カラー眉メイクの可能性
カラーメイクが好きです。
季節ごとに巡る「この色カワイイ!したい!」って感覚に任せて、それらのパーツをカラフルに染めるアイテムもたくさん集めてきました。
カラフルに色を使うパーツといえば、特に瞼。
あとは睫毛、アイライン…と、主に " 目もと " 。
…………でしたが。
それもなんだかもう見飽きちゃった。
秋の新色は好きだけど、このシャドウに似た色はもう持ってる。質感違いを楽しむ気分でもないなぁ。
あのリップも可愛いけれど、今はお気に入りたちさえ満足に使えてない。
マスカラとアイライナーはもう何色にでもなれるくらい集めたし。
この秋冬にしたいメイク?どうせマスク生活は続くしな、この色は去年もよく使ってたしなぁ。
カラーメイクも挑戦的な色を使うのも好きだけど、新鮮みがないってやっぱり退屈だな。
わたしが遊んでこなかったパーツはどこだろう。
・・・・・・
あるじゃん!眉じゃん!!
と、いうことで。笑
いま断然ハマっているカラーアイブロウ。
少し前は髪色に合わせて同系色のパウダーとマスカラで整えるくらいでしたが、ある瞬間からふと、こんな感じで「カラードな眉毛かわいい!」と。
インスピレーションってこんな感覚なんだろうなぁって、まさになにかが降りてくる感覚でした。
𓂃 𝑪𝒐𝒍𝒐𝒓 𝑬𝒚𝒆𝒃𝒓𝒐𝒘 𝑴𝒂𝒌𝒆𝒖𝒑 🎨
🍒 Red
カラー眉メイクにハマるきっかけになった、アカ眉と&beの新作アイブロウパレット。
カラー眉に挑戦するなら、まずハードル低めなのは赤かな?と。奇抜になりすぎず、ちゃんとカラー眉メイクしてる!ってわかるので。
今季とってもハマった ( 現在進行形でハマってる ) のは、アカ眉メイクです🍒
ほんのりブラウンのワックス、赤みブラウンのパウダー、鮮やかなレッドのパウダーと、3色セットになったアイブロウパレット。
2種類の赤みカラーで、印象違いの眉がつくれます。
クリームシャドウを硬くしたような質感のワックスは、毛流れを整えたり下書きしたりとかなり便利。ワックスに重ねることでその後のパウダーが密着し、ヨレにくく綺麗な発色で色を乗せることができる設計度の高さ!
右の鮮やかレッドをメインにしたアカ眉。
ワックスでの下書きのあと眉尻だけ中央のブラウンで描いて、全体を右の鮮やかレッドでぼかしながら重ねています。
カラー眉はぼかしが大事!イッキに色を乗せて終わりじゃなくて、乗せてはぼかしてって少しずつ理想の彩度までもっていくと失敗しにくくなります。
濃いめのオレンジブラウンメイクをしてもしっかり馴染むし、お洒落に仕上がるアカ眉。
睫毛、アイライン、リップにバーガンティやボルドーの赤みカラーを使うことで統一感もなんとなくあるんじゃないかなと思ってます。
パーツ全部を赤みカラーで統一してもいいと思うけれど、アイカラーをオレンジベースにすることで抜け感が出て熱っぽすぎない感じで仕上げられたのも含め、トータルでお気に入りなメイクです。
🍇 Purple
ムラサキを上手く使えるひとって、カラーメイク上級者なイメージがあります。
憧れでしたが、ムラサキはわたしには少し浮きやすい色でして…。アイシャドウに使うと特に。
眉なら遊べるかも?って思って少し挑戦的ではありましたが、ムラサキ眉、めちゃくちゃお洒落だと思います🍇
明るいベージュ、ダークブラウン、ムラサキと、3色セットの限定のアイブロウパレット。
繊細な粉質なので、ふんわりした眉が描けます。
全体的に少しグレイッシュなトーンですが、地眉と馴染んで浮きすぎないところが使いやすいです。左側のベージュだけちょっとペタっとした粉質。ハイライトカラーというよりは軽めのコンシーラーみたいな質感です。
眉尻だけダークブラウンで描いて、全体をムラサキで描いてます。わたしは地眉が濃いめで硬いのでムラサキがわかりやすくなるまで何度か重ねました。
ベージュの使い方がわからなかったので、輪郭を整える感じでコンシーラー代わりにしてます。( 合ってるのかな…笑 )
