私のお父さん♪プッチー二
お墓参り
今日は20数年前に亡くなった、仕事仲間であり、友人のお墓参りへ、元仕事仲間の二人と一緒に行って来ました。
彼女は横浜の小高い丘のお寺の墓地で寝ています。
亡くなった前日にFAXが届きました。実際に書かれたのは一週間くらい前だったそうです。
お母さまがFAXの使い方が分からなくてと話していましたが、そういう状況ではなかったと思います。
FAXの文字が弱々しい文字でしたのでとても不安になりました。
あの時の事を考えると今でも心が痛みます。
入院して2か月で亡くなったのですから、ご両親もさぞかしつらかったと思います。
そして、もう20数年たちました。
今年の命日の日は天候が悪く、夏は約束していた元仕事仲間たちが体調不調で、やっと今日、3人そろってのお墓参りが実現しました。
「もう、私達も還暦前だよ~。来年も来るね!」
と声をかけその場を離れました。
藤城清治版画展〜生きる喜び〜
電車の乗り換えで横浜の高島屋にふら~っと入ると、藤城さんの版画展〜生きる喜び~と展示販売会をしていました。
母が「暮しの手帖」を愛読していたので藤城さんの事は物心つく前から知っていたと思います。
毎月のお話と藤城さんの影絵を楽しみにしていたことを思い出します。
今日はお墓参りのせいか、教会の絵(ステンドグラス)一点に見入ってしまいました。
藤城さんは100歳で今も精力的に制作を続けているようです。
素晴らしいです。
お父さん
11月は父が亡くなった月です。父は友人よりは10年くらい長生きしましたが、それでも50代前半で亡くなったのは本当に残念でたまりません。
私が生まれた沖縄では33回忌までしっかり行います。
何度かお寺さんに行き、用意すべきことなどを聞いたり、コピーしてもらったり…。母が高齢の為、兄弟姉妹で協力し合いました。
なぜか、親戚のおばさんたちが涙するという一幕もありました。
いくつになっても私たちの事がいろいろ心配だったようです。
とにかく無事に33回忌の法要を済ませることが出来て安心しました。
プッチーニ
亡くなった友人はプッチーニの「私のお父さん」が好きでした。
私もその歌、メロディーが大好きです。
彼女はお父さんが大好きで、良くお父さんの話をしていました。
彼女のお父さんも亡くなったと昨年のお墓参りの時にお寺の奥様から聞きました。
天国で親子仲良くおしゃべり等していることでしょう。
私の父も私の事見ているのでしょうか?見守ってくださいますよね。
不思議なことに33回忌まではたまに父が私の事を呼ぶ声が聞こえたりしていましたが、33回忌終わってから今のところありません。
やっと、安心してくれているのかどうか…。
私はもう父が亡くなった年齢は超えてしまいました。
安心しているのかな。
クラッシックとは縁遠い父でしたが、プッチーニの「わたしのお父さん」。
私が歌っていると思って天国で聞いてね!と真夜中に心の中で父に呼びかけています。
今日も読んでくださりありがとうございました。
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