SARS-CoV-2ワクチン接種後の新たな神経疾患とそれに付随する入院は従来のリスク要素の影響が大きく、ワクチンとの関連性根拠は認めなかった

ワクチン副作用・副事象関連は、やはり対照をとらないと、客観的リスク評価はできないと思う。
大臣にいくら詰問しようが、答えが出るはずもない、言葉尻を捉えて記事にしようというのは品がない→加藤大臣会見概要 ｜令和５年５月３０日｜大臣記者会見｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Neurologic Events After COVID-19 Vaccines Assessed | MedPage Today

記事要約 written with ChatGPT4

ニューヨークの三次医療施設でSARS-CoV-2ワクチン接種後に新たな神経疾患や再発した神経疾患で入院した全患者は、それぞれの神経疾患のリスク因子を一つ以上持っていたと、ある前向き研究が示した。
ワクチン接種後の患者で最も顕著な神経疾患の指標は、虚血性脳卒中（37.7％）、脳症（32.6％）、発作（15.9％）、脳内出血（ICH; 9.4％）であった。
2020年12月から2021年6月までにCOVID-19ワクチンの接種状況と神経疾患をスクリーニングした3,830人のうち、138人が神経疾患の鑑別診断を受け、入院の6週間以内にCOVIDワクチンを接種した。
代謝異常は、発作（53.3％）や脳症（22.7％）のワクチン接種患者において最も一般的な原因であった。高血圧は虚血性脳卒中（86.5％）とICH（30.8％）を持つ人々にとって最も重要なリスク因子であった。
研究者らは、新たに診断された神経疾患とmRNAまたはアデノウイルスCOVID-19ワクチンとの間に因果関係を確定することはできなかった。
"これらの症例の包括的な臨床レビューはmRNA COVID-19ワクチンの安全性を支持しています"と彼らは追加した。
COVID-19ワクチン接種後の神経疾患の予防策として、CDCはいくつかのAESIs（注射後の特別な不良反応）を事前に指定している。全体的に、ワクチン接種者の約60%がPfizer-BioNTech（BNT162b2; Comirnaty）ワクチンを、31%がModerna（mRNA-1273; Spikevax）ワクチンを受けた。入院した患者の約三分の二が完全にワクチン接種を終えていた。中央値年齢は68歳で、51％が女性であった。全体的に、30％が白人、20％が黒人、33％が混血またはその他であった。脳卒中、脳症、発作の患者の約半数がヒスパニックまたはラティーノであった。入院中に9人の患者が死亡した。
Thakurと同僚は、ワクチン接種がリスク因子として明確に除外されることはなく、"我々が説明できなかったSARS-CoV-2ワクチン接種の未知だが帰属可能なリスクがあるかもしれない"と指摘した。社会人口学的なリスク要素（喫煙、年齢、性別、人種）は評価に含まれていなかった。さらに、単一の研究センターは比較的小さな患者集団を特定したため、"その結果、我々の研究は一般化することが限られている"と研究者らは述べた。

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Carla Y. Kim, Emily N. McNeill, Casey Young, Fredrick King, Madison Clague, Marissa Caldwell, Abhilasha Boruah, Jason Zucker, and Kiran T. Thakur. “Observational Study of Patients Hospitalized With Neurologic Events After SARS-CoV-2 Vaccination, December 2020–June 2021.” Neurology: Clinical Practice 13, no. 4 (August 1, 2023): e200166. https://doi.org/10.1212/CPJ.0000000000200166 .

【背景と目的】 COVID-19パンデミックの世界的流行により、ワクチン開発期間、規制当局の承認、住民への普及が加速し、承認後/認可後のワクチン安全性監視の重要性が強調された。ワクチンに関連する有害事象を監視するために、我々は、mRNAまたはアデノウイルスCOVID-19ワクチンを接種した、事前に指定した神経学的疾患で入院した患者を前向きに特定し、有害事象の潜在的危険因子と代替病因について症例を評価しました。
【方法】 2020年12月11日から2021年6月22日の間にいずれかのCOVID-19ワクチンの接種を受けた後6週間以内の入院者（コロンビア大学アービング医療センター／ニューヨーク長老病院、ニューヨーク市、ニューヨーク州）において、事前に規定した神経学的状態を確認しました。これらのワクチン接種患者の電子カルテの臨床データをレビューし、公表されたアルゴリズムを使用して、これらの神経学的症状の寄与する危険因子および病因を評価した。
【結果】 COVID-19の接種状況と神経症状についてスクリーニングした3,830人のうち、138例（3.6%）が本研究に含まれた（mRNAワクチン後126例、Janssenワクチン後6例）。
最も多い4つの神経学的症候群は、虚血性脳卒中（52、37.7％）、脳症（45、32.6％）、seizure（22、15.9％）、頭蓋内出血（ICH）（13、9.4％）でした。138例（100％）
すべてに1つ以上の危険因子および／または確立された原因の証拠があった。
seizure（24、53.3％）および脳症（5、22.7％）では代謝異常が最も多い病因であり、虚血性脳卒中（45、86.5％）およびICH症例（4、30.8％）では高血圧が最も大きな危険因子とされました。
【考察】 本研究の全症例は、少なくとも1つの危険因子および/または既知の病因が神経学的症候群の原因であると判断された。これらの症例に関する包括的な臨床検討は、mRNA COVID-19ワクチンの安全性を支持するものであった。
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