
初めての淡路島
どうも、PhotoWalkerのProshiXTです。
自分が写真へ夢中になっていったきっかけの一つでもある、淡路島淡路夢舞台建築見学レポートで初めて撮りまわった淡路島の憩いの場のハナシをしようと思います。
初めて行った離島
当時は大学3年で建築関係の授業が一番忙しかった記憶がありますが、その時に自発的に有名建築家の建物見学に行って自分なりにレポートをまとめて勉強していこうという気持ちがありました。
1年の時に授業で実際に見学レポート課題があったのですが、示された候補の中から自分で選んで行っていた場所の他に行きたいところがあり、その一つがここ淡路夢舞台というところでした。
この淡路島へ行くようになってから、割と遠出するようにもなりましたね。それまでは大阪とか奈良を行き来していたくらいですから、初めて世界一の長さの吊橋で海を渡り、離島に行った時のリゾート感というか、日帰りでしたが旅をしている気分になれた日でした。
奈良から大阪を経て兵庫の舞子駅まで行くのですが、駅を降りた瞬間にこの景色にはテンション上がりました。
手前の歩道橋が邪魔してしまっていますが、大好きな青空と向こうに見える淡路島本土、そしてその島にかかる初めて渡る明石海峡大橋。
もうたまりません(*´∀`*)
橋を渡るには上へあがって高速バスに乗っていきます。
まだ出発時刻には少し時間があったので、近くまで行ってみました。
真下まで行けばもっと迫力あったのですが、そこまで時間はないので手前のアンカレイジ(橋の陸側の基礎)まで行くだけでも圧巻の迫力!
淡路夢舞台
明石海峡大橋高速バス発着場から約15分ほど走って淡路島へ上陸し、ウェスティンホテル淡路のフロントにある淡路夢舞台前のバス停で降りたら、楽園の始まりです(笑)
淡路夢舞台の隣には国営明石海峡公園があり、ここも憩いの場のセットとして何度も通いました。
自然に包まれた安藤建築
「淡路夢舞台」
あなたは、陽光の中の草花の声を聴いたことがありますか。水面を渡る風の色を見たことがありますか。緑の中に身を沈め、のびやかに広がる、建築家・安藤忠雄氏グランドデザインによる施設群。
1960年代、人間は経済活動のために淡路島の山を削ってしまいました。一度は、人間が壊した自然を本来の姿に戻し、様々な動物や植物と人間が共生できる空間を創造する―。
それが、「淡路夢舞台」です。
当時、学生時代に建築家・安藤忠雄氏に憧れて建築巡りをしていた私にとって、ここに来たら力が湧いてくるようなパワースポットだったのを覚えています。
淡路夢舞台に入ると、貝の浜の噴水が出迎えてくれました。
青い空をバックに、背後の山には百段苑が見えます。
少し進んで左を向くとハイクラスリゾートホテル・ウェスティンホテル淡路が佇んでいました。いつか泊まると希望を抱いて、当時2007年から8年後の2014年5月、初めてこのホテルに泊まりました。景色はもう最高でしたね(^^)v
その時の旅行記事はまたいつか。
楕円フォーラムにある日時計。
時計なんかなくても、自然が時間(とき)を教えてくれるというのはこのことを言うのですね(笑)
毎年ここに来た時は必ず写真を撮る場所でもあります。
少し場所を変えてフォーラムを見ています。
安藤忠雄氏の建築はコンクリート打ちっぱなしのものが多いですが、飾らない感じと直線や曲線が様々な方向から空間を構成していて面白いです。
2階に登ってフォーラムを見ています。
少し飛び出したベランダのようなところからも、フォーラムを見渡すことができます。
楕円フォーラムの最上階はデッキになっていて、お隣のウェスティンホテル淡路や明石海峡公園越しに見る大阪湾を見渡せる景観が楽しめます。
この場所で何度手を広げて気持ちを爆発させたか・・(叫んだわけではありません(笑)
淡路夢舞台の一番の見所でもある百段苑。
その名の通り、百近い花壇が備え付けられていて、削られた山肌に様々な植物が生息し色とりどりの斜面が見れます。
傾斜に合わせて段が変化しているので、自然と調和した作りになっています。
実際に百段苑に入って上まで上がってみたところから、海側を見た時の景観です。
目の前には青い海と空、手前に明石海峡公園と広がり、本当にいい眺めでした。
明石海峡公園
淡路夢舞台を降りて、お隣の明石海峡公園に行ってみました。
初めて散策した時は広すぎて一日じゃとてもまわり切れない広さだったのを覚えています。
今では慣れたもんですが、その中でもお気に入りスポットは・・
明石海峡公園東浦ゲートから入ってすぐに出迎えてくれる、タコさんと看板の場所。
この場所を見てから公園内を散策するのが定番になっています。
月のテラスというところから見たポプラの丘。
丘ならではの下り景観?って感じが好きですね。公園に来たら必ず寄っていくところです。
夏に行ったのでポプラの木が生い茂っていますが、秋には葉を落とし、丘が色とりどりのコスモス畑になります(^^)v
ここは空のテラスといって、文字通り空が見渡せる場所です。
公園内の一番高い場所にあるので、周りを見渡せる景観が広がっています。
ここでも何度手を広げたことか(T_T)
空のテラスから下を覗くと、公園内を流れる川と橋、向こうに見える海や空の景観が楽しめます。
これからもずっと行きたい島
いつも写真を撮っていて思うのは、自分がいかにして勇気づけられるかということ。
自分の撮影ジャンル的には、風景の他に路地や街並み、猫、グルメだったりしますが、風景というジャンルは自分の気持ちを前へ向けるためのきっかけにもなっています。
どんなにしんどいことがあっても、その風景を見てしまえばまたここに行きたいという気持ちから普段仕事を頑張ってまた週末に行ってみようとか。
私は出身が奈良なので、周りを大陸に囲まれた県でずっと育ってきました。そのせいか、海がものすごく珍しく見えるんです。よく聞きますよね。
生まれた時から海辺育ちの人には、海の見える景色が当たり前だと思いますが、私にとってはとても愛おしく壮大なものが海だったりします。
海の見える景色、湊町、漁船、磯、昭和な町並みもすごく好きで、これも海絡みですね。
安藤忠雄氏の建築に憧れて行った見学先で新たに知った海の見える景色に見事どハマリしてしまい、以降年に何度も淡路島へ渡ってはここへ来ています。
この頃はまだそこまで淡路島に執着がなかったのですが、社会人になって島へ行くようになってからはセカンドライフとしてこの島生活を考えるくらいになりました。いつか、淡路島へ住みたいと思っています。
もしくはリゾート地として指定しておいて、普段は奈良の町に静かに暮らす程度にして時々島へいくか・・
何はともあれ、島への旅はまだまだこれからも続けていき、写真とともに歩んでいきたいと思っています。
また今度の記事では、初めて淡路島へ家族旅行した時の写真でもあげようかなと思います。
ーーーーー
カメラ:Panasonic LUMIX DMC-FX30