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satoshi_st
あの頃、の未来に、僕らは立っているのかなぁ
あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ
すべてが思うほど うまくはいかないみたいだ
このままどこまでも 日々は続いていくのかなぁ
雲のない星空が 窓の向こうに続いてる
あれから僕たちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空の向こうには もう明日が待っている
「夜空ノムコウ」―SMAP
2020年。
少し前のSFだったら、近未来として描かれていた年号だけれど、自動車はまだ空を飛ばないし、アンドロイドは電気羊の夢を見てないし、もちろん僕自身、そんな未来感も持ち合わせていない。ただ現実の中に生きている。
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そういうわけで、冒頭のスガシカオの詞が自然と脳内再生された。
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年を経るごとに1年が短くなっていく、というのは体感的には事実のように思える。2019年をふわふわと迎えたまま、2020年を迎えた。結果、気づくと1年、また1年と時間が経っている。
しかし、ただなにも変化も進歩もなく時間が経っているわけでもない。
身の回りには様々な変化があり、自分自身の環境にも大きな変化があった。
それが、「あの頃の未来」なのかはわからない。そもそも、例えば夜空ノムコウが発売された1998年、僕は10歳かそこらの小学生で、30いくつかになった自分の未来など想像もできなかった。そんな未来を想像したことなど、実際のところこれまでほとんどなかったと思うし、あったとしても漠然としたものだった。
社会人になって、いろいろな経験を経て、未来(というよりも将来)というものの焦点が、もうすこし合ってくるようになった。
それでもなお、例えば10年先、40代になった自分の未来というものは、おぼろげな箇所も多々ある。ただ、30代になってようやく実感を得てわかってきたことは、10年あれば何でもできるということで、僕が年末年始にやるべきことは、「そもそもどういう40代になりたかったっけ」という棚卸しかなと、年末年始らしく真面目に思ってみたりしている。確かに何かの偶然で針路が変わることもあるけれど、そのときはそのときである。
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