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好きを手放す準備はできた

既婚者の誕生日を祝った翌日に書いている。
もう決心がついた。
昨日沢山紙に気持ちを書き出し、話を聞いてもらった。

これから僕は彼女に対して「好き」という気持ちを
手放す準備に入ろうと思う。
その理由はなぜか?それが心地いからだ。

昨日の会話の中でも
「申し訳ないけど、私は何とも思ってないよ」
そう言っていたのを思い出した。
これが全ての答えだろう。
彼女なりの最大限の優しさだ。

僕から見ると
「何とも思わないようにしてる」
という感じに映るが

僕を彼女を好きだと
自覚するまでそうだったから
気持ちはすごく分かる。

感情をまっすぐ直視するのは
本当に辛いことだ。


おそらく僕は「好き」という選択を取ると
ずっとずっと損をし続ける。
ハムスターが回し車を必死に回してるけど
結局前には進まない。
結局自分が傷ついて終わりなのだ。


彼女は誰よりも自分を守ってきた人間なんだ。
学生時代も良い子ちゃんで過ごしてきた。
もしかすると今の旦那さんも惰性で
結婚してるのではないか?そう思えた。

旦那さんとは付き合って4年で結婚し
今年で結婚生活4年目らしい。
8年間は恋愛をしていない。

そもそも「好きってなに?」
という感じだろう。忘れてるんだ。

もちろん付き合った当初は好きだっただろう。
特に最初の3か月は毎日がバラ色だ。

これは憶測でしかないが
「そんなに好きじゃないけど、
もう辛い思いもしなくていいし
この人くらいしか私のそばにいてくれないから
結婚するか」
くらいな気持ちだったのだろう。

恐らく旦那さんのこと好きじゃない。
違和感を感じても自分から離れる勇気もない。
付き合ってもフラれてばかりだとも言ってた。

だから彼女は自分を守り続けている。
なるべく自分が傷つかないように
学校でも会社でもいい子になる。
本当は超ワガママなのに。


そしてフラれ続けるから
好きな人ではなく
「私のとなりにずっといてくれる人」と結婚をした。
好きな人と一緒にいるより
1人になる方が怖いんだ。
そして何より「結婚してない女」という
見られ方をするのも恐れてるのかもしれない。

この人は旦那さんと冷え切っていたとしても
絶対に「離れる」という選択はしないだろう。

お子さんを作らないのも
母親になれる自信がないからなんだと思う。


こんな人を待ち続けてる間に
僕は死んでしまう。

一番大事なのは時間だ。
世の中には彼女より素敵な人なんて
星の数ほどいる。


彼女は心底自分に自信がなくて
だからこそ僕を
自己肯定感を上げるために手段として
使ってただけなのだろう。

それでもいいと思ってたが
これはお互いのためじゃない。
即効性のある薬のように
一時的な回復はするけど
根本解決にはなっていない。

僕にできることなんてちっぽけだ。
人間はそう簡単には変わらない。


残酷な話だが
人が変わるときというのは
奈落の底に落ちた時だ。

僕の場合は
うつ病になった時。
そして今回の件だ。

僕は24~26の3年間は
死ぬほどきつかったが
本当に変わったんだと思う。


だから彼女が本当の意味で
自分に自信を持てて
楽に生きれるようになって
好きなものを好きと言えるようになるには
奈落の底に落ちるしかない。

でも彼女はおそらく
その選択肢を取らない。
おそらく死ぬまで自分を守る選択をするだろう。

別にそれはそれでいい。
逆にそれがいいのかもしれない。
それが楽だから。


一番器用で、ズルくて、世渡り上手なのが彼女だ。
だから辛い経験もそんなしてないはずだ。


だから僕は「好きだから離れる」
という選択を取ろうと思う。

「ん?冷たくなったな?」
そう思われるように行動していこうと思う。
最悪嫌われてもいい。

離れる、悪者になる。
これも時にはやさしさになる。


最初から結論は分かってたけど
昨日の件をへて感情ベースで
「離れることが、彼女に対しての最大の愛」
そう思えたから
これからは距離を離して接していく。

焦らずに徐々に徐々に距離を離していく。

もう次すすも。疲れた。







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