プロトアウトスタジオ学級通信Vol.3 〜最終発表リハーサル。Canvaってそんなにスゴいの!?〜
プロトアウトスタジオの@r19_techです。普段はエンジニアをしています。
先日プロトアウトスタジオのメンバーとMakerFaireTokyo2022に遊びに行きました!Twitterやnoteなど、オンラインでの発信を目にする機会はたくさんあるものの、オフラインで体験するというのはやはり一味違うな、と思わされるイベントでした!
さて、この学級通信では、授業の内容を紹介したり授業アンケートに寄せられた声に回答していきます。
プロトタイピングを自分もやってみたいな!と思ってもらえたら嬉しく思います!
前回の授業からここまでの制作
前回は最終制作物の中間発表とフィードバックがあり、今回の授業までに、たくさんの修正を行いました。
また、卒業生の方をチューターとしてお招きし、週一回、面談をしてもらいました。
ご自身の実体験に基づくアドバイスは、本当に受講生に刺さるようで、こちらもハッと気付かされることが多いです。
この制作フェーズでは、各自思い思いに制作を進めました。
自分のプロトタイプを布教したり、
プロダクトの方向転換を試みたり、
息抜きに別のアプリを作ってみたり、
授業でおすすめされていた漫画を読んでみたり、
本業もありながら、発表スライドを仕上げ、実装を進め、フィードバックをもらいに駆け回る。両立は本当に大変なのですが、よりよくするため、がんばりました!
今回の授業
これまでの授業は前回の学級通信で軽く紹介しているので、そちらを見てください!
本番発表リハーサル
本番発表のリハーサルとフィードバックを行いました。
前回の中間発表から見違えるほど、スライドのデザイン、構成、話のテクニックが指数関数的にレベルアップしていて、本番までにどこまでブラッシュアップされるのか本当に楽しみです!!
本番の発表時間は10分を想定していますが、スライドに熱が入りすぎてついつい長くなってしまいます。
持ち時間は最大10分です!と伝えた時、「そんなに長いんですか!?」「まぁ、最大なんで10分いかなくても大丈夫ですよ〜」という会話をしたのが、もはや懐かしく思えます笑
大流行りのCanva
スライド作成は、最初はパワーポイントやGoogleスライドを利用する人も多かったのですが、最終的にほとんどの人が「Canva」というサービスを利用してプレゼン資料を作るようになりました。
そんな大流行のCanvaですが、何がそんなによかったのでしょうか?
理由をいくつかまとめてみます!
・Canvaの編集画面内でスライドに利用する画像などが検索でき、著作権等気にしなくてもいいのがとてもラク
・スライドのデザインがものすごくたくさん準備されていて、人と被らない
・UIが洗練されていて、直感的に操作ができる
・動画や画像の編集もでき、スライド作成作業をCanva内で完結できる
などなど
無料プランもあり気軽に始められるので、気になる方は是非使ってみてはいかがでしょうか?
卒業生の沖中さんのキーノートスピーチ
続いては、受講生のプロトアウトの授業が終わった後を見据えて、卒業生の沖中さんの過去のキーノートスピーチ動画を鑑賞しました。
「しぶといアウトプットが社内をちょっとずつ変えていく」というタイトルで、卒業後の取り組みを通じて、社内を変えていく難しさ、しぶとくやっていくことこそが解決策であるということを熱く語っていただきました。
あまりの熱に、入塾して教えを乞いたいという人も
数多くのフィードバックを受けてきた経験から、その上手な引き出し方も紹介してくださいましたが、受講生には学びが多かったようです。
もくもく会
もらったフィードバックは熱いうちに反映させろ!ということで、発表の感想など雑談を交えながら、さらなるブラッシュアップをかけていました。
学級通信:授業アンケートへの回答
ここから授業後のアンケート内容を抜粋して回答していきます。
ここからは主に受講生に対しての学び共有です。
過不足なく伝わる表現、情報量を目指そう
せっかく作ったアプリの良さを伝えたい思いが先走ってしまいがちですが、そもそもどんな作業をしていたのか、それがどれだけ面倒だったのかなど、聞いてる人はわからないですよね。発表してフィードバックをもらわないと気付きにくいところなので、発表を積み重ねて、「過不足なく伝わる表現、情報量」を探っていきましょう!
