COPDだけでなく、Preserved ratio impaired spirometry (PRISm)でも新血管疾患リスク取り沙汰されているが・・・
Preserved ratio impaired spirometry with or without restrictive spirometric abnormality | Scientific Reports (nature.com)
より正確な新血管疾患リスクスコアが必要となる
QRISK3 underestimates the risk of cardiovascular events in patients with COPD
Joseph Emil Amegadzie, Zhiwei Gao, et al.
http://dx.doi.org/10.1136/thorax-2023-220615
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者では、心血管疾患(CVD)の発症率が一般集団よりも高いことが分かっている。しかし、現代のCVDリスクスコアリングツールで用いられている危険因子がこのようなリスクの上昇を捉えているかどうかはわかっていない。
広く使用されているCVDリスクスコアリングツールであるQRISKはCOPDの10年CVDリスクを大幅に過小評価している。このようなリスクの過小評価は若年COPD患者で特に顕著であることを示す。
現在のCVDリスクスコアリングツールは、COPD患者にとって臨床的に有用であるように検証され、更新されなければならない。COPDは将来のCVDリスクスコアリングツールにおいて明確な予測因子となるべきである。
要約 written with ChatGPT4
発生率
CVDの発生率は100人年当たり3.53(95%信頼区間3.41~3.68)イベントであった。この値は女性より男性の方が74.6%高かった(4.01(95%CI 3.81~4.21)対2.99(95%CI 2.81~3.18))。これに対し、QRISK3の開発集団における40~84歳のCVD罹患率は、全体で1.20(95%CI 1.19~1.21)、男性で1.37(95%CI 1.36~1.38)、女性で1.02(95%CI 1.01~1.03)であった11。COPD患者のCVD罹患率は、すべての性・年齢群で一般集団よりも高かった(図2;詳細結果はオンライン補足表5に記載)。全体として、COPD患者も一般集団もCVD罹患率は年齢とともに上昇したが、COPD患者では年齢とCVD罹患率との関連がより鋭かった。65歳以下のCOPD患者ではCVD発症率は一般集団の3倍以上であったが、65歳以上では1.5倍以下であった。
序文要約:written with ChatGPT4
QRISK3
Discussinon 論旨 written with ChatGPT4