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積み上げてきたことは鎖になる。

嗚呼いつもの様に  

重ねる日々に嘘が浮く  

煌めく過去越え今日も  

虚ろな街に朝が降る  


どこか縛られるような  

そんな気持ち 苦しいだけ  

でもそれでいい そういうもんさ  

これでいいんだ  


知らず知らず纏ってた  

鎖のような足枷を今ほら  

見ないフリしていても  

確かにそこにある  


嗚呼感じたままに壊す  

自分で選んだその道を  

響く軋む音の中に  

訪れた新しい世界  

好きなものを捨て去ること  

怖くて仕方ないけど  

本当の自由 出会えた気がしたんだ  


嗚呼手を伸ばせば伸ばすほどに  

絡まる鎖  

思うようにいかない今日も  

胸の奥に重く残る  


誇り高く思えたもの  

ただの重荷と気付くたび  

進むほど痛みが増して  

傷が深くなる  


嗚呼感じたままに叫ぶ  

鎖断ち切るその声で  

揺れる残像越えた先に  

広がった青い誓い  

守るために背負ったもの  

それが僕を蝕むだけ  

自分の手で壊すと決めたんだ  


嗚呼 何枚でもほら何枚でも  

意味もなく積んで描いてきた日々  

嗚呼 何回でもほら何回でも  

逃げ出すための足場にしてた  

周りに見せた虚勢と比べても  

僕にあるのは重ねた後悔  

今ならそのすべてを捨てるよ  


感じたことない自由  

知らずにいた光  

あの日壊して 初めて気づいた  

この喜びも全部  

好きなものから逃げることで  

触れた広がる空の彼方  

大丈夫行こう  

もう戻らないと決めた  


嗚呼すべてを壊して描く  

真実しか残らない色で  

朝も夜も踏み続けた  

足跡も今は風に消える  

好きなものを守ることは  

ただ自分縛る鎖だった  

もう今は何も持たない僕がいる  


嗚呼 ありのままの  

自由な僕がここにいるんだ  

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