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瞬発系のトレーニングの必要性(レジスタンストレーニングにとの比較) 理学療法士

今回は瞬発系のトレーニングの重要性についてお話します。

瞬発系のトレーニングとはプライオメトリクストレーニングと呼ばれ、筋肉の伸張反射を利用し、瞬発力を高める運動を言います。

具体的にはジャンプ系のエクササイズ(ボックスジャンプ、アンクルジャンプ、スクワットジャンプ、ランジジャンプ等)メディシンボールなどのエクササイズなどが挙げられます。

また、レジスタンストレーニングの違いについては
レジスタンストレーニングはいわゆる抵抗運動であり、スクワットやダンベル運動など筋への負荷が大きいです。

プライオメトリクストレーニングは筋や腱に対して負荷をかけるイメージです。

スポーツ場面では瞬発的に力を発揮する場面の連続であり、その背景には筋や腱の強さ(いわゆるバネ)が十分であることが重要となります。

なので、スポーツ障害の対象者のフォームの改善やパフォーマンス向上のためにはレジスタンストレーニングだけでなく、プライオメトリクストレーニングをすることが動作レベルの改善に必要であると考えています。

高出力で身体の操作性を高めることを学習する機会にもなると考えます。

もちろん、トレーニングに移行するためには患部の機能改善や他部位の機能改善、そしてレジスタンストレーニングが十分に可能であるという順序が必要となると考えています。

負荷量も大きいトレーニングとなるため、段階を踏んで適切に指導することやフォームチェックも必ず行うことが大事であると思います。

考えかたや方法等、ご意見についてはコメントしていただければと思います。

※この内容は個人の解釈がありますので参考程度にお願いします。

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