眉をポイントにしようかと思ったけど、なんやかんやとムラサキ使っちゃいました。
いつもは浮きがちなムラサキラインも、眉もムラサキにしたらなんだか統一感が出てこれなら悪目立ちせず使えそう。苦手だと思ってた色だけど、これは結構成功メイクじゃない???♡
個人的に儚げとかピュアな感じよりは強めメイクが好みなので、アイラインもハネて下瞼にもしっかり色とラメを入れてリップもダークトーンで、ムラサキの強めメイク。
🍐 Khaki
黒髪ショート時代は挑戦していたカーキ眉。
ぐっと強く大人な印象になれるので、黒髪の強めメイクにはバランスよかったと思います。
個人的に美人だなぁと思うひとは眉がしっかりしていることが多くて、骨格も綺麗に見える気がして、深みのある眉は憧れがあります🍐
ダークブラウン 、カーキ、ブラックがセットになったパレット。
見た目のディープさとは裏腹に粉質は柔らかくて、なめらかに扱えます。同じくWHOMEEのアイブロウブラシで描くと本当に簡単に眉メイクできる!
今は髪が明るめなので、左右のダークカラーは使ってません。この次に紹介するCelvokeのアイブロウパウダーの1番上のブラウンで輪郭を描いてから、中央のカーキを全体に。発色が良いので描いてはぼかし描いてはぼかして丁度いい明度にしてます。
仕上がりはほんのりスモーキーなカーキブロウですが、割とニュートラルに近いような?
カーキの強さに負けないように、アイラインとマスカラはブラックで引き締め。
毎日メイクくらいわたしの中では定番のオレンジブラウンメイクも、カーキ眉&シャープな先端 ( 睫毛とかアイラインとか眉尻とか ) で強め……というか、お出掛けメイクに昇華した気分です。
カーキにレッド系メイクも好きだけど、個人的にまとまりあって落ち着くのはやっぱりオレンジ系だなぁ。眉をディープカラーにするだけでラメ系のオレンジブラウンも秋っぽい。
パーツぜんぶ主張するとさすがにうるさいので、リップはリラクシーなブラウンで。
🍊 Orange
お洒落カラーといえば、なオレンジ。
ハイトーンヘアでオレンジ眉にしている方も多いですよね。軽やかになって抜け感も出るし、流行のイエローやテラコッタメイクとも相性が良いし、オレンジ自体が大好きなわたしも前からパウダーは愛用していました。
オレンジ度をもっとアゲたオレンジ眉、やっぱり好きだなって結論です🍊
ベージュ、オレンジ、黄み系ブラウンで、ナチュラルなオレンジ眉に仕上がるパウダーパレット。
ブレンドもしやすいカラーリングで理想のオレンジカラーにできるので、かなり愛用しています。カラー眉にハマる前はお出掛けメイクや撮影メイクには絶対オレンジを使っていました。
Celvokeはアイシャドウの重ねてもくすまない粉質が大好きなのですが、アイブロウパウダーも同等。グラデーションも自然に作れます。
彩度が高いオレンジブラウンのアイブロウマスカラ。11月に発売されたばかりの新作です。
優しいタッチで染めないと液がベタっとしやすいのは少しネックに感じますが、発色はとても良くてパキッとしたジューシーなオレンジが可愛いです。
あえて秋冬に発売されるってところも良い。
ビビッドなオレンジなので秋冬の重ためなファッションやメイクの、ポイントにも抜けにもなってくれるんじゃないかな。
パウダーでベースを作ったあと、マスカラを重ねてます。( 眉頭がちょっとベタっとしちゃった… )
パウダーは眉尻をブラウンとオレンジを混ぜ、中間をオレンジ、眉頭をベージュとオレンジを混ぜて、とかなりオレンジ中心で描いています。
パウダーでも十分オレンジ眉っぽさは出せますが、今回はマスカラも重ねてオレンジ度マシマシ。可愛い。
上瞼は抜けを出したくてカラーレス。ヌーディカラーがベースになったホワイトパールのリキッドアイシャドウで、色じゃなくてツヤと光を集めたイメージです。
対照的に、下瞼は眉と同じビビッドなオレンジで。
