その時感じる「楽しい」はいつもと同じモノなんだろうか?
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
今日は、当社のある高崎市の公立大学、公立大学法人高崎経済大学の若林先生とZOOMで打合せを行いました。
打合せの内容は、「若林先生のゼミで、プロタゴワークスが、オンラインでのワークショップを実施させてもらう件」と+αについてでした。
2019年の11月にも、若林先生のゼミで、2コマ分の時間をいただいてオフラインでのワークショップをやらせていただきました。
内容は、ちょっとした話をさせてもらった後に、学生の皆さんと一緒に哲学対話を実施しました。
その時の様子はコチラです。
当時は、起業して数か月しか経っていなかった当社が、学生向けに行った初めての取り組みでした。懐かしい。
僕たちが、まだ『コロナウイルス』なんてモノを知ってすらいなかったし、「明日も明後日も、きっと同じような毎日が続いていくんだ」なんて事すらもほとんど意識していなかったような気がする位、とても平和で、「このまま平穏な日々が続いていく未来は希望に満ちているんだ」と信じ込んでいたであろう時期でした。
その当時、「また次の年も何か一緒にやらせてもらえたら有り難いです」なんてお話を、若林先生とゼミの学生の皆さんにさせてもらって、僕たちも「また先生やゼミの皆に会えるのが楽しみだなあ」なんて思っていました。
たったの14か月前の話なのに、ずいぶんと遠い昔のような感じすらしています。
そこから世の中の情勢は、あっという間に激変して、「ゼミで何か一緒にやる」どころか、そもそも、学外の人間はおろか、学生達すらも大学に立ち入る事も出来ないような状況に陥ったのが2020年でした。
2021年になったばかりの今日時点では、「再び、1都3県に緊急事態宣言が出される」と言われている真っただ中ですが、大学ではこの1年の間に、オンラインを駆使した授業やゼミが行われたりと、この状況下でも学生達の学びが止まってしまう事のないように、様々な事を試行錯誤がされきました。
そうして、ようやく迎えた2021年。
「これまでの大学生活」とは比べ物にならないような大変な思いをして、この1年間をやってきた中で、オンラインでの授業やゼミが徐々に「平常」に近づいてきたからこそ、僕たちに再び声かけをしていただけたのかなと思っています。
あの時、「また一緒に」と言っていた言葉が、現実になろうとしています。
もちろん、以前とは状況が変わっているので、実際にオフラインで対面して哲学対話を実施するというのは無理なので、1コマ分の時間をいただいて、オンライン哲学対話を実施させてもらう事になりました。様々な事が以前とは変わってきました。
「世界がこんな状況になって、あの頃とは色々変わった」
これは、誰にとっても実感を持って感じる事があるんじゃないかなと思います。
僕たちも、この事をたくさん実感する場面がありましたし、今もやっぱりたくさんあります。
だけど、たくさんある「変わったモノ」の中には、「ネガティブな変化」もたくさんありますが、「ポジティブな変化」もあります。
例えば、今回ゼミでやらせてもらえる事になった「オンライン哲学対話」については、「その実施経験を半端じゃなく積んでこれている」というのが、僕たちにとっての「ポジティブな変化」の1つでもあります。
オフラインとオンラインとで生じる違いや、どちらでも味わえる部分、そして、オンラインならではの部分というのも、これまでの実施経験の中でたくさん味わってきました。それらを持って、このゼミでのオンライン哲学対話をやらせてもらえるという、このワクワク感。
「一体、何が起きるのか?」はたまた、「もしかしたら、何も起きないかもしれない」それどころか、「全然盛り上がらないかもしれない」だけど、「誰かの中には、これまでにない何かが起きるかもしれない」。そんな事を、今から想像しています。
何が起きるのか誰にも全くわからない。
そういう楽しさが、このワクワク感の正体なのかもしれません。
当社主催のイベントとしてやる場合でも、大学のゼミという真面目な場でやらせてもらうという場合でも、このワクワク感が出てしまうのは、どうしても止められません。
僕が楽しみにしているのと同じくらい、若林ゼミのみなさんにも、当日は「楽しんで」もらえるといいなと思っています。
学生の皆さんが、それぞれ、様々な「楽しい」に出会えるといいなと思っています。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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