やる気のないワーママだった私が、びっくりするような今を生きているのは「自分の脳みそと仲良くする」付き合い方を知ったから。

最近よく
「1年前の私が今の私を知ったらびっくりするだろうなぁ」と考える。

1年前の私は、3回目の育休から復職したばかり。
なんと「週2.5日正社員で副業OK」という、今考えても
最高の好条件だった。

なのに今。
個人事業主として毎日
スケジュールをまったく固定されないランダムな日常を送っている。
せっかくの好条件の正社員は辞めてしまった。

15年続けているキャリアカウンセリングや
新たに学んだ認知科学コーチング、
人材紹介会社での転職支援や
人事部での採用の経験をベースに、
人のキャリアや「はたらくこと」にフォーカスして、
法人や個人、さらには大学と、「人と話す」ことをメインに
仕事をしている。

そして、
「1年前の私が今の私を知ったらびっくりするだろうなぁ」
ランキングの中でもまあまあ上位に入るのは、研修講師をしていること。

しかもテーマは
「育休明けワーママ向けキャリア研修」や
「女性が活躍するためのマネジメント研修」。

キャリアの教科書にでも載っちゃうくらい、典型的な
「子供産まれたらパフォーマンスが下がった残念な女性社員」だった私。

でも、だからこそわかる。
あの頃の私の何がダメだったのか。
上司や周囲に何を求めていたのか。

当事者だったころは、ただただ辛くて、何一つ
客観的に考えることはできなかった。

「子どもはかわいい。
でも、仕事がめちゃくちゃ楽しかった『ママじゃなかった私』は
もうこの世からいなくなってしまった。
もうあの頃の私には戻れない。」

本気でそう思ってた。

それから会社を辞めて当時の自分を
客観的に振り返ることができるようになり、愕然とした。

「あの頃の私、自分との付き合い方がヘタクソ過ぎる…」

認知科学や神経科学などの脳の仕組み。
キャリア理論や「はたらく」ことの最新のトレンドと企業側の考え方。
昔の賢人が教えてくれた、自分と付き合うための哲学。

勉強すればするほど
すべての人には、世の中には、
可能性があふれまくっていることがわかる。

なのに勝手に自分で限界を作って、
他人の目を気にして、
脳にストレスがかかるようなネガティブな思考に
あえて自分からどっぷり浸かって、
脳内で自分をディスりまくり、
結果、他人を信用もせず。

育休中に出会ったキラキラしたワーママたち。
私はもう会うたびに、憧れ通り越してコンプレックスで苦しかったけど、
今になって思い返すとあの頃のママたちは、
本当に自分の心に忠実に生きていたのだろうか。

手作りパンやモンテッソーリ、
MBAやリーダーシップの勉強。

本当にやりたくてやっていたのか、
「やらねばならない」と思ってやっていたのか、
ほとんどの人が後者だったと思う。

でも、本人も感覚が麻痺して気付いていない。
「これが私の幸せ」「望む姿」って
自分とはまったく関係のない誰かの価値観を
じわじわゆっくり、歯医者さんの麻酔みたいに浸透させていって
「これが本当の私」って生きている。

でも、自分ではもうわからない。
自分で自分に限界を作っていることも、
脳内で無意識に自分をディスりまくっていることも。
それがあまりにも日常過ぎて。

・脳の仕組みを正しく知ること
・自身の感情に触れること
・思考のクセと思い込みに気付き、捨てること、書き換えること
・制限をかけない、自分の未来を自由に思い描くこと
・他人を信じ、言いたいことを口にしてみること
・本当はやりたくないことを、辞めてみること
・本当はやりたいことを、やってみること

正しい知識で自分に向き合い、
少しずつ自分に許可を出していくと、
今の自分が好きになり、勝手に未来が明るくなる。
他人の言葉や価値観、思い込みに振り回されなくなる。

私は今、自分のことが心から好き。
だからこそ、子どもも家族も、自分に関わってくれる人も、
何気ない日常も、仕事も、すべてが愛しく学びに満ちている。

それは何も特別なことじゃなくて、
会社を辞めないと手に入らないものでもない。
むしろ、
同じ職場にいるにも関わらず見える世界が大きく変わり、
自分も、大嫌いだったはずの上司も、等しく愛しく見えるようになるのは、
人生の価値観がひっくり返るくらいの大事件であり、
エネルギーになる。

だけど、自分を知ること、許可を出していくことは
簡単なことではない。
だって、自分とは1日24時間　1,440分　43,200秒
ずーっと一緒にいるんだから。
それで見えていないものは、これからも見えない。

自分で自分にかけた制限は、
その制限の中で生きていくことが当たり前の日常の中では
気付くことはできない。
だってそれが「ふつう」なんだもん。

だからこそ、他人の脳みそが必要なのだ。
他人の価値観の前で自分の価値観を言葉にしてみて初めて、
その差分から自分自身が見えてくる。
自分との付き合い方を知ることで、
自然と自己対話ができるようになり、
ひとつひとつの感情に振り回されずに
穏やかで刺激的な日常を過ごすことができる。

感情に振り回されない日常は穏やかだが、
自己対話から出会う新たな自身の価値観や思考のクセ、
そこに向き合って書き換えてくことは、とても刺激的だ。

実はここ2か月ほど、コーチングセッションはお休みしていて
法人向けの仕事に集中しようと思っていた。
でも、最近あらためてご相談を受けることも多くなってきて、
あらためて継続セッションを始めようと思う。

私自身のこの1年の変化をひとりでも誰かが学び体感し
自己対話できるようになれば、
その人と関わる人たちにも変化が起きて、
世界が0.0001ミリずつ、変わっていくような気がするから。

自分のことも脳みそのことも、
自分ひとりではわからないから、
一瞬では変われないから。

「脳みそと仲良くする」ってどういうことなのか、
仲良くなれたらどうなるのか、
まずは30分、無料でお話する場をつくっています。

情けないことも、思い込みも劣等感も、
本音で話せないと意味がないので、
本音で話せる人間かどうか、ぜひあなた自身で
確かめてみてください

今のあなたのモヤモヤを少し教えてくれたら、
あなたの思考のクセをお伝えして書き換えます。
それだけでも急に、肩の力がおりて
ふっと視界が広がり、自分が好きになる、そんな感覚が味わえます。

まずはこちらから、ご連絡ください。
あなたとお話できること、楽しみにしています。