下瞼を盛ることで顔面の余白も埋められるし、抜け感も出せるし、メインにしたカラーも目立たせることができるので、このバランスもすごく好き。
カラーレスだけど、ラメかツヤで光のあるアイシャドウを使うのが個人的ポイントです。
🍑 Pink
個人的にはピンクより圧倒的オレンジ派。ですが、やっぱりピンクは可愛い。
年齢的にもパーソナルカラー的にも苦手意識の強いピンクだけれど、工夫次第で日常的に使っていけるんじゃないかなって思わせてくれたから、眉から考えるメイク楽しい🍑
黄みの強い、今年の春の限定色。まだ買えました。
可愛らしいピンクというよりはヘルシーなオレンジにも見える、少しメタリックで少し重ための質感です。パーソナルカラーをかじっている方には伝わりやすいかな、スプリングタイプに似合うコーラルピンクに近いです。
ファイバー入りでブラシも柔らかいので、ふわっと仕上げられるところも色みと合っていて可愛い。
CharlotteTilburyのピロートークでふんわりベースを作ってから、マスカラを重ねてます。使ったのは主に右上、結構ピンクピンクしてたので眉尻にだけ少し右下も足しました。
RIMMELのアイブロウマスカラの凄いところ、なんせ落ちない。
これだけ明るいピンク眉は地毛が出てきたら雰囲気台無しになりそうですが、1日経っても全然落ちてなくて、手に出したとき強めに擦っても全然落ちなくて。頼もしい。ありがたい。
わたしにしては珍しい、"可愛い" 寄りのピンクメイク。
ピンクはあまり得意じゃないので、ベースにはコーラルカラーのDAZZSHOPを広げています。
苦手な色を眉に使うときは、ポイントにするんじゃなくて統一感を出すといいかも。今回でいうならベースにコーラルを仕込んだように、得意な色に寄せるっていうのも使いやすくするひとつの方法です。
🥥 Ash
毎年冬が近付くと研究したくなるのは、実はグレーやシルバーで。
わたしにとってはすごく計算して使わなくちゃいけない、難易度の高い色でもありまして。今年は研究材料に眉メイクも加わったのでワクワクしてます🥥
自分の気分に少しでも、知識やテクニックが追いつきますように。
初めて知りました、このブランド。眉にも睫毛にも使えるカラーマスカラです。
グレージュってすごいお洒落な色ですよね。落ち着き感もぬくもりもあって、ナチュラルな大人っぽさが魅力。
兼用マスカラなので伸びがよくて、アイブロウにするなら少しゆるめの質感。そのぶん少しのタッチで柔らかく染まるので使いやすいです。
せっかくなので眉と睫毛をグレージュで。
ベースに使うパウダーはすごく悩みましたが、今回はCelvokeのサンセットグレーの左上を。ベースカラーでも色々遊んでみたくなりました。
わたしはあんまり眉の主張が強いと顔がキツくなりすぎるというか目力が追いつかないので、うすーく薄く仕上げています。
このアイメイクもほぼカラーレス。下瞼に変更オレンジを少し入れたくらいで、あとはグレーとグレージュで完結させています。LAURA MERCHIEのアメジストもメタリックなグレージュで相性バッチリだったぁ…。満足です。( このメイクだと二重幅に使っています )
眉の印象を緩和するために、実はリップメインなメイクでした。
𓂃 𝑪𝒐𝒍𝒐𝒓 𝑬𝒚𝒆𝒃𝒓𝒐𝒘 𝑴𝒂𝒌𝒆𝒖𝒑 🎨
いかがでしたでしょうか。
11月現在の、青木のカラー眉メイクのすべてです🎨
まだ研究途中なカラーもたくさんありますが、カラー眉メイクとっても楽しい!♡
気分屋だから、気分で染められるパーツの選択肢が増えて嬉しい。パーツのカラーバランスを自分なりに計算して完成させていくのが楽しい。
もう少しマスク生活は続きそうだから、メイクもアップデートしながら楽しんでいけたらと思います❄️
2021.11 Yuu Aoki
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