日本のエンジニア不足を解消したい!PRUMが新たにスタートさせた、採用コンサルティング事業とは
2024年夏、株式会社PRUMは自社の強みを生かし、「エンジニアの採用コンサルティング事業」を新たにスタートさせました。そのサービス開発と運用を担当しているのが、同社で営業部長も兼任する増永彩。サービスの内容や特長、エンジニア採用を成功させるポイントなどについて聞きました。
PRUMの強みを生かした採用コンサルティング
——PRUMが提供するエンジニアの採用コンサルティングとは、どのようなサービスですか?
増永:PRUMの採用ノウハウを生かし、エンジニアを採用したい企業様に向けて人材確保の戦略立案や施策提案を行い伴走していくサービスです。
「エンジニアを採用したいけど、応募がなく面接すらできない」「採用代行(RPO)サービスを利用したが、うまくいかない」「社内に採用担当者がいないため、社長が自ら採用業務を行っている」など、お客様は採用においてさまざまな課題を抱えています。それらを解決するには、お客様ごとに異なる成功への道筋を見つけ出し、それに沿った戦略と施策を実行していくことが必要となります。
私たちは自社で培った採用の強みを生かしながらお客様一社一社に寄り添ったご提案をし、エンジニア採用を支援していきます。
——PRUMの強みとは、どのようなものですか?
増永:PRUMは2019年の設立以来、若手エンジニアの採用と育成に力を入れてきました。
「日本のエンジニア不足を解消する」をミッションに、自社でエンジニアを育てる取り組みを行っており、これまで数多くの若手を採用してきました。それこそ企業規模に見合わないほどの人数を採ってきたと思います。
ここに私たちの強みがあると考えており、自社で実証された成功のパターンを他社様に展開することで、確度の高い採用支援ができると思っています。
——PRUMが自社のエンジニア採用に成功している理由は何ですか?
増永:一番のポイントは、PRUMという企業の魅力を候補者にしっかり伝えられていることだと思います。
私たちはYouTubeやSNSなどを活用したメディア戦略にも力を入れていますが、コミュニケーションのとり方やアプローチの仕方といった、ソフトスキル面にもノウハウを持っています。
その点は実際、Wantedlyが主催する採用と組織づくりのイベント「FUZE2023」で「SCOUT CRAFT賞(心を打ち、返信が来るスカウトを送った企業に贈られる賞)」を受賞させていただいたり、合同説明会で8割もの参加者が選考に進んでくれたりなど、成果としても表れています。
また、転職フェアなどの採用イベントにおける戦略策定、運営も得意です。PRUMが過去に出展した某採用媒体主催の転職イベントでは、大手企業の競合が多数いる中、非常に高い面談設定率を獲得しました。主催者の方も驚かれ、PRUMのブースを見学に来られたほどです。
戦略策定は私の方で行っており、そのノウハウを、コンサルティングでレクチャーさせていただく予定です。
採用の勝ちパターンを見つけていく
——自社の魅力を、自分たちでは見つけられないという声を聞きます。
増永:私がお客様と一緒に見つけていきたいと思っています!
私はPRUM入社前から、採用人事やSES営業として仕事をしてきました。何千人もの社員がいる上場企業や、大手企業の開発を請け負うSIer、未経験者層を多く採用するスタートアップなど、あらゆる規模、ジャンルの企業に所属しました。これまで面接・面談したエンジニアの数は数千人に上ります。
その仕事を通して、ITエンジニアの働き方や物事の考え方、企業のタイプごとの採用課題、そしてどのような解決策があるかといったことがだいたい想像できるようになりました。
その知見を生かして、お客様の課題をしっかりとヒアリングさせていただき、お客様ならではの“勝ちパターン”を見いだしていく、そんなコンサルティングを提供させていただけたらと思っています。
面接では、採用側も徹底した準備を
——採用のどの部分をサポートしていくのですか?
増永:採用の運用設計から実行支援、改善までをコンサルタントの立場でサポートさせていただきます。面接は非常に重要な場になりますので、その対策もレクチャーします。
採用支援の仕組みは、PRUMの中で私が中心となって作りました。私が入社して採用を手伝い出した頃は、代表の岩本稜平がほぼ一人で面接をしていたんです。採用に関してまだなんの戦略もなくて、まっさらな状態でした。そこで私が代表からヒアリングしてペルソナをまとめたり、面接シートを作ったりして手順を作っていきました。
面接の準備についてもレクチャーしていましたね。私は採用面接をする際は必ず、候補者のことを徹底的に調べてから面接に臨んでいたんです。インターネットで調べたり、本人のことだけでなく職務経歴書や履歴書に記載されている前職の会社概要を調べたりもしました。
候補者へオファーを出す際には作戦会議を導入し、どのような言葉が候補者に刺さるかとか、 どういった流れで話をしていくかを事前に決めたりもしていました。
——徹底的に準備することが大事なのですね。
増永:そうだと思います。候補者にとっても、自分のことを知ってくれてる人に面接されるのと、 「履歴書に書いてあるのに、そんなこと聞いてくるの?」みたいな面接では、多分受け取り方も全然違うと思うので。私はあなたのこと全部知ってるよ、くらいな感じで出ていくことが大切かなと思っています。
PRUMが他社のエンジニア採用を支援するわけ
——PRUMのメイン事業は受託開発で、今後も引き続きエンジニアを増やしていくかと思います。そうした中、なぜ他社の採用を支援するのですか?
増永:先述したように、PRUMは「日本のエンジニア不足を解決する」というミッションを掲げています。代表の岩本は、日本のIT業界における一番深刻な課題は「エンジニア不足」だと考えており、その課題を解決するために会社を立ち上げました。
しかしこのミッションはPRUM一社だけで達成できることではありません。業界全体で盛り上げていかなくてはならないことで、そのためには弊社以外でもエンジニア採用を増やしていく必要があると思っています。
そこで、PRUMで成功した採用手法を他の企業様にも展開させていただき、社会課題であるエンジニア不足を解決していけたらと考えました。それがこのコンサルティングサービスを開始することになった経緯です。
候補者と企業をwin-winの関係にしたい
——お客様企業やエンジニアの候補者に向けた想いをお聞かせください。
増永:私は新卒のときエンジニアとしてキャリアをスタートしたのですが、研修の段階ですぐに挫折してしまいました。それで営業に転職したという経緯があるので、「プログラミングが楽しい」と言っているエンジニアの方々を見て心からかっこいいなと思っています。
そんなリスペクトの気持ちを持って、私は数多くのエンジニアと面接をしてきました。本当にたくさんの方と対話をしてきたので、エンジニアの気持ちが理解できるようになりましたし、対する採用側企業の考えもわかっているつもりです。
採用にあたっては、エンジニアと企業がお互いにwin-winじゃないと長続きしないと思っています。私はこのサービスを提供するにあたって、どちらにも利益がもたらされることを意識して取り組む考えです。どちらか一方がものすごく無理をしなくてもいいような付き合い方ができるようにと、SES営業の時代からいつも心掛けてきましたし、そのスタンスは今後も持ち続けていきたいと思っています。
そのためには、ネガティブな面や懸念点があればあらかじめきちんと伝えることが大事なので、そこを意識するようにしています。
エンジニア採用に課題をお持ちのお客様には、さまざまな企業様がいらっしゃるかと思います。ITのことはわからない、自社でエンジニア部門を作りたいけれど、エンジニアと対話できる人事がいないという企業様も、ぜひご相談いただければと思います。PRUMが伴走しながら、お客様のエンジニア採用成功のお手伝いをさせていただきます!
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