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誰かに頼るためには、お金は必要
今朝、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀・選」
を観て、感じたことがありました。
まず。
今回の内容をhpから引用すると
家族のために母のように 家政婦タサン志麻
わずか3時間で1週間のつくりおき料理を生み出す「伝説の家政婦」に密着!
三ツ星レストランで磨いた本格フレンチ、和洋中、デザート、絶品料理が食卓へ!
まだ30代のタサン志麻さんは、調理専門家政婦さんという職業。オファーは途絶えたことがないそうです。
3時間7,800円という激安プライス(放送時)で、本格的料理を味わうことができます。
シェフを自宅に呼びつけて、家にあるもので調理をしてもらう。それも極めて美味の料理です。
これならオファーが途絶えることはないでしょう。私もお願いしたい。
で、感じたこと。
「誰かに、何かを、頼るには、お金は必要」
です。
家政婦さんを頼むということは、
ご家庭の様々な事情により頼まねばならない状況である、ことが前提です。
家族でも友人でもない他人が自宅に入り
(この場合)自宅のキッチンで調理をし
それを食べる
ということは、信頼関係がなければできません。(話は逸れますが、このサービス提供は介護保険サービスの訪問介護員にも言えましょう。賃金格差はあると思うけれど、同じことをします。)
「信頼」ですらお金で買える。
かつて
双方が信頼するには、回数を重ねて重ねて会って、話をして、お互いの意思疎通が図れることだった、と思います。
一方が裏切れば、信頼は失われましょう。裏切られても信じ続けることは、生きる上で大切なことかもしれませんが。
何れにせよ
人が他者へ、人生のどこかの部分を委ねることができるのは、
もはや「お金」なのかもしれません。
ただし。
現代は本当に多忙な社会です。
食事に手が回らない、それを外注に出す。
これが一般化すること。
私は悪いこととは一切、思いません。
信頼を得るためには、どのようなことが必要なのか
事業者は真剣に考えて欲しいと思います。
自分も信頼されるように、精進せねば。
もう1つ。
この「何かあるときは誰かに頼ってもいい」手法を、地域で作れないだろうか
ここを考えることは、とても大切なことと思います。
実際に各地で、この動きは始まっています。
私も来年から、徐々にこの手法構築を始めます。
ともに、行いませんか?