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携帯電話、スマホ、ケイタイ
携帯電話が、世に現れたのはいつだったろう? 今のNTT、昔は電電公社と言った。電報電話局とも言ってたかなぁ。
家に電話を付けるのには、電電公社へ行って手続きし、電話番号をもらって、電話機☎︎は、貸し出しで貸してもらっているという形で、最初に権利金(?)として、当時でも六万円から七万円くらい支払ったと思う。それが固定電話。
引っ越しすると 転居地の電電公社へ行って、手続きをする。市街、県外だと当然電話番号が変わる。市内でも電話番号が変わることもあったと思う。
ジーコロジーコロと電話番号を回す電話機から 電話番号を押す
プッシュフォンと言う電話機へ。 そして、コードレスの電話機へ。
カーテレフォンと言って、車の中に電話があるのは、お金持ちの人で、私が知っているカーテレフォンがあった人は、ジャガーに乗って、時々ベンツに乗って、自慢げに車の中で、電話で話していた。噂では、不動産屋の奥様という事だった。自慢げに見えたのは、おそらく、いや、絶対、私のひがみである。 当時は、バブル経済で、不動産屋がおそろしく儲かっていた時代。地上げ屋という言葉を知ったのもこの頃だから。
ブランドバッグや服や靴が、いっぱい欲しいけれど 常に財布の中身と相談しなければならない私は、いつも高そうな洋服を着て、外車に乗ってカーテレフォンをかけているその人を ちょっと違う世界の人のように見ていた。
携帯電話が現れてから ごく少数の人が、携帯電話を持っていた。
今は誰でも持っている携帯電話。小学生でも80代以上のお年寄りでも。
引っ越ししたからといって、携帯電話の電話番号は変わらない。
いろんな機能が付いていて、いろんなプランがあって、本当に便利になった。昔は、市街電話などする時は、電話料金が上がっていくのが恐怖で、要件だけ言って、早々に電話を切ろうとしたものだ。
今は、プランにもよるが、携帯電話で何十分も話していても電話料金は上がっていかないし、メールやLINEで、今見たもの、食べた物、今いる所の景色などの画像が送れる。すぐに相手に見せられるし、こちらもすぐに見る事ができる。
昔は、カメラで写真を撮って、現像して、それを手紙に同封するとか、会う時に持って行くとかで、相手に伝えた。
百聞は一見にしかず である。
目で見る事ができるから あれこれ説明も省ける。便利である。
しかし、便利なものには落とし穴もある。
いろんな手口の詐欺が増えた。
お財布携帯とやらで、PayPayとかで、現金を持っていなくても 気軽にお金を使う。
そのケイタイ片手に 電車の中で居眠りをしている若い人がいる。財布を丸出しにしているという危機感がない。
漢字に変換してくれるから 漢字が書けなくなっている。
知り合いの電話番号は、すべてケイタイに入っているから 覚えようとしない。
LINEグループなどで、既読スルーされたり、悪口書かれたりすると 腹が立ったり落ち込んだり。
出かける時にケイタイ忘れたら 一日中ソワソワして落ち着かないとか。
余計な…しなくてもいい面倒な気持ちにさせるケイタイ でもある事を認識して、クールに使いたい。
ケイタイ無くしたらアウトーッ❗️
三者凡退、試合終了ー❗️
ケイタイ如きで、自分の感情をウロウロさせるのやめない?