Proto

書店員(勤務歴だけが更新されていく…)。お仕事、推し事、趣味事など日常の事を徒然に。

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最近の記事

滅びの爆裂疾風弾

遊☆戯☆王デュエルモンスターズで海馬瀬人を演じていた俳優・声優の津田健次郎(ツダケン)さん。 最近ではアニメ以外にも活躍の幅を広げ、テレビドラマやCM、ナレーションなどで観ること聞くことがとーっても増えました。 ますますイケオジになられて輝きを増すお姿と素敵ボイスに「うわぁぁあ世界がツダケンの魅力に気付いてしまたぁぁー!!」というのが心情です。 ツダケンの良さが広まり嬉しい反面、推しの良さは自分さえ知っていれば良き!という気持ちもあり、なんとも言えないモンモンとする純情

    • 異世界棚を増やすメリットとは?

      今やライトノベルやコミック、アニメの異世界(ファンタジー)作品の量は膨大であり、“異世界転生”作品はもはや主流となっております。 そんな当店は、客層の違い(年齢層が高めの書店です)からか異世界作品の売上はあまりよろしくないのです。 担当としては売れない棚の在庫を増やすより、客層に合った棚や売上が良い棚をさらに増やして、売れを伸ばしていきたいのが正直な所。 しかし、残念ながら会社の方針は違うんですね〜 異世界=話題=主流 なら〇〇店でも増やそう! (棚が増えた分他の棚を減

      • 講談社の文庫とコミックの例のアレ(追記あり)

        講談社の文庫とコミックのシュリンクパック(フィルム包装)がかなり定着してきました。 因みに、コミックのフィルム包装開始は2013年。 文庫は2021年4月からとのこと。 販売している側としては、正直コミックのシュリンクをかける手間が省けてとても助かっております! 講談社コミックの新刊発売時は、棚の番号を付けて店頭に出すのみなので、業務効率がとても上がります。 中には『きのう何食べた?(通常版)』のように装丁が特殊な紙(破れやすい等)を使用しているものは、シュリンクされてお

        • 来たる○○○!

          7月に入ると今年も来たなぁこの時期が、と。 はい、毎年恒例の棚卸しですねー。 棚卸しが行われる日まで、今年は2週間ほど返品ができません。昨年や一昨年はだいたい1ヶ月ほどだったので、それに比べるとはるかにマシです!笑 ただし返品ができない間、ただでさえ狭い事務所が返品物で溢れカヲスになります。 今年は約2週間、耐えるしかありません。 因みに、当店の棚卸しは毎年委託業者が行なっているわけですが、在庫を1冊1冊数えるのは“人”なんですよね。そう…カウントミスというものがどうし

        滅びの爆裂疾風弾

          倍速視聴始めました。

          夏アニメ(豊作)が始まりましたね〜。 否、始まってしまいましたー。 基本的にマルチタスク人間な僕は、TVの録画を視聴しつつ、配信も視聴し、尚且つスマホを操作したり、読書をしたり、限られた時間をこのように過ごすことが多いです。 正直、内容がきちんと頭に入っているかどうかは怪しい…。 いかんせんやることが多く、趣味の時間をのんびりできる余裕がないのが現状です。 過去の自分はどうしてあんなにも色々できていたのか不思議でなりません。 悔しいかな、、大人になるほど時間は限られてし

          倍速視聴始めました。

          満を持しての文庫化

          6月下旬、ガブリエル・ガルシア=マルケスによる小説『百年の孤独』が文庫化され発売されました。 書店業界では、この本は絶対に文庫化されないだろうと言われてきた1冊であり、この本を文庫化しなければならないほど、出版・書店業界は崖っぷちなのかとさえ思います。 今までに何度か装丁を変えて再販され続けてきた、こちらが満を持して…。 ネットニュースでも話題になっていたりしますが。 当店では一時的に品切れをしておりましたが、文庫担当が、版元に掛け合い(ゴリッゴリのゴリ押しw)先日なん

          満を持しての文庫化

          スンッとなるとき

          ときたまスンッとなるときがあります。 そんな日常生活でのときたまをぬるっとご紹介。 〜職場編〜 CASE1. 常連風を吹かせるお客様 ほぼ毎日いらして、なかなかに広い店内を一周しながら、店員に挨拶して周る方。僕はそんなとき、敢えてはじめまして的ないらっしゃいませをおくります。 常連客様が来たど〜。やぁやぁ皆の衆お疲れ!的なのがどーも受け付けない。 こればかりは個人的な問題ですね。 もちろんまったく常連風吹かせない、スマートな常連客様もいらっしゃる。 ポイントカードも

          スンッとなるとき

          生産性を高めよと言うけれど

          最近職場でもよく「生産性を高めよ〜」とか「生産性を高めるには〜」などと、呪文のように唱えられていますが、その“生産性を高めるにはどうしたらいいか”というのは、物申すだけの上の人達は、前線で働く我々下々のスタッフの逼迫具合がまるでわかっちゃいないのだなぁと常々感じています。 口であれしてこれして言うのは簡単ですが、まずもってやれるほどの人員がいないのよ、現場の声を聞いて!寧ろ現場を手伝っておくれ!と思う次第。 日々新刊出しと補充出しに追われ、担当の棚さえ満足に展開できない現

