反転学習でGlideとPADを学ぶ授業と学級通信
プロトアウトスタジオ事務局の@n0bisukeです。
プロトアウトスタジオでは授業ごとにアンケートを毎回取っていて、学級通信という形で授業アンケートに対して回答を行うといったことをしていました。
授業アンケートの内容を学級通信として公開しながら外部にもプロトアウトスタジオの様子を伝える意味合いも込めて記事化してみます。
今後も続けるかは未定です(笑)。
ノーコードツールGlideとPADの授業
今回はGlideというノーコードでアプリ開発ができるツールと、PAD(Power Automate Desktop)というパソコン作業の自動化が行えるRPAツールの二つの技術を授業トピックで扱いました。
事前に動画でハンズオンをした上での応用実装
事前に予習動画を公開し、事前にハンズオン部分をやってきてもらうといった形式で授業時間では応用課題にチャレンジするといった内容になりました。
未経験者でも簡単なアプリケーションをサクッと作れていて本当にアイデア勝負な時代になってきていることを実感します。
今回は他の部分に時間を多く使いたかった(後述)理由もあり、実装の授業を時間をなるべく応用部分だけにしてみましたが、まだまだ改良の余地はあるなといった感触です。
業務課題改善アイデアのピッチとフィードバックをもらう
授業後半では講師側からインプットをした上で、学生に考えてきてもらった最終制作の案を簡単にピッチをしてもらう会を実施しました。
詳細は割愛しますが、このクラスでは最終的に会社で発生している何かしらの課題の解決を目指したプロトタイプ制作を行い、プロトタイプの社会実装を試みることを通して会社組織の変革を目指します。
(実際には変革の1歩目ってところでしょうか。)
各自のピッチに他の学生もフィードバック(FB)コメントを入れつつ、講師もFBしていきました。
実際に期間内に実装できるのか、周囲を巻き込むことができるのか、実装できたとして使ってみてもらうことはできるのか……などなど
授業は折り返し地点なのでここからどんな取り組みになっていくかが楽しみですね。
学級通信: 授業アンケートへの回答
ここからアンケート内容も抜粋して回答していきます。ここからは主に受講生に対しての学び共有です。
実装授業
運営側としても、授業時間内にやりきれないくらいがちょうどよいと思っています。やりきれなかったフラストレーションは宿題にぶつけていきましょう。
ここですが、過去の学生の最終制作事例を追加で紹介したいと思います。
既にQiitaには作例が上がっているのでこちらも見てみましょう。
良い気づきですね!調べずにエラーが出たり動かなかった時に手が止まってしまうのを回避して、とりあえず調べてみる癖を付けていきましょう。
また、動いた人にどのように調べたかをぜひ教えてもらいましょう。調べ方が上手い人とそうでない人とでは圧倒的に効率が変わってきます。
ちなみに↓の記事は今日話題になっていた記事ですが、Googl検索精度上げていきましょう。
予習として動画授業を一部取り入れてみましたが、授業当日にどんな内容をやるべきかは講師陣も再検討する必要があるなと感じました。
とりあえず授業後に宿題や復習で進められている様子を見て一安心しています。
企画授業
良い気づきです。
”特に共感的な意見より否定的な意見にヒントがある。”
まさにですね。いいね!だけでは何も始まりません。
時間が長いは現状仕方がない構成になってしまっているので、進行をしっかりと進めて長めの休憩時間を入れられるように心がけたいと思います。
皆さん、糖分と水分の摂取は随時してくださいね!お菓子食べながら受講でOKですよ。
現実世界でもそうですが、時間は有限なので決められた時間内に自分が思ってることややったことの成果をうまく伝えないといけません。受講修了後、このスクールで学んだことを他の方に伝えていく際などにも意識してもらえると嬉しいです。
FBは多くの人を巻き込んで多くもらえた方が良いです。こういった部分を意図としてここまでの宿題でもそのような意図を盛り込んでいました。今回の授業もそうですね。
ディスカッションに関してですが、次回授業では班ごとでそういった時間を確保する予定です。
ただ、全員でのディスカッションは時間がかかりすぎる問題があるので授業時間以外のもくもく会などで学生同士で班を超えたコミュニケーションを取ってもらえると嬉しいです。
授業でも話をしているエンジニアの相互扶助文化はまさにこれに当たります。みんながアウトプットして知見を共有する文化になっているので全体として進化が早いんですよね。この文化をぜひ乗りこなしてみてください。
その他
めちゃめちゃ良いですね。こうやって社内でも知見や文化が形成されていくと何かをやろうとしたときにつまずくことが少なくなってどんどんサイクルが回せる文化醸成ができてくると思います。
最近はこのスクールがハードであるということは特に伏せなくても学生たちがガンガン外に言っているのでオープンに出そうと思います(笑)。
運営陣もそれくらいの想いでやってますので、中途半端な覚悟なら受講はオススメしません。自分や組織を変えていくには自分が努力して変わらないといけません。「フォアグラ食べて美味しかった」はホクホクしていい気分になりますが、脂肪がついて終わりです。負荷は掛かりますが、トレーニングをして筋肉を付けましょう。
筋肉がついてくると感覚も変わりますよね。
マラソンで何キロ走れるか
授業は折り返し地点を迎えました。前半は特に宿題が多いことと慣れないサイクルに慣れることで大変だったと思います。
後半の制作フェーズは制限時間が全然足りない100kmマラソンを何メートル地点まで走れるか?といった感覚かなと思っています。(もっと上手い例えを探したい苦笑)
人によっては50kmや80kmまでいけるかもしれません。
途中歩いてもOKですし、休憩して寝ててもOKです。その代わり制限時間が来た時に進められた距離は10kmほどになるかもしれません。
ここまでで筋肉をどれくらい付けることが出来たかで走れる距離が変わってくるのだと思います。
後半により多く走れるために今週も引き続き頑張っていきましょう :)
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