実は意外と出店しています！？ホロロ活動記
こんにちは！寒さに弱い兵庫県民です。
隠岐の冬はやはり厳しい…！寒波真っ盛りですね。。
そんなときだから、人の温もりを感じると嬉しい気持ちも倍増しちゃうのでしょうか…と思うほど、最近なんだか涙腺がゆるくなっています（笑）
これは、この寒さが終わると春とともに別れの季節がやってくるからでしょうか…！？
さてさて気持ちを切り替えて！
今回の記事では、「森のすみかホロロ」が担っている「商品開発」とその「販促活動」の様子についてお伝えしていきます。
今年度４月から始まった森のプロジェクトでは、
・「森」×「特産品」
・「森」×「食」
・「森」×「海」
・「森」×「再生可能エネルギー」
・「森」×「環境教育」
と「森」と「何か」を組み合わせて新しいチャレンジを進めています。
クロモジの枝×燻製料理
まず、私たちが商品開発を行う目的を整理すると、
①地域資源の再活用
②クロモジの魅力発信を通した活動のファンづくり
③そこで稼いだ資金をクロモジの植林、森林保全活動へ充てることで、未来に豊かな森を残す
その中でも、今回は②を中心にお話させていただきます！
前回の記事でもお伝えしましたが、「さくらの家」が生産する「ふくぎ茶」にする過程で出る余ったクロモジの存在。
それを使って何か新しいもの生み出せないか、と考えたのが販促活動の始まりでした。
ふくぎ茶として直接人の口に入れることはできないけれども、クロモジが持つ香りを生かすことで、また新たな楽しみ方ができるのではないかと、香りに着目。
そしてたどり着いたのが、クロモジの燻製チップでした！
出店を通して、様々な燻製料理に挑戦させていただきました。
自分で言うのもなんですが、なかなか美味しかったです（笑）
ただ、提供面やコスト面など様々な面を試行錯誤した結果、最終的に燻製餃子を出すことに落ち着きました！
クロモジの葉×ふくぎ団子
また、燻製だけでなく他にもクロモジを活用した料理を提供できないかということで、クロモジの葉を粉末にしたものを使用してみることにしました。
（※こちらはしっかり検品されたもので、直接口に入れても問題ありません。）
ヨモギのようにだんご粉にクロモジの粉末を混ぜてみたり、ふりかけることでより香りを感じてもらえるのではと、こちらも様々試行錯誤して作りました。
ただこちらは、保存方法が難しく、出来たては美味しくても時間が経ち提供する頃には、カチカチに固まってしまうこともあり、断念することに…。
出店の様子
ここからは出店の様子をご紹介。
まずは出店するにあたり、みんなで食品衛生責任者や露天商の資格を取得しました。
また、出店に必要なテントなどの備品も買い揃え、準備万端です。
この日は、ふくぎのわらび餅を出店。
前日に仕込んでおいたわらび餅は水分量が多かったのか直前で販売できないことが発覚…！急遽作りなし、なんとか無事完売することができました。。
こんな感じで、毎回なんだかんだのアクシデントがあるものの、最後はこの笑顔で乗り切っています！（笑）
一番思い出深いのは、保々見地区で開催された移動式美術館でのお団子提供の際に、地区の方々のところへ一軒一軒チラシ配りをさせてもらったことでした。
皆さん、とても親切で会場にもたくさんの方がお越しくださいました！
いっきに保々見地区が大好きになってしまいました。（笑）
やはり直接顔を合わしお話することで、繋がりが生まれ自分たちの活動も理解してもらいやすくなるので、地道なこうした行動が、実は一番大切だったりすることに改めて気づかせてもらうことができました。
なんだかんだで１０回以上は出店をすることができました…！
こんな感じで、商品開発、販促活動を通したクロモジのファンづくりを行っています。様子が伝わっていると嬉しいです。
活動を通して思ったこと。
この商品開発・販促活動を通して、商品が出来上がるまでの背景を知れたことで、自分たちの生活が一次産業や自然との繋がりから成り立っていることに改めて気づくことができました。
同時に、そうした生産過程や生産者の顔がもっと見える化することで、私たちはより豊かさを実感することができるのではないかとも感じました。
そうした仕組みづくりも今後していけたら、どんどん面白い世の中になっていくんじゃないか！なんてことも考えつつ。。
次回、『＃８ないものない！あるに着目すると、新たな商品が生まれる！？』
ここまで、読んでいただきありがとうございました。