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就学前健診に行く前に、おススメしたいこと。

もうそろそろ、小学校の就学前健診があるころでしょうか。
長男の時の体験をお話しようと思います。
私の「こうすればよかった!」をお伝えできればと思います。

幼稚園から帰り、次の春から通う予定の小学校へと向かいました。
小学生になったら、この道を通って行くんだよ~、なんて話しながら。
二人とも、初めての体験です。
自分が小学校入学前の健診をどんなふうに受けたか、なんて憶えていませんから。
ドキドキしながら校門をくぐり、教室へ。
内容としては、
内科健診と簡単な面接でした。
内科健診は、まあ、何事もなく普通に終わりました。
ですが、
小学校の先生との面接であんなことを言われるとは思っていませんでした。

テーブルを挟んで座る先生が、長男に向かって挨拶をします。
「こんにちは」
「・・・こんにちは」
初めて見る教室と先生に、彼の視線はあちらこちらへと向きます。
名前や好きな遊びなど簡単な質問がなされます。
それに対して、彼は。
椅子にななめに座ったり、立ち歩いてみたり、先生の話が聞けてなかったり、ボールペンを手にとってみたり・・・。

・・・・・・。
散々でした。
問われていないのに、話し出すとかはないですが、
明らかに緊張と新しいものへの興味、不安で落ち着いた対応ができていませんでした。
面談をしてくれた若い先生からは、
「発達障害のボーダーの傾向ありますか?」
とまで言われました。

・・・・・・・。
ええっと。
「いえ、そういうふうに言われたことはないですけど・・・」
と答えるのがその時は精一杯でした。

ボーダー、と言われると正直そういう部分もちょっとあるなあと幼稚園の頃は思ったりしていたので、余計に堪えました。

「面接」のようなシチュエーションは初めてでした。

でも、親戚の結婚式とかに出た時や、他の改まった場面では、
びっくりするくらいおりこうさんにできていました。
こちらから、敢えてその場で注意することなどはなく、
分からない時は「これなあに?」「どうするの?」と小声で訊ねてくれるくらいでした。

幼稚園は、自由保育でのびのびと育ててくれる園でしたので、
勉強の時間や何かを無理に強いるような時間はありませんでした。

親戚や習い事の先生、幼稚園の先生やお店の人とも違う、大人。
そんな人が、自分に向かって問いかけてくる。それにどうやら
答えないといけないらしいぞ、と。

人一倍、慎重で不安を感じやすく繊細な彼が、いつも通りにいることはできませんでした。
思えば、これまで新しい場所や事前の予定を伝えることが多かったのに、就学前健診の時は、それをしなかったんです。
「できるだろう」と思っていたからかもしれません。

事前にこんなことを伝えておけばよかった
と思いました。

・今日行くところには、小学校の先生がいて、次に小学1年生になるお友達  
 と一人ずつお話をするよ。
・お母さんとじゃなくて、先生と〇〇ちゃんがお話しするんだよ。
・病院の先生もいて、元気かな、ってみてくれるよ。

この3つだけでも伝えておけば、もう少し落ち着いて受け答えができたかもしれないなと思いました。

この教訓をいかして、長女の時は前もってお話しました。
すると、「わかった!」と元気よく返事をして、にこにこと無事終了しました。どちらかというと、彼女は事前に言わなくてもできたような気もしますが・・・。

こういう部分って、妹・弟の方がお得ですよね。
母がすでに経験していることが多いので、対応に余裕もありますし。
一番上の子は、開拓者なんだよなあ。。
やっぱり、戦友です。

《 今日のまとめ 》
〇慎重な子、不安を感じやすい子には、就学前健診の前に、
行ったらこんなことをするよ、と伝えておいた方がいい。

読んで頂きありがとうございました。
私の後悔が、どなたかのお役に立ちますように・・・!

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