花粉症がつらい季節
こんにちは、池田です。
皆さんは花粉症ではないですか?
私は、もともと花粉症ではなく、そのつらさを知らずのうのうと暮らしてきましたが、花粉症とお付き合いするようになり、かれこれ7年ほどになります。お別れしたいとは思っているのですが。
私はスギ花粉ではないので、まだ時期ではありませんが、スギ花粉の方はそろそろつらい時期かと思います。
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【花粉症の予防策】
花粉症の予防について常識的なこと言えば、
■外出時のマスク(花粉症用のマスクでは花粉が約1/6に減少)
■めがね・ゴーグル(花粉症用のめがねでは1/4程度に減少)
■外出から帰ってきてらすぐに顔を洗い、うがいをする
ですが、今は花粉症であれなかれ、感染予防のために誰しもが行っていることかと思います。以前は、風邪の時期以外でマスクをしている人は花粉症なのだと言ったイメージもありましたが、もはや過去のものですね。
花粉症悪化の原因としては
■ストレス
■飲みすぎなど
■睡眠不足
があげられますが、新型コロナウイルス感染症の影響で「飲みすぎ」は減った方が多いと思いますが、「ストレス」は増えた方が多いことと思います。
軽い運動などを行うことが推奨されていますが、こちらも今は制限がある状況ですので、室内で出来ることや感染リスクを抑えた運動など工夫が必要となります。また、一般食品にも花粉症に効果が期待できるものがあります。例えば、ヨーグルト・ニンニク・ショウガ・干し柿・スイカ・柿(急性副鼻腔炎の合併に効果)・エビ(花粉症発作のだるさに効果)・カフェインなども効果があるそうです。こちらに挙げたものに関しては、有用性の確認にはまだ検討が必要ともいわれておりますので、参考程度に試して頂ければと思います。
【アレルギー検査】
花粉症の症状や重症度は人それぞれです。私のように後にかかってしま人も少なくはないでしょう。症状が軽い人はなんとなく気になっていても気づかないケースもあるかもしれません。私自身も初めは、まさか花粉症になるとは思っていませんでしたし、信じたくありませんでした。ですので、念のためアレルギー検査を受けたのですが、悲しい結果です。花粉症に限らず、アレルギーが原因で症状を繰り返し、仕事や勉強などの日常生活に悪影響を及ぼすことあります。また、原因がアレルギーであるならば、原因を知り、しっかりと治療や予防を行うことが大切です。
◆アレルギーチェック
▢決まった季節に目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水がでる
▢掃除、着替えなどをすると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水がでる
▢肌が乾燥しやすく、湿疹がでやすい、あれやすい
▢ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい
▢ひじやひざの裏など屈曲部に湿疹がでる
▢特定の食べ物を食べた後、お腹が痛くなったり、蕁麻疹がでる
▢果物や野菜を食べると口の中やのどがピリピリ・イガイガする
▢犬や猫などペットを飼っている家に行くと、目のかゆみ、くしゃみがでる
▢息苦しい時がある(ゼーゼー・ヒューヒュー)
▢咳が8週間以上続くことがある
▢家族にアレルギーの人がいる
ひとつでもチェックに該当する方は、アレルギーの可能性がありますので、検査をアレルギー検査のご検討を。検査をやろう、と、言う方はお近くの内科に確認し、受診してください。原因となる可能性が多い項目39種類を一回の採血で調べることができます。
【花粉症のお薬】
抗アレルギー薬に関して、花粉症の薬には、抗ヒスタミン『第一世代』と『第二世代』に大きくは分類されます。第二世代の薬の方が後から出てきた新しい薬であり、効果はほとんど変わらずに眠くなりにくいとされています。
例えば、
『第一世代』では、
アレルギン、ポララミン、ペリアクチン、アタラックス、レスタミンコーワ、タベジール
など
『第二世代』では、
ザイザル、クラリチン、アレロック、アレグラ、アレジオン、ザジテン
など
が挙げられます。
以前当法人の医師に聞いた際、ザイザルやアレグラを処方することが多く、「第二世代の薬の方が眠くもならないし、おすすめできる」と述べておりました。今では、患者様も色々と調べたり、実際飲んでみて自分に合う合わないなどで、希望の薬があるケースも多くなってきたようです。また別の医師によると、上記に挙げた第二世代の薬と併せて漢方(小青竜湯)の併用もおすすめしておりました。
◆花粉症に効くとされる漢方
■小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
*白い鼻水、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、風邪
■麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
*ズルズル透明な鼻水、アレルギー性鼻炎、寒気、風邪
■葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
*鼻づまり、鼻水、蓄膿症、副鼻腔炎、肩こり
■五苓散(ごれいさん)
*鼻水が出る、むくみ、口が渇く、めまい
■麻黄湯(まおうとう)
*鼻水、寒気、せき、風邪
私もこれまで、眠気が出るのも困ることもあり、あまり薬は飲んでいなかったのですが、年々症状が辛くなってきたので、第二世代の薬と漢方の併用で対策していこうと思っております。皆様の中にも花粉症で悩んでいる方が多くいらっしゃるかと思いますので、かかりつけの先生やお近くのクリニック・診療所でご相談してみてください。
では、今回はこのあたりで。
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