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【期間限定】而今(木屋正酒造)飲み比べ×マリアージュ
過去に囚われず、未来にも 囚われず、今をただ精一杯生きる。
お酒を知り、愉しみ、未来へと繋ぐ。
苦境に負けず、自身が心から美味いと思う酒を
伝統と進化をもってとことんまで研究を繰り返し生まれた「而今」の物語は、飲む者の心を満たし、
而今の飲み比べ×マリアージュで、至高のひとときへと昇華します。
創業1818年、苦境を乗り越えた先に。
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文政元年。時は江戸時代まで遡る。
黒船来航の35年前、
1818年に創業し、2024年現在で206年の歴史を持つ木屋正酒造。
造り酒屋だった「ほてい屋」を譲り受け、屋号を「木屋正」と改め継承した風情と歴史ある建物は、登録有形文化財に指定されています。
而今がリリースされるまでは「高砂※」や「鷹一正宗」を製造していましたが、2000年代前半に入ると消費者の嗜好の変化に伴い、日本酒の消費量が落ち込み、経営の危機に。
而今を造り上げた6代目蔵元杜氏が実家に呼び戻された時には、なんと赤字続きの状態でした。
そんな中、「旨い酒のためには何が必要なのか」をとことん追求し、精緻な設計と検証を繰り返し、
すべての工程を見直して造られた「而今」は、古きものを守り、最新の技術を融合し醸した、飲み飽きることのない美しいお酒が誕生しました。
※現在販売中の高砂は、全行程を見直された後、復刻版としてリリースされているもの
而今(じこん)の誕生
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銘酒「十四代」を醸す高木氏から「若手で飛び抜けた才能を持っている」と評された6代目蔵元杜氏。
6代目蔵元杜氏には、目指したいと思う理想の日本酒があり、当時任されていた木屋正酒造の仲間たちに熱心に話し、説明しても当時の杜氏や蔵人には理解されず、度々意見の食い違いがあり衝突していました。
そして、酒造りに携わるようになって3年目、
自身が本当に「美味しい」と感じる日本酒だけを造りたいという思いから、それまで雇っていた杜氏との契約更新をストップして自らが杜氏の職に就き、経営者でありながら杜氏も兼ねる「蔵元杜氏」となりました。
理想の日本酒を目指すため、
原料となるお米は地元農家さんと一緒に田植えから携わり、酒造りの全行程を見直し、設計と検証を繰り返しながら、原料から麹つくりまで一切の妥協を許さず、
6代目蔵元杜氏が若干29歳で造り上げたのが「而今(じこん)」でした。
昔ながらの製法を取り入れながらも、現代の最新技術の製法も使い分ける、木屋正酒造の造り手たちは、少数精鋭で固められており、日々進化を続けています。
6代目蔵元杜氏のお母様が、蔵の座敷にあった掛け軸からインスピレーションを得て命名された「而今」という名は、
禅僧である道元が執筆した「正法眼蔵(第十・大悟)」の中の一節、
【原文】
いはくの今時は、人人の而今なり。
令我念過去未来現在いく千萬なりとも、
今時なり、而今なり。
人の分上は、かならず今時なり。
【意訳】
言っているのは、人それぞれの「すなわち、この一瞬」ということだ。
私が過去・未来・現在を幾千万も考えてみても、今が重要だ。
「すなわち、この一瞬」だ。
人の生き方というのは、今が重要だ。
という意味を持ち、
その才能を評価されながらも、
自身の力をおごらず、わからないところは周りの人たちの力を借り、苦境にも負けず、持てる力をすべて注ぎ込んで造り上げた
今を生き抜き続ける魂の一本。
そうして生まれた、
而今の背景をそばで見守っていたお母様だからこそ、
そして、
未来を担う杜氏としての覚悟をもって採用されたのではと思うと木屋正酒造の本気と謙虚さが垣間見れ、ますます好きになってしまいそうですね。
瓶の中に、想いを込める。
現状に満足せず、改善を繰り返す。
味わいと特徴
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口に含んだ瞬間、
甘味・辛味・酸味・苦味・渋味に加え、米の旨味とキレの良い独特のテクスチャー、七色の味が一気に広がる。
それぞれに丁寧に醸された而今は、
クリアでフルーティな飲み口、奥行きのある旨みと絶妙な調和を保ち、飲み飽きることがない。
驚くほど綺麗な柔らかい甘み、さりげなく爽やかな嫌味のない酸味、そして絶品のフルーティーな香りは、
日本酒ファンの方はもちろん、日本酒初めましての方や少し苦手…という方にも自信を持っておすすめできる1本です。
そして、
全国の酒米と製法を巧妙に使い分けており、
飲み比べることで、米や酵母、熟成の違いが生み出す風味の変化や奥深さを存分に愉しめるのも魅力の1つ。
而今の生酒はフレッシュでジューシーな美味しさが際立ち、 火入れ酒は旨味とキレの対比が見事。
今夜の而今飲み比べには、火入れをご用意いたしました。
三重県が誇る銘酒「而今」の異なるラインナップを贅沢に堪能できる、
日本酒ファンには堪らない期間限定メニューです。
丁寧に醸されたそれぞれの而今の味わいの違いをお愉しみくださいませ。
入手困難な理由
最も手に入れるのが難しい銘柄のひとつに数えられている而今ですが、
質の良い日本酒造りのため、
大量生産を行わず、
手間暇を惜しまず、
職人さんたちの手でひとつひとつ丁寧に造られ、
低温発酵で時間をかけてゆっくりと発酵し、1番手間のかかる「袋吊り」で取れる量が少なくとも徹底した質の高い日本酒造りを行っているため、
限定数での販売となっており、
また、蔵元だけではなく、
蔵元から私たちの手に届くまでの品質管理にも力を入れており、
蔵元が信頼できる、高い品質管理の体制が整っている酒屋さんにしか卸さないため、
他の日本酒よりも入手困難な日本酒となっています。
而今(火入れ)飲み比べ×伊勢海老のお造り
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海と大地の恵みに感謝し、未来を想う。
市場に出回るは全て天然もの伊勢海老。
そんな伊勢海老をまるまる1匹お造りとしていただく至福の逸品で「而今」を飲み比べる、まさに究極の贅沢。
熟成の違いが生み出す風味の変化や奥深さを、
三重が誇るの幻の地酒と魚介の魅力を心ゆくまでご堪能いただける贅沢なひとときをお届けします。
海の王者の名に相応しい、
濃厚でとろけるような舌ざわりと甘み、見事に引き締まったぷりっぷりの弾力の中に旨みがいつまでも溢れる伊勢海老に、
クリアでフルーティ、絶妙な調和をもつ而今を合わせれば、
お口の中で慎ましやかなハーモニーを奏で、じんわりと温かく、自然とほっぺと笑みがこぼれて、この上ない幸福感に包まれていきます。
伊勢海老が旬を迎えている今の時期だからこその、
究極のマリアージュを是非この機会にご賞味くださいませ🌠
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