びぱマガ 2号(8月)
びっぱーです
8月の中頃になった。当たり前のことだけど暑い。俺が子供の頃、気温30度なんて超えたらニュースで大騒ぎしてたのに、今じゃ普通のことになってしまい日本も亜熱帯に変わってしまうような勢いだ。
先日猛暑の中、講習生の連れ出しに立ち会った。声を掛けて、デートのように買い物に付き合い、食事をして、ホテルにいく理想的な形だと思う。こういった流れというのは食いつきもさることながら女の子に時間がないと生まれない展開なので早い時間じゃないと起こり得ない。そして何より合理性を排除して一期一会を楽しむ必要がある。自分がしたいナンパはどのようなものか、多くのナンパ師は今一度考えてもいいんじゃないかなと思うし、自分にも言い聞かせてる。
夏になると日が陰ってから街に出てくるナンパ 師が多い。好きにすればいいが彼女を作りたいとか、しっかり和んで、繋がりを作るナンパがしたいとか考えているなら陽が出てるうちに街に来て声掛けないといけない。夜が更けるほど割り切った関係や運を拾うようなナンパになってしまうから。
みんな合理的に動きすぎてる節がある。ナンパ師だから当然と言ってしまえばそうだが初心者の内から「上手くやろう」と色々なノウハウを吸収して、まだ起こりもしえないことの対応策を求めてたりしてる。準備が大事といえば間違いないが、傍から見れば街で声を掛けたこともない人がホテルでのグダ崩しなどの答えを求めようとするのは滑稽である。失敗の経験を積んで同じ轍を踏まないことや街に出ることに心血を注ぐべきなのだ。これが中途半端に経験を積んで、初心者に毛が生えた程度のナンパ師になるととにかく直個室しようとか、食いつきが感じられないなら放流しようとか、思考を停止して、見切りが早くなりすぎる事が多い。「食いつきはないけどチャレンジしよう」とカオスに身を委ねようとする気概を失い効率性を重視し始める。少ない成功体験に基づいて、特定のやり方に固執し始めてる状態だ。良し悪しの話ではないが何かで成長するには冒険するという行為が必要不可欠である。
全てのステージでの落とし穴
ナンパ上級者になり、合理を極めると、食いつき、もらえる時間など諸々考慮した上で回収できる可能性を即座に頭の中ではじき出す。そういった立ち回りをするのは当然ではあるけど、機械的になってくればくるほどナンパ行為の不毛さが際立ってくる。もし手軽にSEXだけ求めるなら声掛けなんて迷惑でストレスがかかる行為をしないで風俗なりアプリなりすればいいという答えになってしまうからだ。ストレスを感じるのを恐れないこと、自分の感情に蓋をして本来生まれるはずの喜びや怒りや悲しみから目を背けないこと、色々な葛藤の中でナンパをやり続ければ新しい扉が開いていく。
Cost Per Sexなんて糞食らえだ。
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