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ミュシャ展に行って来ました2
今回の「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」は、チェコ在住の個人コレクターであるデニェク・チマル博士のコレクションから約170点が展示されているそうです。
写真撮影も可能でしたので、昨日と今日でそれぞれ1点ずつ、印象に残ったものを紹介します。
昨日はリトグラフのカレンダー「チェコの音楽家」でした。
今日は「生活の中のデザイン」から気になったものです。
下の写真には装飾皿、ブローチ、郵便切手箱が写っています。
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私の中で特に気になったのは、郵便切手箱です。
身内が幼少の頃から集めた切手収集ブックを見たことはありますが、郵便切手箱は初めて見るような気がします。
このミュシャの郵便切手箱は本当に美しいです。
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郵便切手箱への想い
この展示会では、5分間の映像がありました。
その中で、ミュシャはチェコの切手や紙幣デザインしたことが紹介されていました。
切手か紙幣か忘れましたが無償でデザインをしたと言っていました。
どちらにしても彼は自分の生まれた国に対する深い想いを持っていたのでしょう。
今回は展示されていませんでしたが、ミュシャの大作「スラブ叙事詩」は非常に素晴らしく、祖国愛の深さや時代背景を感じさせるものであり、華やかな絵とは対照的です。
その小さな切手にも祖国に対する想いが表現されているのではないかと思いました。
小さな切手で大きな想いを伝え、その想いを大切にするための郵便切手箱なのではないかと想像します。
ミュシャはの切手や紙幣の検索をしていたら素敵なホームページを見つけました。こちらに切手や紙幣の事もあります。
今日も読んでくださりありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。