未来は僕らの手の中
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
2021年の元日ですが、個人的には特別何かという事も無く、いつも通りの一日として過ぎていきました。
ただ、一点だけこれまでの元日と違う事があると言えば、
「本を読んだ」って事くらいでしょうか。
これまでの元日は、基本的には寝正月でした。
「正月はめでたい」という事を盾にして、初詣に行ったり来客があったりしつつ、明るいうちからお酒を飲みはじめ、適当にお正月番組を見ながらお酒を飲んで何かをつまんで、眠くなったら寝て、また起きて飲む。そんな、極めてどうしようもないお正月の過ごし方が定番でした。
傍から見ると「どうしようもない」こんなお正月の過ごし方だと思いますが、個人的にはこういう過ごし方がとても好きで、今年も基本的には従来通りの過ごし方をしていますが、それだけだとなんだかとても「損をした」ような「無駄に過ごした」ような気持ちが湧いてきてしまっていたのも事実なので、「ここは一つ、何かをやったという満足感を得られるような事でもしてみるか」という事で、(ほんの数秒程度)色んな事を考慮してみた結果、「今年の目標」の項目にも入っていた「読書」をして過ごす事にしてみました。
「読書」とは言っても、基本的には軽くお酒を飲みながら気楽に過ごしている状態なので、そんな状態の僕には、そこまで難解な本は読めません。僕にとって「難解の閾値」を超えた瞬間に僕の意思とは無関係に眠気に襲われてしまうので。
かといって、新年の一発目という、何となく緩んでばかりもいられないような気分もあったりするので、あまり緩さの度合いが高い本を読むのもちょっとばっかし、2021年の自分自身にかっこがつかないような気がしていました。
そんなわけで、「それなりに知的好奇心を満足させてくれそうで、それなりに読み進められそうで、それなりにタイムリーな本を読みたい」という、僕の極めてワガママで極めて適当な気分を満たしてくれそうな本を積ん読本の中から探してみました。
と言うことで、20201年の1冊目は、第一刷が2020年12月21日の山口周さんの新刊『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』にしてみました。
現状では、まだ第二章の途中なんですが、ここまで読んだだけでも、この本めちゃくちゃ面白いなと思っています。さすが稀代の知識人だなあと感心するしかできないような比喩や分析や仮説が目白押しで、ここから先を読み進めるのがとても楽しみになってきています。いやホント面白い。今までに自分が「なんとなく」感じていたような事柄が、どうしてそうなっているのかの部分だったり、それが進んでいくと何が待っているのかのようなモノが、様々なデータと論証で明快に解き明かされていくような感じとでも言うんでしょうか。文章のリズム感みたいなモノが、速すぎず遅すぎずとってもテンポが良くて、堅すぎず柔らかすぎずとってもちょうど良くて、どんどん先に進みたくなる感じです。
「読み進めたくなる」とは言いつつも、もちろん、知らない言葉や知らない事象が次から次へとジャンジャン出てきて、難しい言葉などについてはキチンと注釈がついていますが、その注釈もモノによっては山口周さんの言葉でかなりの文字数を使って書いてあるモノもたくさんあるので読み応えも凄いんですが、それすらも面白く感じられています。
まだまだ全体の半分までも進んではいないので、この本をもっと楽しめそうなのはとても嬉しいんですが、如何せん、お酒を飲みながらなものでどうしても途中で眠くなってきたりして、今もかなり強めな眠気を堪えながらこれを書いているので、今日は続きを読めないんだろうなと、読書を続ける気持ちはもの凄く小さくなっていて、今は気持ちが布団に真っ直ぐに向いています。
僕のこの真っ直ぐな思いは、もう誰にも止められない。
布団に包まって体を真っ直ぐに伸ばしたい欲求に抗えそうも無い。
例え、山口周さんの新刊であっても。
そんな僕ですが、2021年の元日を振り返ってみると、今までの寝正月に「読書」を加えただけなんですが、「時間を無駄にした」的な罪悪感は今のところ皆無です。
何なら、「結構、がんばったよ俺」的な充実感がまあまああったりもしています。ただ読みたい本を読んだだけなんですけどね。
と言うことで、続きはまた明日。
こんな調子なので、この本を読み終えるのはいつになるのでしょうか。
僕にはこんな未来すらも見当がつきません。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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