満員電車4日目。〜女性が働く社会バンザイ
唐突だが、ちょこまかときめ細やかに動く系の動作がとにかく苦手だ。
スポーツにしたって、野球や陸上はいいが、サッカーやバスケの才は一切ない子供だった。
某カフェチェーンでバイトしてた時も、きめ細やかに素早く動けないものだから、鈍臭いヤツという扱いを受けていた。
「A型でレタス綺麗にちぎれない子、初めて見たわ!A型なのになんでできないの」と理不尽な怒り方をされたこともある。(それもあり、血液型トークをする人を私は嫌いである)
それで信頼を損ね、レジのお金をくすねたと決めつけられたこともあった。
そんなわけで、今も台所仕事がとことん苦手だ。私には夫がいて共働きなので、日々の料理はテキトーにどちらかが作る。仕事の具合によって週ごとに偏ったりはするが、長期間で見ると偏りすぎないように多分お互い意識している。
夫はとても手際がいいし、良いやり方を思いついちゃった」り、似た動画を見たから試してみたりして、新しい美味しいものを沢山つくる。美味しいカクテルが出てきちゃうことも稀じゃない。料理が終わった時には洗い物だって無くなっている。
それに比べ、私は兎にも角にもバタバタしている。お皿を割ったり包丁で指を切ったりもするし、料理中に話しかけられようもんならワタワタが増えすぎて何か失敗する。当然ビックリするような美味しいものを作っちゃうことも、ない。
これでも学生時代はA⚫︎Cクッキングに通ったし(あれはそもそも身につくものではないという声が大きそうだが)、結婚してからも料理のコーチについてもらっていた時期もあったが、手際は何も変わらない。
というわけで、私はたまに怖くなる。私がひと昔前に生まれていたら、絶望するような人生だったのでは!?と。
きっと姑とかに「うちの嫁は鈍臭い」とめちゃくちゃいびられる。夫からも無価値な妻扱いをされることだろう。女なのにこんなこともできないのかと社会から非難されるだろう。
それに比べて現代社会は何と優しいことか。個人の適性に応じて、好きな役割を担える。
私は家内の仕事は苦手でも、いわゆる旧来的に男性がやってきたような仕事は本当に得意なのである。昔だったらそんな選択はできなかったことだろう。
きっと色々な人たちの人生が犠牲になって、こんな時代になった。女性の自由を勝ち取ってきてくれた過去の先人たち、心より感謝申し上げます!!!!!!!!!!
私は生きやすい!私は生きていてとても楽しい!幸せだ!!!(以上。良い朝だね。)