免疫項目の一つ目!好中球貪食能とは??
今日は、昨日のコラムで書きました、免疫4項目の一つ、好中球貪食能について、少し噛み砕いて見て行きたいと思います。
そもそも好中球とは、血液中に含まれる白血球の中の顆粒球の一種で、白血球全体の45%~75%を占め、強い貪食能力を持ち、細菌や真菌感染から体を守る防御機能を有しています。
貪食という言葉が出てきましたが、貪食とは、体内の細胞が不必要なものを取り込み、消化し、分解する作用です。
よって、好中球は、生体防御機構の一翼を担う細胞であるので、炎症時に病巣部に集まって細菌などの異物を貪食して殺菌し、免疫機能を働かせています。
この好中球の貪食する能力を測るため、フローサイトメーターを用い、蛍光標識されたビーズを実際に貪食させ、好中球内のビーズを測定します。
要するに、人の自然免疫の第一番目の砦が、好中球によるものだとしたら、その能力の大小は、免疫の能力という意味では非常に重要な要素だと言えます。
嚙み砕いて書くと、分かりやすいかなと思います。
実は、私も勉強しながら、難しい言葉を解釈しながら書いてます、一緒に勉強していければと・・・(笑)
*画像は好中球です