アプリに名前を付けてみよう
アプリに名前をつけると、プレゼンの熱が増す気がします!
愛着が湧くだけでなく、「人に紹介しやすい」(1号、2号などナンバリングをしていると、2号になったんでまた試してみてください!とさらに伝えやすいですよね)といった効果もあり、ぜひぜひ自分の作ったものに名前をつけてみてください!
岡目八目
スライド作る時になかなか客観的な視点を持てないので、人からフィードバックをもらってはじめて気づけた!というのは本当に多いですよね。
同様に、フィードバックをくれる人も、複数回プレゼンを見ていると、だんだん慣れてきて客観的に指摘できなくなってくるので、初見の人からもフィードバックをもらうなど、いろんな人からのフィードバックがブラッシュアップの近道だと思います!
チューターさんからの激励
授業の後半のフェーズでは、卒業生がチューターとして付き、進め方などのアドバイスをいただきます。
最終発表に向けてまとめに入り、「実装はこのぐらいでいいだろう」というのが少し出てくる頃かと思います。
卒業生のチューターさんはご自身の体験として、少し後悔があったのでしょうか。敏感に感じ取って一喝していただきました。
キチンと言うべきことを伝えてくれるチューターさんは本当に頼り甲斐のある素晴らしい先輩で、プロトアウトの大切な財産だと思います。
受講生も、そのフィードバックを素直に受け取り、糧にしていけるのは本当に素晴らしいです。最後まで、より良いものになるよう、精一杯あがきましょう!!
チューターさんとの面談でスライド改善
自分では完璧なつもりでも、客観的な意見に気付かされることは本当に多いです。自分が作ったアプリの紹介についつい時間をかけてしまいますが、どうやって実装したのか、実装に至るまでにどんな紆余曲折があったのか、妥協せざるを得なかったところはなかったのか、など、ドラマチックな発表の方が人を惹きつけます。チューターさんとの面談を重ねて、ブラッシュアップしていってください!
自分の制作物に自信が持てない
まず、実装レベルは低くないです!と言っておきます。
その上で、このクラスは「すごいものを作って、課題をかっこよく解決する!!」というのを目的にしていません。
「組織を変革する」というのはとても大変なことで、ひとりで頑張るだけでは簡単に限界が来てしまいます。本当に変革していくには、「理解してくれる仲間」「挑戦できる環境」など周りの力が必要です。
最終制作を通じて、周りを巻き込むことで、「その作ったプロトタイプ専用のPCを準備するよ」や「会議の時間を使ってフィードバックを集めていいよ」など、あなたの頑張りを見て、周りの人たちにも変化があった。そういうのがなにより大切、というのを心に留めておいてください!
とはいえ、頭ではわかっているけど、発表する手前、すごいもので発表したいという思いはありますよね笑
制作物のクオリティをあげるために、技術サポートや相談などいつでも行いますので、ぜひぜひこの場を使い倒してください!
スライドで迷うときは、人の発表を見よう
適切な画像を多過ぎず、少な過ぎず適切に差し込むのはとても難しいですよね!時間はかかりますが、試行錯誤を重ねていくのが一番の近道だと思います!
また、人の発表を見てフィードバックをすることで、自分に返ってくることも多いので、発表を聞きフィードバックをする、というのを最終発表まで重ねていってください!
デザインが苦手ならツールに頼る手も
プレゼンの経験がないと、どんなスライドにしていいのかわからず大変ですよね。そういう時は、プロがデザインしたスライドを使っちゃうのが近道です。Canvaにはそういうテンプレートが数多く無料であるので、きっとお気に入りのデザインに出会えると思います!
ただ、Canvaのスライドにはアニメーションが入っているものもあり、強調したいものを間違えると、散らかった印象のスライドになってしまうので、なるべくシンプルなものが良いとされています!
他の人の発表で、わかりやすい、と感じるスライドがどんなものなのかぜひ研究してみてください!
次回、最終発表!
6月にはじまったこのクラス。ほんとうにあっという間にここまで来て、次回が最終発表です!
最後まで、より良いものになるように、ブラッシュアップをし続けていきましょう!
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