本能のまま欲求に素直に。「本音で生きる」ことをようやく理解した私の話。
15年続けてきた「キャリアカウンセリング」に限界を感じ、「心の仕組み」である認知科学を学び始めて6ヶ月になりました。
この学びもまもなく卒業ですが、ほんっとに人生を激変させてくれた、最高に面白く、濃密な学びです。
無料セッションをさせていただいた60名以上の皆さま、ありがとうございました!
私の人生観を激変させた「認知科学コーチング」とは
あらためて心の仕組み「認知科学」が大切にしている考え方をざっくりまとめると
人生のゴールを「現状の外」に置いて、
本能のまま欲求に素直に、本音でやりたいことだけやって純度純度100%の人生を生きる
といえます。
その濁りのない未来を描くためのお手伝いをするのが、私の役割です。
認知科学では、
■「本能のまま欲求に素直に、本音でやりたいこと」をwant to、
そして
■「やらねば、やるべき」と外圧に縛られた義務や責任をhave to
と言います。
自身のwant toだけ、つまり「やりたいことだけ、やる」。
この言葉、最近よく聞きますよね。
「やりたいことだけ、やりなさい」みたいな。
もう食傷気味…そう思われている方もいると思います。
「そんなの綺麗ごと、無理だよ」とか「すでに充分やりたいようにやっているよ」とか。
でも、私はこのコーチングを学ぶことで、人は無意識に「どうせ無理」と自分に呪いをかけて自分で自分の「やりたい」を封印しているということ、
すでにある「やりたい」も実は他者評価と承認欲求、世間一般の常識にまみれてひどく濁ったものであることを実感しました。
私自身も認知科学のクライアントとして継続して質の高いセッションを受けたことで、
・本音の「やりたい」を解放する
・見つけた「やりたい」を手放さずに「本音で生きる」
この2つの実現が、いかに難しく尊く、そして人生を変えてくれるかを体感しました。
生きていくうえで通貫すべき価値観、考え方が定まったので、キャリアカウンセリングでクライアントに与える影響と変化の質もぐっと上がった実感もあります。
細かい感想だけを書くとなぜか宗教っぽくなってくるので、自身の変化はあらためて記事にしたいと思います。汗
が、とにかく、
・本当の「やりたい」を見つけるため、思ったことすべてを口にする覚悟を決めた人
・いちど見つけた「やりたい」を手放さないよう、言い訳せず人生を本気で変えたい人
・今の自分を捨て、違う自分で生きることを受け入れる覚悟と勇気を持てる人
には本当に価値のあるセッション、それが認知科学コーチングです。
自分を偽り「本当の自分」探しをしてきた私
さて、今日はこの本能のまま欲求に素直に、本音で生きることについて、最近考えていることを残しておきたいと思います。
まずご紹介したいのは、この認知科学コーチングの元祖であり伝説のコーチと呼ばれるルー・タイスの著書「アファメーション」。(画像お借りしました)
◆基本三原則
1.自分を偽らない
2.進歩的である
3.有効な行動を取る
詳しくはぜひ本書を読んでいただきたいのですが、この三原則の中でも「自分を偽らない」、これを初めて聞いたとき、胸にグサッと突き刺さりました。
私はいつもなんとなく、「自分を偽っている」感覚があったからです。
この著書からもう少し詳細を抜粋すると、下記のように説明されています。
「いつも自分に正直であり、一緒にいる人によって態度を変えたりしないことです。……(割愛)……私は誰かに拒絶されたり、自分の能力不足を感じたりしても、自分を別人のように偽ったりはしません。つねに自分でいなければならないのです。」
「つねに自分でいる」
なかなか本音を出せず、相手が何を求めているか考えて行動したくなる、いつも猫をかぶっているような自覚のある私には、認知科学コーチとして生きるうえで本当に耳の痛い言葉でした。
昔から、「自分ってその場その場でぜんぜん違う自分な気がする…」という自己認知があったからです。
めちゃめちゃ楽しかった職場、転職失敗してボロボロになった会社、「本当に同じ私か?」と思うくらい別人だったし、飲み会だって参加者によって私のキャラってだいぶ違う気がするし。
それがずーっと気になっていました。
「私は人の目を気にして自分を偽っている」そんな感覚を持ち続けてきたので、自分の弱みや本音を躊躇なくさらけ出せる人に昔からずーっと憧れがありました。
自己分析大好きなキャリコンとしては「偽らない自分」「本当の自分」は常に探し求めているといっても過言ではないし、だけど、今ここにいる自分も、過去の自分も、どこか鎧をかぶって本音じゃない気がする。
「自分を偽らない」って、なんだろう、どうしたらいいんだろう…。
「分人主義」が教えてくれた「相手によって違う自分になる」矛盾のとらえ方
そんな時、読んだのが「私とは何か~『個人』から『分人』へ~」という平野啓一郎さんの本です。(こちらも借り物の画像です)
分人について、簡単に抜粋すると
人間にはいろんな顔がある
「本当の自分」など存在しない
対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である
「個人」より細かく切り分けた個々の顔を「分人」と定義する。
個人を整数の1とするなら、分人は、分数のイメージ
その人らしさ(個性)というものは、その複数の分人の構成比率によって決定される
個性とは、決して唯一不変のものではない
と書かれています。
常に一つの人格でいられないのは「分人」は他者との相互作用によって生まれるから。「私たちの人格そのものが半分は他者のお陰」なのだと。
愛とは、「その人といるときの自分の分人が好き」という状態のことである。……(割愛)……その相手といる時の自分(=分人)が好きか、嫌いか、ということが大きい。
その相手といる時の自分(=分人)が好きか、嫌いか
これは衝撃でした。
そうか、好きな自分も嫌いな自分もいるけれど、好きな自分(分人)を思い返すと、相手からの承認など気にせず本音で素直にのびのびと、「本能のまま欲求に素直に、本音で」自分を偽らずにその場にいることができている。
そして、嫌いな自分は、その真逆。
どう見られるか、どう思われるか、相手の期待を裏切らないか、他者評価ばかり気にして自分を偽って、本音なんて1ミリも出せていない!
