大量♡出血は突然に②:911編
からの続き。
この急な出血は緊急を要するものなのか?
それとも少し待てば治まるものなのか?
出血量を抑えるためにできることはあるのか?
#7119で相談したかったがそれが叶わず、そうこうしている間にも約5分毎に無視できない量の出血が起きていた。
「貧血で意識朦朧になったら救急車を呼びたくても呼べない」
専門家からみたら何てことない症状なのかもしれないが、自分には判断できないので救急車を呼ぶことにした。
と言っても#7119同様119も簡単には繋がらず、電話をかけ続けてオペレータにつながったのは15分も経った後だったのだけれど。
(参考までに、出血で車内を汚す可能性が高かったことと、行きつけの婦人科がなかったのでタクシーを呼ぶという選択肢は早々に除外した)
オペレータに今の状態ー5分毎に子宮から出血があり、出血2回分で夜用のナプキンが血でイッパイになることーを伝え、今度はオペレーターからの質問ーいつから症状があるのか、今までもあったのか、などーに答えたところ救急車を寄越してもらえることになった。
「コロナの影響で救急車が全て出払っていて到着できるのは早くても30分後」と告げられたので、救急車が到着するまでにできることをやっておいた。
・ネコチャン用にお風呂場に大鉢を置いてそこに水が滴るようにすること
・ネコチャンのご飯を3日分用意すること
・ネコチャンの予備のトイレを出して猫砂を満タンにしておくこと
・上司への連絡
・荷造り(お財布、保険証、パスモ、着替え、ナプキン、充電器等)
・筍と鶏手羽のうま煮は冷蔵庫へ
親は所謂毒親でこちらから連絡を絶ってから7年経過しているのだが、脳内でシミュレートしてみたところ即入院費が勿体ないと騒ぎ始めたのでもっと有益なことに脳を使うことにした。
出血は止められないが少しでも補給できるのではないか、普段生理1日目対策として自分は何をやっていたか?
ここ数ヶ月、甘さが控えめのミロのお世話になってから生理の時の貧血感が緩和されていたのを想い出したので、大きめのコップでミロを飲みながら救急車を待つことにした。
甘さ控えめと言えどもそれは子供向けのミロに比べてのことで、これ以外に甘い飲み物を飲まない自分にとっては充分に甘く、優しい香りと相まって心落ち着かせるものがあった。
ミロを飲みつつ、使用済夜用ナプキンの山を築きつつ待つこと30分以上、スマホに救急車の搭乗員から近くに来ているとの電話が入り、夜9時半ば過ぎとうとう玄関で救急隊員を出迎えることができた。
荷造り済のトートバッグを肩にかけて、さて救急車に乗り込みますかと勇んだところ、やんわりと部屋に押し戻された。
「まずは、お部屋でお話を聞かせてください」
「立っていると貧血が心配なので椅子に座りましょう」
救急車が着いたらすぐに乗り込んで病院に即向かうものじゃないのか~知らんかった~~~
昼間部屋の掃除しておくんだった~~~