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おじさんプロティアン激動の2022年

第89号(2023年1月11日)
第88号(2023年1月4日)オジサン研究家としてブレーク中の金澤美冬さんから幸せバトンを受け取りました大谷裕幸です。

前回の投稿は第34号(2021年12月22日)。その時は、「オジサンプロティアンへの道〜プロローグ」として、私の経歴とこれからの抱負を語りました。あれから1年立ちましたので、その激動の1年についてお話ししたいと思います。

1月 印刷会社の顧問に就任

22年1月から、愛知県西尾市にある従業員200名弱の印刷会社の顧問に就任しました。その会社は、長年グループ内全社員でQC活動を行なっていて、週に1度出社して、各QCグループのアドバイスが仕事です。元々、「カイゼンが天職」なので、楽しくて仕方ありません。

3月 プロティアン・キャリア戦略塾を卒業

63歳となった誕生日に、プロティアンキャリア協会の戦略塾を卒業。キャリコン資格を取得する中で学んだプロティアンキャリアの実践者として理論とやるべきことが整理できました。ここで知り合った仲間たち、そして金澤美冬さんの「おじさんLCC」や、このプロぴの広場の母体の「プロティアン研究会」に参加。次々と参加したコミュニティのおかげで、たくさんの社会関係資本を構築することができました。

4月 トヨタ自動車株式会社退職

正式に22年4月1日にそれまで41年勤めた会社を退職しました。最初の7年間は海外広報。残りの34年間は海外のアフターセールス部門。その間にカナダ・ベルギー・米国の3カ国に駐在し、89カ国を訪問しました。本当に充実した会社員生活でした。

再雇用を3年残した中での卒業でした。会社が嫌になったわけではなく、退職後にやりたいことが多すぎて、まだ気力が充実しているうちに独立したいと思ったからです。63歳となり、厚生年金の特別支給がいただけるのも背中を押した要因の一つです。

5月 名古屋へ引っ越し

先祖代々住んでいた愛知県弥富市の家と土地を売却して、終の住処として名古屋市守山区に引っ越しました。弥富市の方は、元々は田園が広がる長閑な場所でした。最近は、過疎化が進んだのと、田んぼが名古屋港の港湾関連の倉庫・運送会社と自動車解体屋さんに変わってしまいました。駅まで7キロと離れているため、将来車に乗れなくなることを踏まえて、名古屋市北部のまだ自然が残っていて、再開発が進んでいる場所に引っ越しました。

新居探しと、家の売却、引っ越しと結構忙しい日々を過ごしました。

9月 株式会社PROTEAN HIRO 起業

個人事業主ととしてやっていたキャリアコンサルタント、業務改善、英語・日本語講師、カメラマン、キャンピングカーレンタルの仕事を行う会社を9月2日に立ち上げました。大杉潤さんはじめ多くの書籍を参考にした「定年1人起業」です。

起業の手続きは、いろいろ大変でした。特に銀行の法人口座の設定と法人カードの取得が結構大変でした。

9月 米国ワシントン州キャンプ旅行

カナダ駐在の頃から、キャンピングカーを借りて家族で国立公園を回ることが楽しみでした。途中で、テントトレーラーを購入し、トロントからバンクーバーまでの北米大陸横断キャンプ旅行をしました。99年に帰国後も、米国、オーストラリアとキャンプ旅行をした。それらのキャンプ旅行をまとめて2000年に「アウトドア・ファミリーのキャンプ旅行」として本にまとめて、自費出版しました。この本はすでに絶版になっていますが、いつかKindle出版で改訂版を発行したいと思っています。

会社も退職し、ゴールデンウィークや夏休みなどのピークを外すことができるようになったので、会社登記の期間中に、米国ワシントン州の国立公園をキャンピングカーで旅行をしました。今回からは妻と2人。ほぼ10日間、2人だけでキャンピングカーで過ごすという濃密な空間でした。喧嘩もすることなく、楽しめたので、今後も毎年海外キャンプに出掛けて、それを本にしたり、その旅行記をSNSに発信したいと思っています。

10月 中小企業診断士講座他の資格挑戦

10月からは、資格フェチの虫が騒ぎ、中小企業診断士の講座を受講することにしました。受講を始めて、これは、企業の顧問を務める上で、また自分自身が会社を経営する上での必須講座だと思いました。もう少し早くこの講座を知っていたら、再雇用期間中に日本語講師養成講座の代わりに受けていたと思います。この内容は、日本版MBAにあたり、企業での社員教育に使うべきだと思っています。

私は、平日の夜間コースをとったので、授業は月・金の19:00-21:30で、わざわざこのために自宅から片道1時間をかけて名古屋まで通学しています。夕食の時間がないので、この曜日は学校の横にある吉野家に毎回通っています。