          生産性を高めよと言うけれど

          素晴らしきradiko生活

          radikoの有料会員になって早5年。 文明の発達とはすんばらしいですね! 自宅でラジオを聴くのがどんなに難しかったか。(電波問題) FMは合わせやすいけど、AMは合わせにくい。 コンポでラジオを聴いていたので、アンテナの場所を移動したり、線の高さを調節したり…聴きづらいことがデフォだったので1番組聴くのも四苦八苦でした。 それがなんと、スマホのアプリでラジオが聴ける?! しかもエリアフリーだ、、と?(有料です) 県外だから諦めていたあの番組やこの番組が!しかも、リアタイじ

          素晴らしきradiko生活

          機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(ネタバレ含みます)

          先月、観てきました!イベント上映と2回。 当時、地上波リアルタイムでアニメ放送の機動戦士ガンダムSEEDシリーズを観ていた人間としては、約20年の時を越えて劇場版が観れたのは感慨深いものがありました。 生きててよかったです。 だって、劇場版やるよ!言うてからどんだけ待っていたと思って? 淡い期待をなんとな〜く持ちつつ、BS11でしばらく再放送がやっているから、近々公開するんかな〜ふーん(と言っても再放送も数年やってた気が…)くらいに熱は冷めつつもあったのですが。 兎に

          機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(ネタバレ含みます)

          ゴジラ化現象

          あ、下半身ゴジラになっちゃった。 ついに自分もきたかー。 ゴツゴツした表皮に鋭い爪。 どうしたものか…。 母校の大学に行ったら、昨年の夏以来ぶりの大学の友達、アカネとアヤも来ていた。 アカネは片腕がゴジラ。(なんかかっこいい) 全然兆しなかったのに、朝起きたらこうなってた、とアカネ。 アヤは尻尾がゴジラ。(こちらもなんか素敵) 口内炎酷いな〜と思ったら、尻尾がゴジラった、とアヤ。 家に居られないから大学来ちゃったよ、と。 自分と同じだ。 周りを見渡せば見知った先輩も

          ゴジラ化現象

          PASSAGE by ALL REVIEWS

          共同書店増えてますね。 小さなスペースに自分の推し本を置けて、売れれば収入を得る。素敵!ロマンですな。 しかし、入会金と月額の費用はいいお値段ですね。 低賃金の人間には厳しい。。。 月々5000円以上、棚の場所や大きさによって金額が変わる。 本の街、神保町価格ですかね。 月額と売上とトントンかそれ以下か…。 地方だともう少しリーズナブルなんですけどね。 現実を取るか、夢を取るか。 ほとんどの棚主様は、売上は気にせず、自分の好きを世に提供ですかね。 新しい書店の形が浸

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          積み本と積みゲーの狭間で

          日々、積み本と積みゲーが更新されていく現実。 ※積み本・積みゲーとは、購入したまま読まず(積読とも言う)・やらず(下手したら封を切らず)に部屋に積まれていく本やマンガ・ゲームのことである。 心情的には罪本と罪ゲーであり、残りの人生はどのくらい自分に残されているのだろう…と考えると、もはや詰み本と詰みゲーでもある。 連なるタワーたちは、強めの地震が来るたび崩れ落ち、部屋中に敷き詰められカヲスと化す。 早く読んだり、やれば済むのだが、いかんせん1日は24時間しかない。24時

          積み本と積みゲーの狭間で

          書店あるある〜雑誌編〜

          『書店あるある』では書店でよく起こる事案や、よくある話、問い合わせなどについてご紹介していきます。今回は雑誌編。 “オレンジページはレタスクラブ”でもあり、たまに“クロワッサン”にもなる オレンジページは(株)オレンジページより月2回、2・17日に発行されている料理・生活情報誌です。 レタスクラブはKADOKAWAより毎月25日に発行されている料理・生活情報誌です。 書店ではオレンジページとレタスクラブが料理雑誌の棚に並べて(隣り合って)販売されることが多く、このことか

          書店あるある〜雑誌編〜

          素朴な疑問〜コンビニの煙草について〜

          ↑シリーズ化しそうな素朴な疑問。 生きてると常々疑問に思うことがあります。 日常のシーンで見たり感じたことを徒然に。 今回のテーマは“コンビニの煙草”について。 普段、煙草を吸わないのでわからない点もありますが、あしからず。 コンビニの煙草って、カウンターの後ろに陳列されてますよね。銘柄ごとに分けられつつ番号がふってあります。 それなのに… 「なぜ、購入する人の中には番号ではなくわざわざ銘柄で言う方がいるの?」 売れ筋だったり、銘柄を知り尽くしているコンビニの店

          素朴な疑問〜コンビニの煙草について〜

          トワイライト(小説)の話

          発行当初より、トワイライトシリーズの一読者の僕。原作(ステファニー・メイヤー著、小原亜美訳、ゴツボ×リュウジ絵のノベルス版)が好きすぎて実写映画化が決まった時は、不平不満をもらしたものです。(若気の至り…)しかし単純なもので、蓋を開けたら美麗すぎるキャストたちにあっという間に心を奪われ、原作同様映画のファンにもなったのです。 以下、ざっくりとしたあらすじです。 舞台はアメリカ北西部の雨と霧の小さな町、フォークス。母の再婚を機に、アリゾナ州最大の都市フェニックスより引っ越し

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