2024/11/5 前橋国際大学の企業人オムニバス講座第6講に登壇してきました
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「同じ話を聞いたはずなのに自分と全然違うことを感じる人がいるんだってことを知れたのがとっても良かった」
これは、とある学生さんがグループワークの中で話していた言葉です。
今日は、前橋市にある共愛学園前橋国際大学の『企業人オムニバス講座』の第6講でグループワーク回のファシリテーターとして登壇してきました。
内容としては、第5講までに登壇してくれた3名の企業人による講話を振り返って、「どんなことを感じ考え学んだのか?」を数名のグループの中でお互いの意見をシェアし合う、というようなグループワークを実施するというものです。
ささっと内容だけを書けばいかにも「どこにでもありそうな内容だな」と自分でも思いますが、そこはこの『企業人オムニバス講座』をコーディネートしている“チームG-Bridge”でガッチリと構成した内容なので、チームメンバーである僕が言うのもなんですが「講座の目的や狙いに対しての学習効果が得られる内容になっている」と断言できるモノを提供しています(もし、内容に興味のある方がいたら、是非ともグループワーク回当日に大学まで見学にお越しいただくか、チームG-Bridgeのミーティングに参加してみてください)。
ここに辿り着くまでにはこのチームで何年間もかけてトライ&エラーを繰り返してきましたし、その試行錯誤は、実際に大学の教壇に立っている先生やキャリア教育コーディネーターの有資格者の方や組織開発&人材開発を生業にしている当社の知見をうまく融合させて作り上げた全15講の全てで完成する講座です。
そして、この講座のプロトタイプから数えるともう何度も実施してきましたし“振り返り回”になるグループワークの度に受講してくれた学生さん達からは大好評をもらっています。
そんな実績も積み重なってきていることもあって、この講座のプロトタイプが出来上がった当初から言っている「受講すると、今後にとても役に立つ講座なのでおススメです」という言葉が段々と信ぴょう性を帯びてきたのか、以前よりも多くの人達から認めてもらう機会が増えてきたのを感じます。
ウチが関わらせてもらう以前の『企業人オムニバス講座』は、全15講に企業人が登壇してそれぞれのしたい話を思い思いに話すというようなスタイルだったそうです。
「とにかく学校外の社会で働く大人の人たちの“仕事”にまつわる話を学生に聴いてもらいたい」
この講座がいつどうやって始まったのかについては全く知りませんが、もしかしすると学校側のそんな思いがあって始まったのかもしれません。
そこから参加するメンバーが徐々に増えていき、その中で月に1回必ずメンバーでのミーティングを続け、ようやく今のスタイルに辿り着きました。
この講座づくりに関わっている“チームG-Bridge”は、そもそもが群馬中小企業家同友会の中にある“共同求人委員会”のメンバーで構成されています。中には学校関係者の方もいますが、大半は企業経営者です。
ウチの会社も含めた“地域の中小企業の経営者”が、地域の大学と地域の学生のために、無償で全15講の講座を提供しているのが、この『企業人オムニバス講座』です。
そして、この『企業人オムニバス講座』で登壇してくれているそれぞれの企業経営者の話が、「ただ講話を聴くだけ」で終わりにならず、その後の“振り返り”や“意味付け”を行いそれに対して“フィードバック”が相互になされることでそれぞれの講話の価値が更に深まります。
忙しい企業経営の中で時間を割いて学生のために話を構成してパワポで投影資料を作成して講話までしてくれた地域の企業経営者の方々に対して、学生が「ただ話を聴いて終わり」じゃあまりにも勿体ないですし、正直に言えば「ただ話を聴いて終わり」になっちゃうと学生にとってもあまり意味のあるモノにはなりづらいのが現実です。
そんな運営側の意図が伝わっているかどうかはわかりませんが、今日の第6講のグループワークでは学生さん達が能動的にかかわってそれぞれの“学び”が起動しているのが、講師の僕にはハッキリ見えました。
それは冒頭の学生さんの話にも顕著なんじゃないかと思っていますし、きっと今日のグループワークを最初から最後まであの場に身を置いて体感してくれた学生のみなさんや運営側の方々も同じように感じているはずです(現に、そんな感想を何名かの方からいただけました)。
一応“手前みそ”として書いておくとすると『企業人オムニバス講座』の中にある数回のグループワーク回の構成については当社の知見が多分に含まれていますし、加えてグループワークのファシリテートをしているのがその知見を体現できる僕が担当しているので受講している学生のみなさんにはお伝えしていますが「この『オムニバス講座』を受講しているみなさんはラッキー」です。
そして、それ以上に、この『オムニバス講座』の運営に関わっている地域の企業経営者のみなさんは、本気でこんなことを考えています。
「“地域”のために、“地域の人たち”のために、“地域の若者たち”を育成するのは“地域の学校”だけじゃなく“地域の企業”の役割でもある。なぜなら“地域の若者たち”が育つということは“地域の未来”に直結することだから」
こんなことを考えている大人たちばかりで運営している授業なんですから、やっぱりこの『オムニバス講座』を受講しているみなさんはとてもラッキーです。
なぜなら、これだけ本気で学生のあなたに対して関わってくれる大人たちの存在を知れて、直接そういう大人たちに関わることができるんですから。
本気で“学び”を提供したいと考えている大人たちによる本気の授業です。
せっかく受講してくれているんですから、是非とも本気の“学ぶ”で臨んでくれると嬉しいです。
なにしろ、我々運営側の大人たちもたくさんの“学び”を得ることができますので、若者も大人もみんなで学べば“地域の未来”はもっとずっと明るいモノに変えていくことができると信じていますので。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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