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そいつはもうポケットサイズじゃ収まらない

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

今、ウチの会社ではインターネット環境をポケットWi-Fiに頼っています。

元々は、会社起ち上げ当初は、事務所を借りずに初期費用を抑えつつ、「自分達の好きな場所で好きな時に仕事ができたらいいなあ」なんて軽く考えていたのと、出先でPCを使う事を想定していた事から、1人に1台のポケットWi-Fiを契約しました。

それからずっと、ポケットWi-Fiで事足りる状態だったんですが、2020年の春前くらいから現在まで続いている流行り病騒動により、急激にネット通信量が増え始めました。自分達が主催するオンライン哲学対話をはじめ、今では様々な打合せにzoomを使う事が増えたのと、ウェビナー等での学びの機会が多くなったからというのがその理由です。

これまでは、自分達が「これ受けたい」と思うようなセミナーは、大抵が東京都内での開催でした。開催日も開催時間も、僕たちがいる群馬県から現地まで行く時間と帰りの時間を考えると、どうしても仕事との兼ね合いで参加ができない為に泣く泣く断念せざるを得ないという事が多々ありました。

だけど、今は、「参加したい」と思うセミナーはその多くがzoomでの開催になり、これまでと比べると段違いの気軽さで参加できるようになりました。そのお陰で、本を読んで学んだ内容を、その後、著者から直接本人の言葉であらためて学べるという、今までだったら「滅多にない貴重な機会」だったはずの出来事が、たくさん体験できるようになりました。

そう考えると、この「滅多に無かった貴重な機会の日常化現象」は、「新しい生活様式」がもたらしてくれた恩恵の一つなんだろうなと思うんです。

だけど、そんな現象の増加に比例して、目に見えてガンガンと減っていくモノが、「ポケットWi-Fiの通信量」です。

現在使用しているポケットWi-Fiは「使用量は“無制限使い放題”と言いつつも、3日間で10GBを超えると通信速度が遅くなる」という制約のあるモノです。とは言っても、どうやらこれが現状のポケットWi-Fiでは最も使い勝手の良いモノらしく、これ以上の通信量が必要であれば、ポケットWi-Fiでは無理なようなんです。

こんなにzoomを使うようになるまでは、ポケットWi-Fiでも何の不安も無くネットを使えていたのに、最近ではzoomを使用する機会がある度に「あとどれくらいまでなら大丈夫なのか?」を気にせざるを得なくなってきました。

そして、今後は、世の中の情勢的にも、更にネット通信量の増加が考えられる状態になってきていますし、何より、ウチの会社としても、これから更にオンラインを活用した様々な取り組みを行う予定が徐々に出来始めてきました。
実際に開始するのは、もう少し先になりそうですが、そうは言ってもその時が来たらすぐにスタートが切れるような状態にしておく必要があります。

と言う事で、いよいよ、ウチの会社にもポケットWi-Fi以外のネット環境を導入する事にしました。まさに、即断即決です。
これが整えば、通信環境の不安定さが今よりも改善される事になるでしょう。そうすると、zoomを含めたオンラインを活用した取り組みを行う際に、通信状況についての不安を感じる事なく、その時の内容に集中できるのかなと思っています。

今回のネット環境について考えた時に、今いる事務所を借りた時の事を思い出しました。

その頃は、物件を借りて事務所として使用する事を考えてすらいなかったのに、ある時に「物件を決めて借りる」を即断即決したんです。

当初は、「出来るだけ身軽に」と考えてコワーキングスペースで仕事をしていたんですが、日々持ち運ぶ必要がある仕事道具やら資料やら会社にまつわる物達が煩わしくなってきて、ある時に、ダメ元の冗談交じりで「今後の事を考えて、自分達の拠点として格安で事務所を借りられないかな?」なんて検索をしてみたんです。
そうしたら、今借りている物件が「ちょうど空いたばかり」という事でネットに出ていたんです。
一か月の賃料を見ると、その当時に日々かかっていたコワーキングスペース料金を含めた諸々の経費+α程度だという事がわかり、最短で物件を見学に行って、即契約という流れでした。

その辺りから、「自分達のニーズとウォンツとタイミングとコストをちゃんと考えて、しっかり話し合って、そのうえで、即断即決」を大事にするようになってきました。

ある意味では、この「即断即決」って、僕は「チャレンジ精神の表れ」だと思っているんです。すぐ決めてすぐ動くって事は、「もしかしたら違うかも」という可能性を吟味する物理的な時間が「熟考」よりも明らかに短いわけです。つまり、自分の中に「不安」が湧いてくる要素になってくる。さらに、もし、即断即決をして望むような状況を作り出せなかったら、その時には「思慮が浅い」という自分自身に対する叱責や失望や諦めなどといった事に繋がる要素を含んでいるとも言えます。その要素を自ら引き受けて、未来を切り拓く可能性を選ぶのは、「チャレンジ精神の表れ」以外の何物でもないんじゃないか。そんなようなことを、自分自身に対して思っています。

ここから考えると、今この段階ではまだ必要に迫られていないネット回線も、やっぱり通信環境の整備をしておく事で、今後どんな状況になったとしても、様々な形に対応できるだろうなと想像できるので、やっぱり「即断即決」して良かったんだろうなと。

こんな風に、即断即決できるようになった部分もあれば、ご飯屋さんに入った時のメニューを決めは相変わらず即断即決ができないのはなぜなんでしょうか。

いつも散々迷った挙句、非常に保守的に、自分的に「ハズレないメニュー」を選んでしまうんです。こういうところには、自分自身の「チャレンジ精神の不足」を感じています。いつの日か、チャレンジしたメニューを力強く選ぶ自分の姿をイメージしつつ。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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