中小企業診断士の本年8月の試験合格には1000時間が必要で、復習を含めて毎日3時間の勉強がミニマム必要です。残念ながら、そこまでの時間を割く余裕もなく、また頭が硬くなっているので、暗記がうまくできません。予防線を張るようですが、試験に合格せずとも、授業の内容が素晴らしく、現在の顧問活動にすぐに活用できるので、十分価値があると思っています。

このほかに、NLPプラクティショナー・マスタープラクティショナーの講座。S.コビーの「7つの習慣」実践会(月1度)にも参加してます。

また、プロティアンキャリア協会のプロティアン・キャリア認定ファシリテーターアドバンスト・コースも受講し、将来的に協会からの企業派遣を目指しています。

11月 松本マラソン完走

3年ぶりにフルマラソンに出場。なんとか完走を果たし、タイムもコロナ前とほとんど変わらない4:35でした。コロナ禍でも、海外マラソンに毎回エントリー・キャンセルを繰り返す中、練習を続けていた成果かもしれません。

ただ、マラソン後、下痢、メニエール病、喘息、便秘に襲われ、3週間ほど医者通いをしていました。これに懲りて、フルマラソンはもうやめようかと思いました。

12月 バンコク観光

寒さに弱い妻のために、毎年、冬には暖かい場所に出掛けています。今年はコロナも少し収まってきた(慣れてきた)ことから、久しぶりにバンコクに行くことにしました。私は仕事で10回以上訪れていますが、妻には初めての場所です。

5年ぶりにバンコクに行きましたが、5年前に使ったガイドブックを持って行ったら、新しい観光地が増えすぎていて、半分以上の観光地はガイドブックに載っていませんでした。日本が休眠しているうちに、バンコクは本当に発展していました。

2022年の総括

昨年は、がむしゃらに「チャレンジ麻痺」と言われるほどにいろいろなことに取り組みました。本当にこれまでの人生の中で一番の激動の1年だったと思います。また、プロティアンキャリアを通じで、今までの会社関連とは全く異なる新しい仲間との社会関係資本を構築でき、本当に充実した1年でした。

少し無理が祟って、メニエール病を発症して、4回ほど目眩で床につくことがありました。

2023年の抱負:「やらないことを決めて、自分にしかできないことをする」

今年は、昨年の反省にたって決めたテーマが「やらないことを決める」としました。昨年はあまりに色々なことに手をつけすぎて、消化不良がたくさんありました。

メンターから「ヒロさんにしかできないことに集中して、他は全て人に任せなさい」と言われました。他の書籍を読んでも全く同じことが書かれています。

今年新たにやろうとしているのは以下です。今年も「チャレンジ麻痺」が続きそうですが、それをやるために、やらないことを決めて、時間を捻出することが必要です。

レンタカービジネスの開業。これまで、キャンピングカーのカーシェアをしてきましたが、今年からインバウンドのお客様を獲得するために、キャンピングカーを増車した上で、レンタカー事業者の資格をとって本格的に事業化
守山商工会議所への参加。地元の名古屋商工会議所傘下の守山商工会議所に加盟して、地元の事業者との連携を深める。この地区にはInternational Schoolもあるので、海外から赴任されている親御さんの日本語教育も念頭
FM愛知での会社のペイドパブ。毎月第2日曜日の8:00-8:30のHAPPY STYLEという番組の中で、5分間いただいて「おじさんプロティアンのワクワクライフ」というコーナーを持ちます。
プロティアンラヂオの火曜日の担当を2月から引き受けます
・Kindle出版。ブログで書いた「再雇用は定年後ライフの予備校だ!」をベースに出版を考えています。
在日外国人向けのMeetupでの写真教室の開催。主に在日外国人と主に日本の風景の撮り方を教えようと考えています。それを母国に発信してもらうことにより、母国の人の写真ツアーに繋げようとの思惑です
廃校を活用したプロジェクトの検討。これは昨年参加したあいち創業ゼミの同窓生と一緒に、弱者(老人・外国人・貧困世帯等)の居場所を作り、元気なシニアに参加してもらうことと、起業家たちの実践の場を提供しようと検討を進めています。
カナダキャンプ旅行の実施。94年から98年まで住んでいたカナダを再び訪れ、今回は妻の希望で、トロントからプリンス・エドワード・アイランドを目指します。
SNS発信強化。このnoteをできる限り毎日発信すること、そしてプロティアンラジオで語ったこと等を将来的にはYouTubeで発信したいと思っています。
ハーフマラソン挑戦。昨年の松本マラソンで大ダメージを被ったので、今年は、ハーフマラソンに切り替えようかと思っています。すでに、3月の名古屋シティマラソン、4月の岐阜青龍マラソンにエントリーしています。

1月の段階で、すでにこれだけの妄想があり、これからのPROTEAN HIROから目が離せないと思いませんか? 今後とも皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします。字数制限を完全に無視して申し訳ありません。

リレーマガジンぷろぴのひろば、次回は笑顔の素敵な金久保友希さんにバトンをお渡しします。


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