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生い立ち②

こういう自叙伝みたいなものを書くって難しいな、と。
まだ②なのに。

時系列を追って書けばいいのか、自分という人間を形成した上で重要な出来事を時系列を無視して書けばいいのか、どの場面を抜粋して描くのか、とかよくその手順が分からんようになってきたり。

まあ、冒頭にこんな苦労話的なことを書いても仕方がないんですが。

自分の幼少期や子供の頃を思い返してみると、思い出す場面や出来事なんてそんなにはたくさんなかったりしませんか?
例えば、小学校2年生の思い出を語れって言われてもパッと出てくるのは3個くらい。
(これ僕だけ?すんごい覚えてる人とかおるけど、たまに)

担任の先生が厳しくて、理科室での授業は水槽のコポコポいう音が聞こえるまで静寂しろ、って言われたり。咳払いすらもさせてもらえなくて緊張したわ、って思い出とか。

で、その記憶も曖昧なところがあって、今思えば、もしかしてこれは自分の都合の良いように記憶の変換がされたりしてないかな、とか。
記憶メモリーの解像度を上げていく段階でそんな疑問が生じたり。

でも、それはそれで都合よく自分の良いように変換するという、この楽観的なこの僕の思考が良かったのかな、強みと言えるのかな、なんて考えたりもしたり。

あれ。
これは一体何を伝えたいのかもよくわからんなる、僕がよくインタビューの時に陥るお得意の迷走パターンに入ったぞという現れでもあるんだけど、もうこうなったら気にせず書き進んでやろうと思うんよ。

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