世界で一番ズルい女

酔ってる勢いで自分が思ってることを
全て吐き出そうと思う。

今日は好きな既婚者の誕生日の
お祝いでご馳走をした。

楽しかった。
一緒にいてすごく幸福感を感じた。
でも違和感を感じてた。

「利用されてるだけじゃない？」
そう妹や友達に言われていたが
本当にそうなのかもしれないと思った。

俺は利用されてるのかもしれない。
恐らく彼女は心底自信のない人間なんだ。

一番自分を守ってて
一番ズルい人間なんだなって思った。

ずっと気が合うなって思ってたけど
それは勘違いだったのかもしれない。

恐らく僕は今回の件を経て
自分に自信を持てた。

それは好きな既婚者のおかげでもある。
自分の見たくない部分まで見れたから。

恐らくだが僕が常に褒めるから
既婚者はそれを求めているんだ。
自分に心底自信がないから
俺に称賛してほしい
褒めて欲しいって思ってるんだ。

その事実に今日気が付いた感じがする。
彼女の節々を見て俺と一緒にいてくれようとするけど
恐らく利用してるだけ。

俺は損をしてただけなのかもしれない。
今日の件を経てなぜかそう思った。
好きという気持ちを手放していいっておもった。

恐らくだがお礼の連絡もこないだろう。
なぜなら彼女がズルいから
世界で一番ズルいから。
自分を守っているだけなのかもしれない。

辛いけどもう好きという気持ちを
手放していいって思った。

恐らく旦那さんのことが好きかは分からない。
もしかしから俺のことが好きなのかもしれない。
しかし彼女がそれを見ようとはしない。
すごく弱い人間なんだ。

だから今支店長と言う立場になって
自分と向き合おうとしてるのかもしれない。
最近自分と向き合う機会が増えたようだ。

僕と違って彼女は
ずっといい子で居続けてきた。
だから求められる自分を演じ続けようとして
今の状態にあるのかもしれない。

だから結婚も早かったのかも。
自分の本心を一番押し殺して
生きている人間なのかもしれない。

ほんとうはワガママなのに
本当は自己中なのに
日本と言う社会に強制されて
生きてる人間なのかもしれない。

誰よりも従順でいい子で居続ける。
こんな時間まで旦那さんを差し置いて
僕と一緒にいるっておかしくないか？

僕が彼女の立場ならそんなことしない。
旦那さんも異常なのかもしれない。

また俺は騙されていただけなのかもしれない、
一緒にいてそう思ったんだ。

でも俺は知ってる。
今その弱さと向き合おうとしてるってこと。
だから日記も書こうとしてたってこと。

最弱だからこそ支店長という立場で
逃げられない現実になった、
もしかしたら今一番苦しいのかもしれない。

おそらく離婚する勇気もない。
どんなに嫌いでも憎んででも
一人になるのが怖いから。
その自己肯定感を高めてくれる材料が
俺だったんだ。
俺は利用されてたんだ。

でもいいよ。俺は許す。
人間にはそんな期間が必ずある。
俺もあったはずだ。

だからいいんだ。
今日までは俺を利用していいんだ。

でももうこの人に尽くすのは
辞めようかなって思った。

それが俺のためであり
彼女のためでもある。

お互いが強くなるために
向きあうために
今は離れた方がいい。
もう俺は俺の幸せのために生きる。
好きだからこそ離れた方がいいって本心で思えた。

ありがとね。
好きを教えてくれて。
それだけで十分だ。

でももういいでしょ。
もう利用するのはやめてくれ。
お前は世界で一番ズルい女だ。

こんなに俺をボロボロにしやがって。
喫煙者にさせやがて。

同時にあなたは向き合う強さがあるのも知ってる。
徐々に進もうとしてるのも知ってる。

それは行動を見て分かる。
でも奥底までは向き合えないのかもしれないね。
それはあなた次第だ。

向きあい切るころには死んでるかもね。
それはそれでいい。
進もうとしてる姿が美しいから。

でも僕はもうあなたの傍にいるべき人じゃない。
あなたはすぐに人に甘えるから。
僕の気持ちを利用するから。
本当にずるい女だ。

だからもうあなたからは距離を置こうと思う。
どうせお礼の連絡もくれなんでしょ。
俺ならするけどね。同じ立場になったら。

あなたが世界で一番ズルい。
世界で一番悪い女だ。

でもそんなあなたを好きになって
俺はよかったって思ってる。

好きだからこそ離れるよ。
俺にはもっとふさわしい人がいるはずだ。

あなたの今日の対応を見てそう思った。
あなたはズルい女だ。

喫煙者になったのも
こんなにボロボロになって辛い日々を送ったのも
全てあなたのせいだ。

あなたが俺の気持ちを弄ぶズルい女。
もういいよ。悲しいけど。もういいよ。
あなたは運命の人じゃない。

今日で吹っ切れた気がする。
ありがとね。キャバ嬢になってくれて。

でも回りまわってあなたが自分の本心に気づいた時。
あなたが向き合い切った時。
もしかしたら一緒になってるのかもね。

今は嫌いだけど、嫌いにはなりきれないんだと思う。
でもそれでいい。それが俺だ。

回りまわって運命の人なのかもしれないけど。
あなたはボロボロになるまで向き合う勇気があるか？
俺みたいに。

そこまで向き合う勇気があるなら
俺の目は間違ってなかったってことだ。

でも俺はそんなに気は長くない。
その時は手遅れだろう。

でも自業自得だね。
俺も心底自信がなかったから
あなたを好きになったのかもしれない。

だからあなたのおかげで
俺は強くなれた。
本当に自分を受け入れられた。

それだけで十分だ。

本当は嫌いになりなくない
好きだからこそ、一旦あなたから好きと言う気持ちを
捨てようと思う。

時間はかかるかもしれないけど
僕が好きで居るとあなたが甘えてしまう。
だから突き放すのが本当に愛だ。

あなたは世界で一番ズルい女。
でも俺も同じだったのかもね。

でも俺は向き合い切ったよ。
あなたのおかげで。

あなたを突き放すことが一番の愛だ。
もう来年の誕生日は祝わないかもね。

それがあなたのためだ。
俺は心置きなく次に進める。

これまでありがとう。
好きを教えてくれて。
俺の弱さに向き合わせてくれて。

それで十分だよ。
ありがとう。

でも本当は強い人だってしってるから
1㎜だけの期待だけはもっておく。

その時はまでは距離を置こうと思う。
もしかしから死んでるかもしれないけどね。
そうはなってほしなくないけどそれも人生だ。

でも心の奥底では
あなたは向き合いきるって1㎜だけ信じて待ってるね。

ありがとう