あの頃あんなに嫌いだったのに今は美味しく食べられる
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
今日でちょうど1週間。
何から1週間かと言うと、1/6に英語の勉強を始めてから経過した時間です。
「英語の勉強を始めた」とは言っても、何かの試験を受けるとか会社の公用語が英語になったとか海外出張に行く計画があるというわけではなく、「とにかく英語話者の方と英語での会話ができるように「聞く」「話す」ができて意思疎通を可能にして、英語で哲学対話をやってみたい」と思ったのが理由です。
その時の話はコチラ
なので、始めた勉強の内容としては、「通勤の車の中でCDを聞きながらシャドウイングをする」のと、「興味を持てる内容の物が英語で書いてある本を読む」だけという簡単なものです。
今、平然とシャドウイングなんて書いていますが、実はこの学習方法を僕は最近まで知らなかったし、当然やったこともありませんでした。
知って、やってみようと思ったのは、1/6に仕事帰りに本屋に行って、英語学習の棚に陳列されている本たちを見ていた時でした。
本棚には「シャドウイング」と書いてある本がやけに多く置いてありました。その昔、僕が英語の勉強をしていた頃には、こんな言葉を見かけた記憶はありませんでした。なので、それが何なのかを知るためにページを開いてみると「シャドウイング」についての説明がありました。何冊かに目を通してみて僕が受け取れたのはこういう事でした。
「英語の音声を聞いて、それと同じ発音を後追いしていく」
これによって、英語を「聞く」「話す」を同時にやっていくという学習だという事のようです(本当は、もっと詳細に書いてありましたし、細かく段階的にやっていく学習法らしい)。
新しく「シャドウイング」という学習法も知ったうえで、あらためて本棚の中にある大量の本を手あたり次第開いて見てみました。でも、僕は英語の勉強が全くできなかった人間です。どうやって買う教材を決めるのか。
「どれが面白そうか?」
僕の判断基準はそれだけでした。何しろ、英語はこれまで苦手で避けて通ってきていたから、「自分が求める事に対して有効かどうか」なんて判断する基準を持ち合わせていません。
なので、「面白そうで興味が持てそう」という基準と、「CDが付いていて車の中で聞ける」そして、「英語初心者でも大丈夫そう」という基準で選びました。
買ったのは、『シンプル英語フレーズ2000』。
その題名の通り、シンプルな英語のフレーズが2000パターン収められていて、しかも、まずは日本語の言葉が流れてから英語が流れるという、英語が全くわからない僕にとって、物凄く優しさを感じる作りになっています。
何しろ、最初に日本語で言ってくれるので、その後の英語の意味を知った状態で聞けるという優れもの。しかも、その多くが日常の会話でも出てきそうな言葉が、シチュエーション毎にまとめてあるのもありがたい。しかも、CDは1枚辺り70分を超えている物が2枚。1枚の時間が長いのでCDを交換するタイミングはたまにしか訪れません。
このCDを片道約30分の通勤時間中、車の中で聞きながらシャドウイングしながら運転する毎日です。
心なしか、最初に比べると段々聞き取れる幅が広がってきたような気がしています。発音は、自分で言いながら自分の耳で聞いていてもまだまだ全然ですが、「慣れが大事」だという言葉を胸に楽しんでやっている感じです。
最近では、このシャドウイングが何となく「早口言葉の練習」のように思えてきています。
「早口言葉の練習」は子どもの頃、周りの子どもと一緒に盛り上がりながら楽しんでやっていた記憶がありますが、今、毎日の車の中でやっているこのシャドウイングなる学習法にも、あの頃と同じような楽しさを感じています。
過去に自分がやってきた、いわゆる「英語のヒアリング」という、なんだか難しくてわからなくて居心地の悪さを感じてしまっていた勉強法とは、英語の音声を「聞く」という、やっている事はそんなに変わらないと言うか、ほぼ同じなはずなのに、日本語を聞い意味がわかったうえで短いフレーズについて「シャドウイング」という概念を持って「話す」に取り組むことで、過去にやってきた英語の勉強とは、全く別の角度で「英語学習」を捉えた結果、これまで見えていなかった面白さを見出す事ができたと言う感じかもしれません。
「ハッキリ聞き取れた」とか「我ながら上手に真似できた」って感じると、結構嬉しくて気分が上がってくるし、上手くいかなかった箇所は、「どういう綴りの単語だったのか確認してみよう」と自分から思うようになってきました。
こんな、「英語学習」というモノに能動的に取り組んでいるという、この変化が自分に起きているのは、あらためて考えても、自分史上初の快挙なんじゃないかなと自画自賛しています。
そんな調子に乗っている状態なので、更に調子に乗って、
『AVENGERS Infinity Warで英語が話せる本』
を、英語の読書用に買って読んでみているところです。
全然見た事も無いような単語ばかり出てくるので読み進めるのに驚くほど時間がかかっていますが、近々、英語音声でこの映画を観るのを楽しみにしながら本を読み進めているところです。
自分の選んだこれらのやり方が英語の学習法として「効果的かどうか?」「効率的かどうか?」「英語力が身に付くのか?」等については、やっぱり気になってしまうので自分でも考えてみたりもしましたが、結局のところは、「これまでの人生の中で触れてきた英語学習は、全くこれっぽっちも興味が持てず継続できなかったのに、今回選んだものについては、とりあえず1週間でも続いているし、今は楽しいと思えている」っていうのが、僕にとっての最大の効果なんじゃないかなと思っているところです。
「効果とは何か?」という問い立てて自分と対話をしてみたとも言えますかね。
そんなこんなで、英語の勉強を始めて1週間。
最近、「シャドウイングしている運転中の姿は、傍から見るとかなり不審なのではないか?」と、信号待ちをしている時などに、ふと頭をよぎりますますが、この問いについては、極力気にしないように努めています。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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