心房細動:ablation治療において認知リスク低減

ablationが日常臨床化してきたと実感される昨今、積極的にすすめるべき根拠がまた一つ・・・

以下のSAGE-AFコホート研究の一部成果と思われる

Cross-sectional analysis of baseline data from the ongoing Systematic Assessment of Geriatric Elements in Atrial Fibrillation (SAGE-AF) prospective cohort study.
Saczynski, Jane S., Saket R. Sanghai, Catarina I. Kiefe, Darleen Lessard, Francesca Marino, Molly E. Waring, David Parish, et al. “Geriatric Elements and Oral Anticoagulant Prescribing in Older Atrial Fibrillation Patients: SAGE‐AF.” Journal of the American Geriatrics Society 68, no. 1 (January 2020): 147–54. https://doi.org/10.1111/jgs.16178.


AAN | MedPage Today

心房細動(Afib)患者において、高周波(RF)カテーテルアブレーションを受けた患者は、薬剤で管理されているAfib患者よりも臨床的に重要な認知機能障害を発症する確率が有意に低いことが報告された。

SAGE-AFと呼ばれる前向き観察研究において、登録から2年以内に認知機能障害が現れる確率は、薬で管理されている患者に比べてRFアブレーションを受けたAfib患者で36%低かった(調整済みOR 0.64、95%CI 0.46-0.88) と、ウスターのマサチューセッツ大学チャン医学部のバハダール・シン・スリチョーラ医師、MSは述べている。

この研究の要旨は、来週開催される米国神経学会(AAN)年次総会で発表される予定であり、新しいタブまたはウィンドウで開きます。

Srichawla氏は、学会に先立ち発表されたAANのプレスリリースで、「これまでの研究で、不整脈のある人は、脳の血流に影響を与えるため、長期的な思考や記憶に問題があることが分かっています」と説明しています。しかし、Afib治療法の違いによって神経学的転帰が異なるかどうかは未解決の問題である。

Translated with DeepL

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