午前七時に、愛を叫ぶ。
先日、ゴミ出しに行こうとしたら
なにやらお隣さんから大きな声が聞こえてきました。
「〇〇(自分の名前)はーっ!」
選手宣誓みたいな感じの。
「母さんのことがーっ!」
え、え?
思わず足が止まります。
「だいすきだーっ!!」
・・・ほっこりしちゃいました。
一番下の息子さんは、中1なんですけどね。
なんというか、こういうのって男の子ならではの可愛さですよね。
女の子は、そういう表現はあんまりしないかなあと思います。
男の子は何かとお母さんたちの悩みの種の宝庫ですが、
時折、びっくりするほどの真っ直ぐな愛情をくれます。
全力で、好きです。
全部が好きなんです。
笑っていてほしいんです。
こんなに愛されたことってあったかしら、
なんて思わず考えてしまうくらいに。
旦那さんがくれるのとは、また違う愛情です。
とはいえ、10分後にはイライラさせられたりするんですけどね。
これも、きっと男の子あるあるじゃないでしょうか。
対して女の子の可愛さは何かというと、
愛嬌・・・もありますが、
私は「傍にいてくれる」ことかなあと思います。
どちらかというと、男の子は、
子どもの時からあんまりじっとしません。
興味があることをみつけたら、繋いでいた手を振り解いて
走り出してしまいます。
これ、幼児期は、ほんっっとに怖いんですよね。
でも、
どちらかというと、女の子は、
突発的な動きが少なめです。
保護者の傍で、じいっとお絵かきしたり、本読んだり、
おもちゃで遊んだり。
そして、
そういう現実的な意味での「傍にいる」の他にも、
精神的にも「傍にいてくれる」んです。
母親にとって、娘は同性の仲間です。
なので、息子よりも理解できる部分がやはり大きいです。
そして、
成長しても、女性ならではの感覚を共有できます。
例えば、月経とか。
生物としても近い存在ですし、
仲間として助け合う姿勢がお互いにとりやすいような気がします。
でも、だからこそ、
娘と母親は、息子と母親よりも
同一視しやすくて、甘えやすい部分もあるかもしれません。
この部分は、親の性格や特徴によっては、要注意ですけれどもね。
娘には、年齢に関係なく
ぎゅーっと抱きしめたり、スキンシップできます。
同じことが息子にできるかというと・・・
うーん。
ちょっと難しいかな。
息子のことはもちろん大切でかわいいけれど、
もう一緒にお風呂に入ったりはちょっとできません。
ぎゅーってしたら、
胸が当たっちゃうかも……と思うと遠慮しちゃいます。
だから、男の子はたまに母親への愛を表明してくれるのかもしれませんね。
形にしないと、わかりあえない部分があると解っているから。
声高に愛を叫んでくれる男の子も、
傍にいて、そっと支えてくれるような優しさをもってくれてる女の子も。
きっと、世の中のお母さんたちは
どちらも、比べられないほどに大好きだと思います。
かわいい愛の宣言から、そんなことを考えた朝でした。
ほっこりのお裾分けができたなら、幸いです♪
読んで頂きありがとうございました。
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