禁煙を考える良いタイミングです
こんにちは、カリスマなイケダです。
ここ数年の分煙化に加え、新型コロナウイルス感染予防対策により、多くの喫煙所が閉鎖されています。
副流煙や臭いなどの影響が、煙草を吸わない周りの人へ少なからずある以上、また今は感染リスクを抑えるために必要なことだと思います。
しかしながら、今回は周りへの影響やマナーのお話ではなく、考えて頂きたいのは自分自身の喫煙についてです。
今はそれを再度考えるべき良いタイミングではないでしょうか。
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コロナは禁煙の絶好のチャンス
これは私見ですが、煙草を吸う人にもいろいろなタイプがあると思います。
①味や香りが好きな方
②生活のリズムや習慣の一部となり当たり前化している方
③吸うことでストレス解消となっているからという方
以前はこれらにプラス要素としてタバコミニュケーションなどがあったのではないでしょうか。
細かくは、もっと個々の考えや思い、状況はあるのかもしれませんが、
大きく広く考えた時に②、③に該当するなと考えられる方は、それこそ今がタイミングです。
②の方については、在宅ワークが主流なったり、喫煙所が減ったり、飲みの頻度が減ったり、生活のリズムや習慣が大きく変わった方も少なくはないはずです。
③の方々については吸う機会や場所が減ったことにより、そこがストレスになってませんか。
先にもお伝えした通り、「禁煙しましょう!」というわけでなく
このまま喫煙すべきかを考える良いタイミング
なのだと思います。
タイミングという点で、加えて言うならば、喫煙は新型コロナウイルス肺炎重症化のリスクもあるようです。
https://www.jrs.or.jp/modules/covid19/index.php?content_id=9
「一般社団法人日本呼吸器学会」:新型コロナウイルス感染症とタバコについて
そんなことを言っても...
とは言え、禁煙って簡単ではないですからね。
自身の覚悟と決意で禁煙に成功すれば、禁煙において、そんなに素晴らしいことはありません。
しかしながら、なかなかそうもいかないケースもあります。
そこで今回は禁煙外来のお話を少しさせて頂きます。
(前置きが長すぎましたね‥‥)
ネットで検索をすれば、様々なクリニックや病院で「禁煙外来」を実施しております。
【禁煙外来とは】
禁煙外来とは病院の医師によって、医療の力を用いて禁煙達成をサポートするための外来です。
定められた条件を満たせば、"禁煙治療には保険が適応"されます。
禁煙外来で保険適応になる条件について
①タバコ依存スクリーニングテスト(TDS)にて5点以上
②ブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が200以上
③直ちに禁煙することを希望している
④治療プログラムについて説明を受け、該当治療を受けることについて文書で同意がある
⑤前回の禁煙治療(治療開始日)から1年を過ぎている。
※治療期間が12週を超えた場合、前回治療から1年以内の再治療の場合は保険適応外にるので注意が必要です。
【気になる禁煙治療の費用は?】
保険適応となれば、自己負担3割の人で約3ヵ月の治療スケジュールを1~2万円程度で治療を受けることができます。
*自費の場合は各クリニックへお問い合わせが必要です。
費用だけを見ると高く感じる方もいるかもしれませんが、実際にはタバコ代よりも禁煙治療にかかる費用のほうがずっと安くなります。
例えば、タバコを1日1箱吸う人の場合、12週間分のタバコ代でみると
12週間(84日)×550円(1箱分の値段として)=46,200円
となります。煙草の税金も上がっていますので、今後はもっと高くなってしまう可能性もあります。
とはいえ、禁煙に成功することは容易ではありません。
禁煙外来では、禁煙成功のカギとなるつらい離脱症状を乗り越えるためのサポートを受けることができます。
【禁煙による効果】
「長年タバコを吸っているから今さら禁煙しても変わらない」と誤解しているかもしれませんが、
□タバコをやめた直後から、家族や周囲の人が受動喫煙を受けるリスクがなくなる。
↓
□やめて数日後には、味覚や嗅覚が鋭敏になり、食べ物を美味しく感じるようになる。
などの効果を実感することができます。
継続できれば、もっと様々な効果もあります↓
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-08-001.html
「e-ヘルスネット」:禁煙の効果
禁煙外来の通院は"5回"です。
オンライン診療を実施しているクリニックもあります。
また、昨年末より禁煙アプリが保険適用として初の承認を受けました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/int/202011/567850.html
「日経メディカル」:日本初、禁煙治療用アプリの保険適用を承認
ほら、今がタイミングです。
喫煙者の方は、散々言われたことかと思いますが、下リンクは喫煙リスクを解説したサイトです。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco-summaries/t-02#:~:text=%E5%96%AB%E7%85%99%E8%80%85%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
「e-ヘルスネット」:喫煙による健康影響
こちらは一般的な内容で、もっと怖いことや実例をあげているサイトは
たくさんありますし、実際に間違いないリスクだと思います。
(一般的な内容でも十分恐いですけど)
ともあれ、何度も言いますが、習慣や生活リズムの変わりつつある今、
周りの人やご自身のことをよく考えるいいタイミングではないでしょうか。
ではまた。
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