2024.05.11 波多野裕文 弾き語りライブ
あなたがいつも居間でテレビを見ている距離で波多野さんが歌っていましたよ。
一列目、波多野さんの後頭部(大好物)が美しく見える左斜めの席から。お昼間の明るい教会のようなホールで観る弾き語りライブ。
音楽の中にいるときだけ自由に息ができて、中でも私は波多野裕文さんのつくる音楽の中にいるときがいちばん自由で息がしやすい。
生きている、と感じる。
だから、波多野さんが、波多野さんのつむぐ音楽が大好きなんだ、とこころから感じたライブだった。
波多野さん、たくさんお話してくれたんだけど、みんな人生一度目だからむずかしいよねって言ってて、そこから「初心者のための」ってうたをやってくれて、最近同じこと思ってた私にはそのうたがたいそう沁みました。ビギナーズラックで、なんとか人生やってみっか。
美は顔の造形じゃなく生まれ持った才能やその人の努力している姿に宿ると思ってるのですが、波多野さんの聡明さや世界を見つめる眼差し、柔らかな歌声、ギターを爪弾く姿はたくさん見てきた人間のなかでも1、2を争う美しさだと思います。と、アイドルのファンとは思えぬ発言をしてみる。
1ヶ月の間に波多野さんとSixTONESのライブに行けるって、今年始まったばかりだけどもう運を使い果たした気がする。
自分の中の神とヒーローたちに立て続けに会いに行けるなんてよ。神さま、あたい頑張るよ、これからも。
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