マガジンのカバー画像

宗教雑記 〜宗教研究について〜

10
さまざまな宗教について、また、宗教という概念そのものについて、さまざまな議論を伝達しつつ、考えます。
運営しているクリエイター

#宗教

『宗教の起源 わたしたちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』 R・ダンバー著

宗教認知科学とその周辺について、日本語で読めるものを見つけては入手しているのだけれど、こ…

P-Script
1年前
3

宗教を学ぶための九つの理論 〜宗教探訪(6)

「宗教を学ぶための九つの理論」という本がある。厳密には「宗教の九つの理論」。宗教学の入門…

P-Script
1年前

宗教とドーパミン ー 宗教探訪(5)

NHKスペシャルの「ヒューマンエイジ」というシリーズで、人間の欲望とドーパミンの話をやって…

P-Script
1年前
2

B・モーリス ー 宗教探訪(3)

ブライアン・モーリスは1980年代後半に出版された比較宗教学の入門書をヘーゲルから始めている…

P-Script
1年前
2

宗教研究のはじまり ー 宗教探訪(2)

もう少し「経験的に」話をする。 「キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、神道、儒教、道…

P-Script
1年前
2

続・「経験的に」 ー 宗教探訪(1)

宗教について、経験的に話をしてみようという予告をしてしまった。 くり返しになるが、宗教体…

P-Script
1年前
2

鰯の頭も信心から

節分に鰯の頭を魔除けにするという風習がある。主に関西方面の風習だろうと思う。関東でやっているのはあまり聞かないように思う。 「鰯の頭も信心から」という言葉は、信じる気持ちがあれば、鰯の頭であっても魔除けとしての効果があるという意味だろう。 キリスト教の牧師さんなどは、「信仰義認」というキリスト教用語を冗談めかして説明するときにこの言葉を使うことが多いようだ。 細かいことはおいておいて、イエス・キリストを「信じること」が重要で、それさえあれば、救われるというのが信仰義認。

「無宗教」という言葉

ここでは宗教にまつわる話が多いことはお気づきのことと思う。 「無宗教」という言葉は日本語…

P-Script
1年前
3