著者は「本当の自分」など存在しない、と言っていますが、私は認知科学で言う「want to(本能のまま欲求に素直に、本音でやりたいこと、欲求)」こそ普遍的で一生変わることはない「本当の自分」だと捉えています。
だからこそ、「本能のまま欲求に素直に、本音で」生きられていない、他人の目ばかり気にした「have to(「やらねば、やるべき」と外圧に縛られた義務や責任)の分人」は、偽りの自分。
だったらそうなってしまう人や場所からは離れよう、手放そう。
そう決めたら、ぐっと楽になりました。
そして、
・どんな場所、どんな人と接している分人であっても本音で生きる
・want toの分人として生きられる人、場所だけを勇気をもって選択する
と決断したら、ストン!といろんなことが腹落ちしたのです。
「空気を読まなきゃ」「頭が悪いと思われたくない」「いいママだって言われたい」「相手が持った第1印象を裏切りたくない…」
そんな他者評価、承認欲求で我慢、抑圧されhave toで生きてきた自分を手放し、「相手にどう思われるかな」のフィルターを外したままに思考し、発言するようにしたら、本当に心が軽くなりました。
・大嫌いなママ友の集まりに行くのはやめて、LINEグループを抜けました。
・夫に何となく気を遣うのをやめて、堂々とやりたいことをやるようにしました。
・美容師さんとの話題で気を遣うのは辞めました(笑)
・めっちゃ下ネタ話すようになりました(汗)
なーんにも困らないし、夫婦関係も良くなったし、変に言葉を選んでた頃よりコミュニケーションがスムーズで相手も心を開いてくれるし、やりたいことをやるようにしたので時間の遣い方も変わりました。
このコーチングを学ぶ前なら「そんなの無理」と自分に呪いをかけていたであろうことを今、たくさん経験し、目で見て聞いて肌で感じて、たくさんの刺激ある毎日を過ごしています。
「多面的な自分」と「偽らない自分」は矛盾しない
私は学生の頃からやたらバイトを掛け持ちしたり、体育会系の部活では部活動だけでなく学生連盟の幹部をしたり、社会人のなった今は子ども3人育てつつ複業をしたり勉強したり、常にいくつもの場所がないと落ち着かないタイプだったのですが、その理由こそ、「複数の分人を持っていたい」という私の欲求、want toなのだと思います。
多面的な自分を味わう面白さは、無意識にずっと大切にしていました。
ただ一方で、今までの「多面的な自分」は「相対する相手にどう合わせるか」完全に他者評価と承認欲求から生まれたものでした。
だからいつもどこか息苦しく、嘘をついているような感覚であったのが事実です。
「人の期待に応える」だけの、意思のない分人だったのだと思います。
コーチに言われた「あなたは水のように誰にでも合わせられる人だ」という言葉もコンプレックスであり自分の能力でもあり。
分人という感覚を理解したら、そういう自分もすっと受け入れることができました。
複数の分人であることが心地よく、自分が多面的であるからこそ、「本当の自分って何だろう」という問いにずーっと悩まされてきたんですよね。
それこそが「多面的な自分を楽しみたい」という自分の欲求の裏返しでもあったんです。
認知科学を学ぶ同期たちに初めてリアルで会ったとき、「なんかすごく違和感がある」と言われたのも、いろいろ自分を偽った完全にhave toな分人であったから。笑
でも今は、純粋に本音の、偽らない自分です。
それでも、人によって「私がどんな人か」見え方は違うみたい。
それが面白いなー、その多面性や違いをもっと知りたいって、いつも思っています。
心の仕組み「認知科学」とは「『偽りのない自分』で生きる未来」を見つけること
さて、あなたが「本能のまま欲求に素直に、本音で」生きるなら、そこにはどんな自分がいますか?
あなたのwant toはなんですか?
自分ひとりで考えようとしても、無意識の承認欲求や過去にもらった他者からの評価、成長してから後付けで身についた価値観が邪魔して出てこない…
これが「want to」を見つけることの難しさです。
だからこそ、そこに濁りがないか、客観的に一緒に見つけてくのが私の役割です。
私の脳みそを貸す感覚、です。
そして、「本能のまま欲求に素直に、本音で」want toに生きた時、あなたの未来はどうなっているのか。
社会にどんな影響を与え、どんな人と、どんなファッションで、常にワクワクと夢中になってどんな未来を過ごしているのか、この指針を立てるのが認知科学の基づくセッションなのです。
本音の自分で、今まで通りならありえない未来を実現したい方、
・本当の「やりたい」を見つけるため、思ったことすべてを口にする覚悟を決めた人
・いちど見つけた「やりたい」を手放さないよう、言い訳せず人生を本気で変えたい人
・今の自分を捨て、違う自分で生きることを受け入れる覚悟と勇気を持てる人
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