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絵本は感情を試す場所【七田式えほんリスト🎁】

こんにちは!もこです。🐏

今日は「絵本」の魅力についてお話ししたいと思います。特に、絵本が子どもたちの心やコミュニケーション能力にどんな影響を与えるのか、そして「疑似体験」「客観的に物事を考える力(他人事にする力)」を育む素敵なツールであることについて、気軽に読める感じでまとめてみますね!


疑似体験ってなに?絵本でどう活きる?

まず、「疑似体験」って聞くとちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、簡単に言うと、実際に体験していないことを、あたかも自分が経験したかのように感じることです。

絵本を読んでいると、主人公の気持ちに共感したり、物語の中の世界を想像して「自分だったらどうするかな?」と考えたりしますよね。これが疑似体験です。


例えば、

  • 絵本の中で、主人公が友達とけんかをしたり、困難を乗り越えたりするストーリーを読むことで、子どもは自分がその場にいるかのように感じ、「もし自分が同じ状況ならどうするか」を考えられる。

  • 例えば、友達と仲直りする話を読めば、実際の生活でけんかをした時に参考にできる。

こんなふうに、絵本を通じてさまざまな状況を疑似体験することで、子どもたちは感情や行動の幅を広げていきます。


絵本以外に擬似体験できる遊び

1. ロールプレイやごっこ遊び

  • 子どもたちが店員さんやお医者さんなどになりきって遊ぶことで、「相手の立場を理解する」体験ができる。

  • 例えば、お店屋さんごっこでは、お客さんの気持ちや店員の役割を学び、コミュニケーションの練習にもなる。

2. VRやデジタル技術を使った体験

  • 仮想現実(VR)を通じて、動物園を訪れたり、歴史上の出来事を目撃したりすることで、通常では経験できないことを安全に学べる。

3. 社会的なスキルを学ぶシミュレーションのあるドリル

  • 例えば、特定の状況で「どう反応するのが適切か」を疑似体験するアプローチがあるドリルやテキスト(モンテッソーリドリルに多く載っています)。学校で「困った友達をどう助けるか」をシミュレーションや、生活面での学びを考える機会のあるシミュレーション学習が効果的です。


絵本で擬似体験をするメリット

絵本を通じた疑似体験では、以下のようなメリットがあります:

  1. 感情の認識を深める
    絵本の登場人物が体験する喜び、悲しみ、怒りなどの感情を通じて、子ども自身の感情を理解しやすくなります。

  2. 共感力を育む
    他人の立場や感情を想像する力が育ち、「相手がどう感じているのか」を考えるきっかけになります。

  3. 言葉の習得を助ける
    絵本に登場する言葉や表現が、自分の感情を伝える際の参考になります。

  4. 安心して感情を試す場になる
    絵本を通じて「もし自分だったらどうするかな?」と考えることで、失敗を恐れずに感情を探求できます。

例えば、「くまさんがお友だちにケーキを分けるお話」や「ねこさんが雨の日にお散歩して困っちゃうお話」など、子どもたちの日常に近いシーンを描いた絵本だと、より身近に感じやすくなりますよね。こうしたお話を通じて、「困ったときにはどうすればいいんだろう?」とか「自分だったらどう感じるかな?」と考えるきっかけが生まれ、自然と共感する力が育まれます。


絵本がコミュニケーション能力を育てる理由

絵本はただ読むだけでなく、親子での対話を生み出すきっかけにもなります。

例えば、絵本を読んだ後にこんな会話をしてみると、自然とコミュニケーション能力が育まれます:

  • 「このキャラクター、なんでこんなことしたんだと思う?」

  • 「君だったらどうする?」

  • 「次はどうなるかな?」

子どもたちは、こうしたやり取りの中で、

  • 自分の考えを言葉にする力

  • 相手の意見を聞く力

  • 気持ちを伝える力  などを身につけていきます。


客観的に物事を考える力も身につく

絵本の素晴らしいところは、「自分ごと」ではなく「他人ごと」として物事を見る体験ができることです。

例えば、絵本の中で主人公が失敗してしまうシーン。「自分ではない誰か」の物語だからこそ、子どもたちは冷静に考えることができるんです。そして、「あ、こうすれば良かったのかも」と客観的に学べる場面がたくさんあります。

さらに、「自分が主人公だったら」と想像することで、ちょうどいい距離感で感情を整理することができるのも、絵本の大きな魅力です。


絵本は子どもたちの心を軽くする

時には、子どもが自分の悩みや感情をうまく表現できないこともありますよね。そんなときに絵本が登場すると、「あ、この主人公、自分と似てる!」と気づき、自分の気持ちを代弁してくれるような感覚になることも。

しかも、自分ごとじゃないからこそ素直に受け入れられる。これって、子どもたちの心をふっと軽くする”魔法のような効果”だと思いませんか?


最後に

絵本は、疑似体験を通じて感情を育み、客観的な視点を養い、さらには親子の会話を深めてくれる素晴らしいツールです。

「ただの読み物」と思わず、絵本の力を最大限に活かして、子どもたちの成長をサポートしていけたらと思っています。今日読んだ絵本が、明日の大きな学びや気づきにつながるかもしれませんよ。

みなさんのお気に入りの絵本や、読み聞かせのエピソードがあれば、ぜひ教えてくださいね!

七田式こころを育てる絵本リストのデータはこちら

インスタグラムでもまとめましたが、
絵本はこどもたちの心の支えになってくれる素晴らしいものです。
特に七田式の隠れた名著:こころを育てる絵本たちに
こどもたちもわたしも救われることが多くありました。

以下、タップして携帯に保存して参考にしてくださいね!


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