り舟は「宵の嫁入り」と呼ばれています。
宵の嫁入りでは、多くの提灯で照らされた前川を嫁入り舟に乗って下り、ライトアップされたあやめ園へ到着します。
昼間とはまた違った水郷潮来の幻想的な雰囲気を感じられる宵の嫁入り。こちらは土曜日限定の行事となりますので、ご覧になりたい方は是非、潮来市内での宿泊とあわせてご来園ください。
また、嫁入り舟が行われる水・土・日曜日は水郷潮来あやめ娘のみなさんが園内でのお客様のお出迎えやおもてなしを行なっています。
潮来囃子演奏
潮来の伝統的なお祭り「潮来祇園祭禮」で演奏されるお囃子をろ舟に乗った潮来市内の芸座(げざ)のみなさんが披露します。前川のせせらぎとともに流れる潮来囃子が楽しめます。
潮来祇園祭禮踊り披露
潮来の伝統的なお祭り「潮来祇園祭禮」で演奏されるお囃子の披露に合わせて祭禮の踊りを披露します。
ろ舟遊覧
水郷潮来ではその昔、水路が道路の代わりになっており、あやめ園の隣を流れる前川もまた、道路の代わりとして使用され、何をするにもろ舟を使っていたと言われています。
是非、ろ舟に乗って、船頭さんや娘船頭さんが語る潮来の歴史や昔話に耳を傾けながら、ゆったりとした水郷情緒を味わってみてください。
花菖蒲販売会
あやめまつり開催期間中はあやめ園にて潮来市内で作られた花菖蒲を購入することができます。潮来で品種改良され、名付けられた花菖蒲もあり、色や大きさなど様々な種類の花菖蒲が販売されています。
水郷潮来あやめ園ライトアップ
たくさんの提灯でライトアップされ、キラキラと輝く幻想的な雰囲気のあやめ園。
昼間のあやめ園とは一味違い、川面に反射しゆらゆらと優しく輝く光や提灯の光に照らされたあやめを眺めることができます。
水郷潮来あやめまつりと一緒に楽しむ
前川十二橋めぐり
かつて水郷潮来では、水路が張り巡らされており、人家と人家を行き来するために人ひとりがやっと通れるような小さな橋が12架けられていたため十二橋と呼ばれるようになりました。
あやめ園の隣を流れる前川にも十二橋があり、その橋を巡る遊覧船やろ舟に乗船し、前川十二橋を巡ることができます。また、前川十二橋めぐりの他、北利根川を横断し、加藤洲水門をくぐる加藤洲十二橋めぐりもあります。
あじさいまつり(二本松寺・あじさいの杜)
潮来市内にあるお寺・二本松寺の敷地内にあるあじさいの杜で行われる潮来あじさいまつり。
二本松寺あじさいの杜は、40,000㎡の境内に100種類10,000株のあじさいが植えられており、青やピンク、紫、白など様々な色と種類のあじさいが咲き誇ります。
さいごに
現在開催中の水郷潮来あやめまつりですが、園内の花菖蒲の見頃はこれからとなります。見頃を迎えると園内には一面に紫、白、ピンクなど様々な色の花菖蒲が咲き乱れ、水郷のまちならではの川辺でゆったりとした時間を過ごすことができます。
是非、ご来園の際はお時間に余裕を持って行っていただき、園内だけでなく、十二橋めぐりや二本松寺のあじさいまつり、津軽河岸あと広場、長勝寺などの周辺の観光や潮来市内でのお食事なども楽しんでみてください!
みなさんのご来園を水郷潮来あやめ娘がお待ちしております!!
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