また強い風で
あの看板がたおれそう
めじるし見えなくなって
迷ってしまいそう
風が吹いた日
あなたに言われた
「おまえ、ひねくれてるよな」
真剣なまなざしで
怖い顔
なに考えてるの?
傷ついた言葉
よく見られたかった
笑っていてほしかった
好きでいてほしかったのに
また誰かみたいに
あなたもわたしのことを
否定するのね
でも大丈夫
でもあなたにも
この色は塗れないでしょう
もう決して汚れないように
傷つかないように
そしてビニールかぶせた
わたしのための看板
それを意図も簡単に
ビニールやぶいてみせた
そしてあの色を塗ったんだよ
怖い顔だったのは
どうしてひねくれているのか
理解しようと
考えてくれていたんだって
傷つく言葉が消えていく
あの色を塗ってくれたから
大事な人たちの色で出来ている
わたしのための看板
“あたたかいこころ”
その看板を
今ではあなたがメンテナンス
今日もたおれそうになる看板を
支えてくれてありがとう
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